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みんなの党の渡辺代表も脱税献金

2011-03-04 03:40:34 | 様々な話題
みんなの党の渡辺喜美代表が、前原、野田、蓮舫の各大臣に献金やパーティー券の購入をしていた、脱税で有罪判決を受け、執行猶予期間中の人物の会社から、パーティー券の購入を受けていた事が発覚した。

政治資金収支報告書によると、渡辺が代表を務める資金管理団体「温故知新の会」は2009年5月、都内の経営コンサルタント会社から44万円、競馬情報誌会社から46万円のパーティー券の購入を受けていた。
パーティー券を購入した会社の背景に付いて、渡辺の事務所は「把握していなかった」とした上で、「適正に処理しているので問題は無いと考えるが、道義上の問題に付いては必要あれば検討する。」とコメントしている。

前原、野田、蓮舫に続いて、渡辺喜美の名前も出て来た訳なんだが、この競馬の予想屋の男性は、各方面に繋がりが有ると言う曰く付きの人物らしく、まだまだ色々と政治家の献金やらパー券の話が隠れているかも知れないな。
政治とカネの問題で、今後の展開に注目ですな。

渡辺喜美と言えば、あのアッケラカのカー発言の渡辺美智雄の息子で世襲議員なのは、ご存じの方も多いだろうね。
渡辺美智雄は「ミッチー」と呼ばれて人気のある政治家だったのだが、毒舌と言うか、口が悪いと言うか、まぁ、色々と問題発言をしていて、「ミッチー節」と言われ賛否両論だった訳でね。

「日本人は真面目に借金を返すが、アメリカには黒人やヒスパニックなんかがいて、破産しても明日からカネ返さなくて良いアッケラカのカーだ。」と発言して、当時は人種差別だのと、何だかんだ言われ批判された訳だ。
しかし、「サブプライムローン問題」なんかを見てると、言い得て妙と言う話で、よく特徴を掴んでいると思うね。

その他にも「日教組には頭がおかしい先生が沢山居る。」とか「中華人民共和国には穴を掘って住んでいる人が居る。」とかの発言もしている。
「野党は税金をまけろ、橋や道路を作れと言うが、そう言うのに投票するのは、毛針に掛かる様なもの。」と、野党を指示する有権者を批判したのだが、この発言も当時は物議を醸したものだ。

そして「良い事ばかり言う人に投票する有権者は、知能指数に問題がある。」と、発言しているのだが、これなんかは、どこぞの政党のマニフェストに騙されて投票した人達を思い浮かべれば、納得する人も多いのではないかな。
こうしてみると渡辺美智雄は、表現方法や口は悪いかも知れないが、的を射る発言をしているのである。

話が渡辺喜美では無く、親父さんであるミッチーの事ばかりになったが、渡辺美智雄みたいな政治家は少なくなったな。
単に妄言と言うか、暴言と言うか、失言をする政治家は多いんだが、口は悪くとも、人を唸らせる発言をする政治家が少ないね。
そんな親父さんを持つ渡辺喜美なんだが、今のところ自民党を離脱した議員の中では一番美味しい位置に居るね。

自民党を離党して、みんなの党を結成、民主党と自民党の批判票を集めると言う「漁夫の利を得る」ポジションだが、今回のパー券の問題をどう処理するのか、お手並み拝見である。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】