福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

パティスリー・アンブラッセ工房 堂島プロダクツ「マダムミチコ工房」

2008-02-29 | 福島
07年4月に閉店した堂島の人気レストラン、「アンブラッセ」。
系列の「パティスリー・アンブラッセ」は現在も営業を継続。
そのケーキ工房が福島区内にあります。
『アンブラッセ』という名前に心当たりは無くても、
「堂島プリン」とか「魔法のロール」と言えば
お分かりになる方も多いと思います。
デパ地下などで大人気のようです。
ワタクシも昔、堂島で働いていた時は、こっそり会社を抜け出して
堂島プリンを買いに行ったものです。(←ダメOL)

さて、福島にあります工房にて購入しましたのは、
愛しのプリンちゃんと、こちら↓↓↓



…分かりにくい写真ですみません。

これは「ロールケーキの切り落とし」です。

ロールケーキを作った後、出荷前に成形する時に出る切れ端です。
カステラ屋さんで売ってる「ハシテラ」と似たようなもんです。
一袋で、なんと250円。
ちなみに、ロールケーキは一本1050円、プリンは158円。
工房内では焼き菓子とか、他のケーキも作っておられるみたい。

ケーキを丸ごと一本買うと、食べきれないような気がするので
(いや、食べきる自信はある。我ながら食べきれるのが恐ろしいので)
こっちを買ってみました。
見た目は悪いが、中味は同じなので美味しいです。
袋詰めの時にぎゅうぎゅう押して入れているので
ほぐすのが大変ですが。
大き目のフォークで一枚一枚はがすのが一番キレイに取れました。
お店の説明によると、
この生地の甘さはキャラメルを使用しているからだそうです。
卵もたくさん入っていそうで、とても風味豊か。
同じく「堂島」を代表するロールケーキに、
「堂島ロール」がありますが、どちらも捨てがたい。

ワタクシが訪れたのは、平日の三時頃。
以前、工房前の張り紙に「三時~四時」の間のみ店頭販売と
書いてあったように思います。
福島駅から一生懸命歩いて行くと、すでに数人並んでおられました。
地味な場所だし、製造工場なので、ハデな建物では無いのですが
皆さん、よう知ってはるんですねー。
いかにも「ご近所の方々」って感じの皆さんでした。
そして、結構まとめ買いしはります。

販売員さんは、専任の方ではなく、
工房内の製造工程やら倉庫管理の社員さんたちが手分けして売っておられます。
ちょっと手際が悪いので、行列が長くなってしまうのかも。
でも、それがいかにも「穴場」っぽい感じがします。

工房販売ですが、ロールケーキ(切り落としじゃないやつ)は
ちゃんと箱に入れてくれるので、お土産にしても大丈夫ですよ。

パティスリー・アンブラッセ工房 堂島プロダクツ 『マダムミチコ工房』
住所:大阪市福島区福島5丁目17-32
   (ミネット近くの公園沿いのビル1Fにあります)
電話:06-6341-7077

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2011.02
Dojima Sweets SINCE1990

いつの間にやら、店名(というかブランド名?)を
「堂島スイーツ」に変更。
ホテル・サンガーデンの「レストラン・アンブラッセ」時代を知っている当方としては
「パティスリー・アンブラッセ」の名前で通して欲しかったなぁ。

全国各地で人気の「堂島ロール」にあやかろうとの作戦でしょうか?
それとも
「堂島の洋菓子店としては当店の方が古いのですよ。」
というアピールでしょうか。

私の個人的な考えですが、店名変更は裏目に出ているような気がします。
ネットで見ると、完全に堂島ロールの「偽物」「パクリ」扱い。
堂島プリンを愛する元・堂島OLとしては悲しい限りですが、
ネット上では、そのような誤解が氾濫しております。

