福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

「おはよう日本」(NHK)

2013-10-29 | ■書籍・テレビ・映画等
今朝(10/29)のNHKニュースで
野田阪神のストリートライブが取り上げられていました。

「福島区:大阪初!!公認路上ライブ 「野田阪神野外音楽ステージ」開催

テレビで映っていたステージは阪神電車の野田駅前の広場。
ライブ当日は通行の邪魔にならないように
区役所の人(または委託されている人)が整理をしてくれるようです。
数年前からの取り組みだったと思います。

参加には事前申込みと区役所の審査が必要ですが、
演奏途中で撤去を命じられる心配はありません。
区役所の認定ミュージシャンになると、路上ライブ以外に
区主催のイベントやバルイベント等で演奏する機会ができるようです。
(野田・福島ではバルイベントが盛んです)

区長さんの趣味が音楽演奏だから(就任の挨拶でサックスを演奏してました)、
こういう取り組みが始まったんですかね?

「福島区:「野田阪神野外音楽ステージ」ライブスケジュール
「福島区:福島区役所認定ストリートミュージシャン紹介

こちらはライブのスケジュール。
テレビでは阪神野田駅の駅前広場だけが紹介されていましたが
野田阪神の商業施設であるウイステの1階の広場、
新橋筋商店街の中にもステージがあります。

ウイステや商店街なら屋根があるので雨天もOK。
駅前広場は屋根が無いけど、一番目立つ場所かな。
野田阪神の周辺は美味しいお店がたくさんあるので
音楽を鑑賞した後は、是非お買い物や飲食を楽しんでいただきたいです。

以前、紹介された新聞の記事です。

「大阪日日新聞:野田阪神、素通り厳禁!!!!! 「行政公認」路上ライブ

日本の路上ライブというと、ポップスやロックがほとんどですが
海外に行くとクラシックやジャズ、民族音楽など多彩です。
今後、いろいろなジャンルのミュージシャンが参加してくれたら嬉しいなぁ。

木古里

2013-10-25 | 福島
福島天満宮近くにある和食料理店。
たこ焼き店「福ちん」があった所。
外観、内装ともリニューアルされました。
特に店内は大幅に改装されたので、前の面影はあまりありません。
落ち着いた雰囲気の綺麗なお店です。

このお店のことは、ケーキ店「chau chau」に置かれていたカードで知りました。
カードのデザインがとても可愛らしかったので
今風のナチュラルな雰囲気のカフェかなぁと思っていたのですが
言って見たら和食屋さんだったので、ちょっとびっくり。

こちらのランチはとても人気があるらしく
以前、二度ほど前を通った時は店頭のメニューに売り切れと書かれていました。
9月下旬のとある日、念願かなって(大げさやな)ランチを食べることができました。
(650円のAランチが特に激戦みたいです。800円のBランチも出来るだけ早めが良さそう。)



チキンカツの定食。これに御飯とお味噌汁が付きます。
面白いのはオプションメニューが充実していること。
玉子かけ御飯用の卵や、一人鍋、プチデザートなどがお手軽な値段で追加できます。
私が行った日は暑かったので食べなかったのですが
肌寒くなった頃には、一人鍋の追加がいいんじゃないかな。

木古里
住所:大阪市福島区福島2-8-10
電話:06-6136-3327
休日:日曜、祝日

「ひるブラ」(NHK)その2

2013-10-23 | ■書籍・テレビ・映画等
先日(10/21)に放送された、野田新橋筋商店街の紹介番組を見ました。

「ひるブラ:なにわ“オーダーメード商店街”~大阪市~

野田新橋筋商店街は
野田阪神(阪神野田駅・地下鉄野田阪神駅・JR海老江駅)付近から
JR環状線の線路に向かって伸びる商店街です。
環状線側の出口は、JR野田駅とは少し離れています。
地下鉄玉川駅の出口からは近いですが。

「Facebook:野田新橋筋商店街
「大阪日日新聞:活気あふれる注目の商店街 野田新橋筋商店街」(2011/6/18)

番組中では、今年50周年を迎えるという話をしていました。
アレ?
手元にある『野田+福島』(都市大阪創生研究会)によると
野田恵比須神社の参道として昭和初期から栄えています
と書かれています。
商店街の大川陶器やビッグビーンズの前身、高鍋商店は
戦後すぐ位にこの地で創業しているので
その頃にはすでに商店街はあったのではないかと思うのですが。
「野田新橋筋商店街」という名称になって、50年ということなのかな?

