呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

大七 純米生もと2017 リベンジ

2017-10-22 | お酒
前回の北洋はアンテナショップにて購入しました。
その道すがら他県のアンテナショップも覗いたのですが
あれこれ手を出したくなるお酒が多くて困りました。

それでも我慢をして帰宅を急いだのですが、某有名店にて
オーラを放つ一本がこちらを見てました。





という訳で大七リベンジです。
大七は福島県の大七酒造さんのお酒です。
http://www.daishichi.com/

2016年の3月に福島の大七に挑戦しましたが、結構味がキツく個人的には
イマイチという判定でした。

もしかすると管理状況があまり良くなかったのでは?
などと思ったんですね。
今回は生詰めなので違うかもしれないという期待もこめてのリベンジです。

開封。
ほぼ無臭。
遠くの方にアルコール臭があるかなという程度。

では戴きます。
薫りが濃いっ。方向性は前の大七と一緒ですね。
ただ前は鼻に抜けるアルコール感が強かったのですが今回はそれが薄め。
醇酒という分類に入るもののようです。
これが生もとのお酒なんですかね?

東京の丸眞正宗は草っぽいという表現をしましたが、ここのお酒は木のようです。
傾向でいうと前回の北洋に近いですね。
ただ向こうほどアルコール濃度は強くないので多少弱めです。
それでもフルーティーな廣戸川や風が吹くに比べるとハードパンチャーですね。

口当たりが華やかで、後に苦味がズズズと残るお酒がいくつかありましたが、
このお酒は口当たりこそ強烈なものの後味は旨みの余韻を引き摺り心地よいです。


さて二日目。
相変わらず器からの薫りは薄いです。

お。口に含んだ時の木のような薫りが大分減りました。
逆に酸味が強くなっています。
二日目に酸味が増えるのは良くある事ですが、今回は好転してる感じ。
アクセントが増えていい塩梅です。
旨みの余韻は変わらずありますので二日目の方が好きですね。

初日の段階ではパンチが強いので合う食材は無いのでは?と思っておりました。
が、二日目の豹変具合にびっくり。
期待はせずにカニカマという微妙なつまみを当ててみましたが案外すんなり合ったり。
この変わり具合は面白いな~。


そういえばこのお酒



こんなラベルが貼られておりました。
何となく職人が丹精こめて手作りしました!という感が出ますよね。
自分もこれに惹かれましたし。
ただぶっちゃけるとただのシールなんですよね~。
こういうのを見ると演出というか装飾って結構重要だなと思います。
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