ちなみに創業は、
モンシュシュ(堂島ロール)=2003年
堂島スイーツ(魔法のロール)=1990年です。

OLDMAN COFFEE

2008-02-26 | 福島
「オールドマン・コーヒー」。
メリヤス会館一階にある喫茶店。



お店の看板には「American Diner」の文字。
古き良きアメリカを意識したカフェです。
前は「六花」という名前の喫茶店だったような。

この日もいつものごとくランチ利用です。



日替わりランチは「ミンチカツ」。
これにライスとドリンク(コーヒー・紅茶・烏龍茶)が付いて850円也。
手作り感の乏しいミンチカツでした…残念。
周囲を見回すと、日替わりよりも
サンドイッチやハンバーガーを頼む人の方が多い。
しかも、断然そっちの方が美味しそう!
次回は、ハンバーガーにします。
(ポテトも付いてて本当に美味しそうでした♪)

店内インテリアは、
いかにもAmerica!って感じの絵が
ところどころに飾ってありますが
あんまりゴチャゴチャ感はありません。



天井が高く広々とした感じがあるからでしょうか。
古い建物の良さが感じられるスペースです。
窓にはまった鉄格子の感じが中之島の「エル・ポニエンテ」に
似ています。
そして、トイレが可愛い~!
タイルも壁も白で統一されていて、古い小窓が付いています。
ア・テール」のトイレに
似てますが、水圧はこっちの方が優秀。

時々、夜こちらの前を通りますが
温かな電灯の光と白い壁が美しく、素敵です。
座席と座席の間がゆったり空いているので落ち着くし。
静かに読書できそうなお店でした。

「オールドマンコーヒー」
住所:大阪市福島区福島3丁目1-39-103(メリヤス会館1F)
電話:06-6458-8878
煙草:残念ながら、喫煙可(禁煙席なし)。

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2011.05
閉店された様子。
今は「Slow Cafe」という喫茶店(?)になっています。
外から見た限り、店内の素敵な佇まいは健在です。

Trattoria Bar ASIAGO

2008-02-18 | 大開
大開にあるイタリア料理店「アジアーゴ」。

カウンター席と二人がけのテーブル席3つ(たぶん)の小さなお店です。
昭和の喫茶店風のドアを開けると
内部のインテリアはオフホワイトと木目が中心の
シックで穏やかな色調のお店。
ドア上のガラス窓の装飾とか、
カウンター壁面の小さな小窓とかタイルの張り方など
ディテールの一つ一つは可愛いです。
一見して女性好みのお店ですが、
照明が落ち着いているし、静かな雰囲気なので
男性でも気恥ずかしくなく入店できると思う。

ランチメニューは880円、1000円、1600円の3種。
本日は1000円のものを選択。



まずパン(塩味が効いてます)と前菜の盛り合わせ。
サニーレタスのサラダに見えますが、
緑の葉っぱの下にポテトサラダやスパニッシュオムレツなどが
隠れています。



パスタは日替わりの二種から選択。
私が頼んだのは「スモークしたホッケときのこのパスタ」
上に青シソが乗った和風テイスト。
パスタじゃなくて、白ご飯にのせても美味しそうです。
ただ最近、胃腸が弱ってきたワタクシにはちょっと油分が強かった。
もう少し青シソがほしかったなー。
麺はモチモチしてていい感じでした~♪

デザートは、胡桃のジェラート。
甘くて香ばしくて美味しいアイスでした。
食後の飲み物は紅茶にしたのですが、
これならコーヒーの方が合うかなー?
ジェラートも日替わりみたいなので
ドリンクを迷われる時はジェラートの中味を
確認した方が良いと思います。

大開は庶民的なお店が多いイメージですが
こういう可愛らしいお店が増えると女子としては嬉しいです♪
夜メニューもリーズナブルなので、居酒屋感覚で入れそう。
ただし、テーブルが小さいので頼みすぎには要注意です

Trattoria Bar ASIAGO
住所:大阪市福島区大開1-14-18 コージンビル1階
   (野田阪神駅前通と野田阪神本通をつなぐ道沿い。
    本通商店街からなら、こんぴらさん過ぎてすぐの角を右折。
    イタリア国旗が目印です)
電話:06-6463-2777
営業:11:30~15:00 17:30~23:00
休日:日曜日
喫煙:私が行った時は運良く無煙状態でしたが、
   どうも喫煙OKみたいです。残念。

アジアーゴ(野田バル2011.10)