8月27日に投票が行われた大統領選挙、二人の候補が選挙結果を巡り対峙。首都リーブルビルをはじめ、騒乱と混乱がしばし継続し、9月10日、係争は憲法裁判所に持ち込まれた。そしてその期限となる23日、裁定が待たれていた。
そしてその結果が24日未明、憲法裁判所から発表された。長い口上のあと、マリ・マドレーヌ・ムボランツォ裁判長は結果を口にした。
「アリ・ボンゴ候補50,66%、ジャン・ピン候補、47 . . . 本文を読む
9月22日のマリ建国記念日にちなんで、マリ情勢についてお話ししている。昨日のブログ記事では、マリの秩序回復と和平に向けた歩みについて振り返っている。
祝・マリ共和国建国記念日2016
第一話 独立秘話?!
第二話 三年目の本気
では前回の続きを。2014年5月のキダル事件。以降、膠着状態に陥った和平交渉は、アルジェリアの仲裁、いわゆる「アルジェ・プロセス」に移して行われることとなった。時折 . . . 本文を読む