ざわついてみる

詩2380「誇りと責任」

複雑な世になったもんだ。
憂鬱を全部放棄して。
動物のように生きて死ねたら。
文明も宗教も救いも希望も絶望も。
いらないけれどそこにある。
環境が仕方のない自然なら。
その中で生き。
衰えてのたれ死ぬさ。
それを引き受けるくらいの。
誇りは持ち合わせているのさ。

板に油絵 途中

青井未帆氏：日本は何のために安保政策を変更するのか[マル激！メールマガジン 2015年5月20日号]

マル激トーク・オン・ディマンド 第736回（2015年5月16日）
日本は何のために安保政策を変更するのか
ゲスト：青井未帆氏（学習院大学法科大学院教授）

日本では市民としてのレベルが結局上がらないままだったとか、我々はばかになっているのかとか、耳の痛い言葉も多いが、実際そうだと思う。自分にも責任の一端はあるのだ。
秘密保護法以上に危険な法案が成立しようとしている。ある線を大股で越えようとしているのに、それに気づかない、もしくは気づかせようとしないメディアが多すぎるのではないか。まさか本当に安倍内閣の発する言葉を信じているわけではあるまいに。
地方公共団体が歯止めの鍵になる、というのは一片の希望だが、そんな凛とした地方がはたして沖縄以外にあるのか疑わしい。そしてもちろん僕もこの事態の一員である。正直に言うと、考えれば憂鬱になるからあまり考えたくないのだ。この国はそんな人たちで構成されているのか？言う機会があれば、言う。