いつもお世話になっているピアノの先生から調律依頼をいただきました。
昔の教え子さんで、今はニューヨークで作曲家、編曲家、キーボーディストとして活躍している平野雅之(BIGYUKI)さんという方で、津市の実家のアップライトピアノの調律をということでお伺いしました。ちょうど今日本に帰ってきているので調律を依頼したとのことでした。
お伺いする前にネットで調べてみたら、なんと大変な活躍をされてみえるプレー . . . 本文を読む
今日の仕事。
リハーサルを聴きながら、自分の調律の音をチェック。
確かにそこには自分が作った音の美がある。感じる。ピアニストの奏でる美しい音楽を聴いていて感じる。自分の音がそこにある、と感じる。
ピアニストの演奏は素晴らしく綺麗でした。
でも、調律師はどこまで存在していいのだろうか。あるいは、これも独りよがり?
なんか、自分のした仕事に迷う時があります。でも最後に自分を支えてくれるのは自分の感覚 . . . 本文を読む
3月23日、いつも調律をご依頼頂いている長島あかねさんが主催出演するコンサートに行ってきました。
朝から調律をさせていただき、午後2時からの本番も最後まで聴かせていただきました。
彼女はピアニストでありまた素晴らしい歌い手さんでもあります。それについてはまた別枠で書きたいほどの、歌(合唱)でも活躍されてる方です。
少しだけ書きますと、彼女はヴォーカルアンサンブル《EST》のヴォイストレーナーであり . . . 本文を読む
そのスクェアピアノによるコンサートと時間を前後して、やはり県芸芸術資料館所蔵の、およそ100年前の蓄音機による78回転SPレコードの鑑賞会があり、僕も調律の空き時間を利用して聴かせてもらいました。
この日はシューベルトの魔王と、オー・ソレ・ミオ、2曲の歌曲でした。
蓄音機はもちろん電気なんか使わず、横に着いているハンドルを手でぐるぐる回してネジを巻き、レコード盤に刻まれた音の振動をピックアップで拾 . . . 本文を読む
ユジャ・ワンについて、もうちょっと書いてみたいと思います。
あの超刺激的なコンサートの興奮がなかなか冷めやらず、その後もYouTubeなどで彼女の演奏をいろいろ聴いてみました。
今回は弾きませんでしたが、YouTubeで見るユジャ・ワンの演奏で、シフラ編のトリッチ・トラッチ・ポルカの超絶技巧なんかときたら、その腕の動きのスピードというのは、今までの自分の常識を完全に越えています。
今まで、ピアノと . . . 本文を読む
6日、名古屋の電気文化会館でおこなわれた「ユジャ・ワン ピアノリサイタル」に行ってきました。
彼女はまだ若干23歳の見た目はちょっと華奢なかわいい中国人のお嬢さん。
そんな彼女を見たさもあって(^ ^;)、前から3番目のちょうど中央あたりのチケットを確保しました。
オジサンですね。(^ ^;)
さて、ステージに出てきた彼女、紫の超ミニのドレスにハイヒールの黒ブーツという出で立ちにまずびっくりしま . . . 本文を読む
昨日25日、三重県文化会館大ホールでお昼の時間におこなわれた「ワンコインコンサート」を聴いてきました。
このコンサートは、三重県と(財)三重県文化振興事業団それにレディオキューブFM三重が主催する、「『1時間』で『500円』、『短めの曲』で『楽しいトークを交えながら』気軽にお楽しみいただけるカジュアルコンサートシリーズ」ということで、今回で18回目だそうです。
今回は、クラリネットの澤村康恵さん . . . 本文を読む
先日、津市のリージョンプラザお城ホールでおこなわれた「みえ新音楽家協会中勢支部 秋のコンサート」の調律に行きました。
コンサートは、三重県で活躍する音楽家たちの、ピアノ伴奏による声楽、フルート独奏、合唱、それにピアノ独奏や連弾などでした。
その日のピアノはスタインウェイD型フルコン。状態もよく、スタインウェイらしい、落ち着いた美しい音が出ています。
朝のうちに調律をすませ、午後からのリハーサルの . . . 本文を読む
昨日(19日)付け日経新聞夕刊の「あすへの話題」に作曲家の林光氏の文章が載っていました。
「雪は踊っていた」という題で、今年5月に八ヶ岳高原音楽堂で、谷川俊太郎氏の詩の朗読と林氏のピアノ演奏を織りまぜたコンサートの話が書かれていました。
故・武満徹氏の娘武満真樹氏の企画構成による、こどものためのピアノ曲特集で、ドビュッシー、バルトーク、プーランク、武満、それに林氏自身の、こどもたちに贈った短い曲を . . . 本文を読む
先週の土曜日(30日)すてきなコンサートに行ってきました。
『内田公仁子ソプラノリサイタル モノオペラ「人の声」』(演出宇田川貞夫、ピアノ満田有香)というものです。
場所は名古屋市千種区にある千種文化小劇場。
会場は250席ほどの小ホールで中央に六角形の昇降できる舞台があり、それをぐるりと観客席が取り囲んでいます。
僕のホームページでも紹介してますが、そこで以前日本ピアノ調律師協会主催のミニコンサ . . . 本文を読む