阪神電鉄の野田駅が出来たのが明治38年。
今は廃止されている北大阪線の開業が大正2年、国道線の開業が昭和2年。
大阪市電の駅もありましたし(大正7年、野田線)
今の野田阪神はちょっとしたターミナル駅でした。
近隣に大きな工場があり、とても賑やかな町だったようです。

番組中で取り上げられたお店は下記の通り。

「マルカ果実店」
こちらのオーダーメイドは、店主が独学で習得したスイカのフルーツカービング。

 住所:大阪市福島区吉野2-10-25
 電話:06-6441-5044
 HP:フルーツカービングmaruka(Facebook)

「野田湯浅蒲鉾店」
有名な天ぷら(練り天)屋さん。
形状や味などをお客さんのお好みでオーダー可能。
番組では友近さんの名前にちなんで「友」の漢字の形で
ハバネロ入りの天ぷらを作ってもらっていました。
食材の持ち込みOKとのこと。

 住所:大阪市福島区吉野2-8-24
 電話:06-6441-5213
 HP:

「篠矢茶舗」
お客さんの好みに合わせて茶葉をブレンドくれるというお茶屋さん。
野田・福島はここ意外にもこだわりのお茶屋さんが複数あります。
個性的な珈琲屋さんもあるし、堂島ムジカを取り扱うお店も多い。
美味しいお茶やコーヒーに合う洋菓子・和菓子のお店もたくさんあり
お茶好きには本当に幸せな町です。
そういう町は意外と少ないんですよねぇ…

 住所:大阪市福島区吉野2-7-6
 電話:06-6441-7827
 HP:株式会社篠矢茶舗

「ストレッチ桜ヨガ」

商店街から少し横に入った所、パン屋「Tour de France」近くにあるヨガ教室。
オーダーメイドのレオタードでレッスンを受ける決まりです。

自分の体型にぴったり合せて作ることで、動きやすく
また太ったり痩せたりしたらすぐに分かるというのが利点だそうです。
野田の奥様方はわりと地味な服装の人が多いのですが
番組で紹介されたレオタードはとても華やかなものでした。
別に外で着て歩くわけじゃないし、教室の中だけで着るものだから
皆さん思い切って楽しい模様を選んではるのではないでしょうか。

昨今若い女性の間で流行りのオシャレなヨガスタジオではないです。
中高年の奥様の美容体操教室という感じかな?

 住所:大阪市福島区吉野2-7-3
 電話:06-6443-1656
 HP:

「ひるブラ」(NHK)その1

2013-10-14 | ■書籍・テレビ・映画等
2013年10月21日、NHKのお昼の番組で野田新橋筋商店街が取り上げられます。
全国ネットです!録画予約しました!

「ひるブラ:なにわ“オーダーメード商店街”~大阪市~

“これぞ大阪”という客と店の関係が今も残るのが、
大阪市福島区の野田新橋筋商店街だ。商店1軒1軒が、
客の「こんなもの食べたい」という要望にオーダーメードで応える。

【ゲスト】後藤淳平,【コメンテーター】友近,【司会】井原陽介 ~大阪市から中継~


ゲストがジャルジャル後藤というのが若干不安ではありますが…
なんかお店やお客さんに失礼なことを言いそう。
馴れ馴れしいのと気さくなのは全然違うのですが、
最近の芸人さんはその辺間違っている人が非常に多いので心配。

「オーダーメイド」ってどこのお店のことでしょうね?
ぱっと思いつくのは、天ぷらの「野田湯浅かまぼこ店」とか
ケーキの「恋花亭」かな…
NHKの写真は彫刻を施したスイカ。
フルーツカービングをしている「くだもののマルカ商店」が
取り上げられるようです。



