福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

中津藩蔵屋鋪跡・福沢諭吉誕生地

2013-06-01 | ・福島:風景・建築・史跡


「ほたるまち」にある石碑。
ここは江戸時代、豊前中津藩の蔵屋敷跡地です。
そしてこの屋敷の中で、天保5年(1835年)に福澤諭吉が誕生しました。

「wikipedia:福澤諭吉
「慶応義塾:福澤諭吉年譜
「慶応義塾:封建の世に記した先覚者としての第一歩 ~福澤諭吉の幼少期をたどる~

小さい頃に読んだ伝記では
大阪で生まれた福澤家の子ども達は大阪弁で話し
父の故郷、中津(大分県)では浮いていたと書かれていました。
(上記、慶応義塾の記事にもそう書かれている)

お父さんは15年間も大坂勤務、商人と交渉する仕事に付いていて
大坂の学者とも交流を持っていたそうなので
大阪弁を話せたのでしょう。
上方語は当時の標準語(規範とすべき言葉)でしたし、
都会的な大阪弁に憧れていたのかもしれないなぁ。
(本来の大阪弁は柔和で品の良い言葉ですよ。おそらく日本で一番上品だと思う)

阪大病院移転後、しばらくこの土地は空き地になり、塀で囲われていました。
その間、石碑は塀の外側にぽつんと建っていたように思います。
誰も見に来ない寂しい場所でした。
今はほたるまちを訪れた人がよく石碑を眺めています。
「賢こなりますように」と拝んでいるチビッコもいました。
諭吉は現代版天神さんみたいなもんなんですかね。

「福島区:区内碑めぐり 福沢諭吉誕生地
住所:大阪市福島区福島1-1


※「福島区の風景・街並み

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