新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

前編は面白いが、後編は? 映画「ソロモンの偽証」

2017年08月19日 07時11分31秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 前編は面白いが、後編は? 映画「ソロモンの偽証」


東京自由が丘のセレクトショップ、ブティック自由が丘101の新沼健です。

ブティック自由が丘101とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

録画していた映画「ソロモンの偽証」前後編を鑑賞しました。


前編
クリスマスの朝、雪に覆われた中学校の校庭で柏木卓也という14歳の生徒が転落死してしまう。彼の死によって校内にただならぬ緊張感が漂う中、転落死の現場を目にしたという者からの告発状が放たれたことによってマスコミの報道もヒートアップ。さらに、何者かの手による殺人計画の存在がささやかれ、実際に犠牲者が続出してしまう。事件を食い止めようともせず、生徒たちをも守ろうとしない教師たちを見限り、一人の女子生徒が立ち上がる。彼女は学校内裁判を開廷し、真実を暴き出そうとするが……。(シネマトゥデイ)

後編
被告人大出俊次(清水尋也)の出廷拒否により校内裁判の開廷が危ぶまれる中、神原和彦(板垣瑞生)は大出の出廷に全力を尽くす。同様に藤野涼子(藤野涼子)も浅井松子(富田望生)の死後、沈黙を続ける三宅樹理(石井杏奈)に証人として校内裁判に出廷するよう呼び掛ける。涼子は柏木卓也(望月歩)が亡くなった晩、卓也の自宅に公衆電話から4回の電話があったと知り……。(シネマトゥデイ)

原作は宮部みゆきで、原稿用紙で4700枚に上る大著であるためか、前後編に分かれた構成となっています。

前編の学校内裁判に至るまではなかなか面白く、後編に期待させられます。
黒木華が女性教師を好演しています。
また史上最大規模と言われたオーディションに勝ち残った藤野涼子はさすがに達者な演技と存在感を見せます。

ただ、後編は肩透かしというか少々がっかりでした。
石井杏奈はなかなか好演で、最近のドラマでちょくちょく見かけることになった理由が分かりました。

残念なのが前後編を通して映像が汚いところです。
テーマがテーマなので、演出意図なのでしょうが、最低限の映像美は出して欲しいと思います。

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セレクトショップ ブティック自由が丘101
http://www.jiyugaoka101.com

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