「大阪市パノラマ地図」大正12年

今から90年位前の野田~野田阪神界隈。
その昔、この地には「新橋」という橋がありました。
新橋の上を通る道だから「新橋筋」。
野田恵比須神社への参道として昭和初期から栄えているのが野田新橋筋商店街です。

赤○→新橋。聖天川にかかっています。今は橋も川もありません。
黄○→阪神の野田駅。開業当初(1905年)は路面電車でした。
緑○→今の玉川4交差点付近。当時は市電の停留所があった。
青○→国鉄西成線の野田駅。今のJR環状線野田駅よりもう少し西九条よりにあった。

私は上記地図の赤い○印の所を新橋だと思うのですが
そのお隣にある大きな橋(上に市電が通っている橋)は
何と言う橋なんだろう?

如意山了徳院(福島聖天)(2)

2013-10-11 | ・鷺洲:風景・建築・史跡
前記事:如意山了徳院(福島聖天)(1)

境内の中はそんなに広くありません。
昔はたくさんの参拝客でにぎわったと言いますが、
その頃は広かったのだろうか?



鐘楼。



池には竜の彫刻が。



芭蕉の句碑もあります。
実際に芭蕉が聖天さんを参拝したのかどうかは疑問視されているらしいですが…
松尾芭蕉は「句聖」と呼ばれていますが、数多くの句碑が日本中に建てられています。
(2500基以上あるらしい)
芭蕉は「俳聖」と呼ばれ、弟子や崇拝、神格化され
俳句(蕉風俳諧)は大衆娯楽として広く人気を博しました。
句碑の中には、俳諧愛好者が芭蕉をしのんで建てたものも多い。
「芭蕉がこの地を訪れて句を詠んだ」という証ではなく
「この辺には俳諧を愛好する人たちがたくさんいました」という印でもあるようです。
了徳院の句碑にも
「俳人三津人が建立した」と書かれています。

「杜若語るも旅のひとつ哉」

句に「杜若」が入っているように、昔はカキツバタの名所だったそうです。
江戸時代の錦絵『浪花百景』には「うらえ杜若」というタイトルの絵があり
大阪の観光名所のひとつになっていました。



手前にシュッと伸びた杜若の花、燕が飛んでいるかっこいい絵です。
お寺の池というよりは、周囲の井路川(聖天川)に杜若が咲いていたんですかね?
赤い提灯は茶屋かなぁ。
建物の向こうは田んぼなのかな、のどかな風景です。
杜若だけでなく、藤の名所でもありました。
近くの妙寿寺の蓮も有名だったそうで、
蓮飯の美味しいお店(富竹という料亭)があったらしい。
杜若も蓮も水辺の植物なので、浦江はやはり水郷の街だったのですね。

聖天川は周囲が市街地化・工業化するにつれ水質が悪化し
埋め立てられてしまいました。



帰る前に、手水鉢の写真を撮りました。
すると「え?!」な光景が。



お参りした日は8月、ものすごい暑い日でした。
気持ちは分かる、気持ちは分かるんやで。
しかし、これ、鳩じゃなくて人間だったら
確実に今大流行している「不適切写真」でしょう。

ネットで調べてみたところ、鳩は水浴びが大好きで
お寺の手水鉢に入っている姿は決して珍しいことではないそうです。
参拝前の礼儀として口を漱ぐものらしいですが、
こういう下から水がわき出るタイプの鉢の場合は
ちょっと考えた方が良いかも知れません。
蛇口から流れ出るタイプなら、心配いらないのですが。
(私は手は必ず洗いますが、口は漱いだり漱がなかったりです。
こちらでは漱ぎませんでした。大聖歓喜天様、申し訳ありません)


追記:産経新聞のHPに聖天通商店街ならびに聖天さんこと了徳院の記事が掲載されています。

「msn産経:大正期の大阪都…吸収した名市長が詠んだ街 鷺洲


「如意山了徳院(福島聖天)」
住所:大阪市福島区鷺洲2-14-1
電話:06-6451-7193

※「福島区の風景・街並み