ヴェラ・ドレイク
「秘密と嘘」と並ぶ、マイク・リー監督の傑作だと思う。
登場人物の誰もが1950年のイギリスという時代をそれぞれ背負っているのが
見えてくる。綿密な時代考証と、俳優たちの素晴らしい演技、そして過度に
感傷的にならない監督のスタンスなど、作品に備わる全ての要素が
一級品で、イギリス映画の良さをしみじみと感じさせてくれる一本。
コンスタンティン
こちらは頭をからっぽにして楽しめる。サタンだの天使だの、
キリスト教のオカルトちっくなイメージ全開。CGも全開。
苦悩する様子がなぜか笑いを誘うキアヌ・リーブスといい、
ドクター・イーブルを彷彿とさせるとってもファンキーな悪魔といい、
ホラーの体裁を取ってはいるが、実はコメディーだろこれ。
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