福島ズボラーヌ

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大阪市福島区(並びにその周辺)をうろうろ徘徊。

福島一丁目(1)

2013-04-15 | ・福島:風景・建築・史跡
「大大阪パノラマ地圖」(大正12年)に書かれた福島一丁目界隈。



画面右にある「大学病院」は「阪大病院(大阪大学医学部附属病院)」。
wikipediaによると、堂島浜通に移転したのは大正13年。
その後、1993年に現在地(吹田市)に移転。
跡地は「ほたるまち」になっています。
大学病院の左に流れているのは、蜆川。別名を曽根崎川、梅田川、福島川とも。

江戸時代は近郊農村だった福島区。
明治42年の「キタの大火」(天満焼け)で大きな被害をこうむりましたが
わずか15年ほどで、これだけ建物がびっしり建てこんでいます。
福島駅あたりは「古き佳き下町」と呼ばれますが
「下町」としての歴史が始まったのは、
大火の復興後のこの時期からではないかと思います。

現在は二号線沿いなどにビルが並んでいますが、そこから少し入ると
古い建物が点在する下町風情漂うエリアです。



コインパーキングになる前は何か建っていたんだろうけど
思い出せない…
長屋だったような気がするけど。







福島は市内中心部からも近いし、交通の便も良い。
(昔は国鉄以外にも市電が走っていました)
また近隣には大きな工場があったので
長屋には会社や工場にお勤めのサラリーマン家庭が
住んでいたのではないかと思います。





こんなところに空き地が。
私が子どもなら、ここで絶対遊ぶやろなぁ。





路地(ろおじ)をうろうろ歩くのが楽しい場所です。
ただカメラ片手に歩いていると、変な人と間違われないかちょっと心配。
そういうわけで、できるだけコギレイな格好で出かけるよう
気を付けています。

※「福島区の風景・街並み

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