持ち物がピンク色になるのはセレッソのせいです。'2018

主にセレッソや海外の日本人選手所属チームの試合観戦記です。

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個人のデータから振り返る2017シーズン前半戦のセレッソ

2017-07-05 16:40:17 | セレッソ
みなさまご無沙汰しています。

トラッキングデータが本格導入されたのは2015年でしたから、セレッソとしては今シーズンが初なんですよね。
(個人的にはこの数字を早く使ってみたかった!)

そして、2017年シーズン。
前半の17節が終了し、エルゴラの個人評価も入手できましたので、早速集計をかけてみました。

それでは、前置きはこれくらいで。

~ 2017リーグ戦 選手実績(前半戦) ~

【出場機会】
・全試合メンバー登録
松田
田中
柿谷
杉本
山口
丸橋
ヨニッチ

・全試合スタメン&フル出場
山口
ヨニッチ

・全試合スタメン
柿谷
杉本
丸橋
 
【得点・アシスト】
・得点数
杉本・山村        :7
ヨニッチ・清武:4
柿谷                :3
ソウザ・山下 :2
他1点4名

・アシスト数
ソウザ                :5
柿谷                :4
水沼・丸橋        : 3
杉本・山村・清武・関口:2
他1アシスト3名

【カード】
・イエローカード
ソウザ:4
杉本 :2
他1枚5名

【トラッキングデータ】
・プレイタイム(全試合時間の50%以上)
山口           :1530    100%
ヨニッチ    :1530    100%
丸橋           :1508    99%
柿谷           :1487    97%
杉本     :1469    96%
ソウザ    :1413    92%
松田    :1370    90%
山村     :1307    85%
山下     :1272    83%
キム     :1260    82%
清武     :760    50%


・総走行距離
 (100km以上)
山口         :198.127
杉本         :177.491
ソウザ     :176.366
丸橋        :176.033
山村        :170.842
ヨニッチ    :168.725
柿谷    :167.037
松田    :163.961
山下     :147.247
清武    :100.433

・90分あたりの走行距離
 (プレイタイム50%以上の選手)
清武    :11.893
山村    :11.764
山口    :11.655
ソウザ     :11.234
杉本     :10.874
松田     :10.771
丸橋    :10.506
山下    :10.418
柿谷    :10.110
ヨニッチ    :9.925
キム    :3.956

・総スプリント回数
 (100回以上)
柿谷            :358
丸橋            :336
山村            :320
杉本            :317
山口            :288
松田            :278
ソウザ        :248
ヨニッチ    :144
関口            :124
清武            :113
水沼            :110

・90分あたりのスプリント回数
(プレイタイム50%以上の選手)
山村            :22.0
柿谷            :21.7
丸橋            :20.1
杉本            :19.4
松田            :18.3
山口            :16.9
ソウザ         :15.8
清武            :13.4
ヨニッチ    :8.5
山下            :7.0
キム            :0.3

【エルゴラ平均個人評価】
 (後ろの数字は評価試合数)
水沼            :6.25    6    
澤上            :6.25    2    
山村            :6.25    16    
ソウザ         :6.22    16    
ユン監督    :6.15    17    
清武    :6.14    11    
木本            :6.13    4    
ヨニッチ    :6.12    17    
キム            :6.07    14    
山口            :6.06    17    
茂庭            :6.00    1    
田中            :6.00    2    
杉本            :5.97    17    
柿谷            :5.94    17    
関口            :5.94    8    
松田            :5.91    16    
山下            :5.89    14    
丸橋            :5.88    17    
丹野            :5.83    3    
丸岡            :5.67    3    
清原            :5.00    1    


既にお気づきだと思いますが、総じていえるのは「山村選手の数字が凄い」ってことですね。

さて、今夜のACL組の試合が終われば、全チームが17試合消化したことになりますよね。
明日以降で、チーム成績編を投稿予定です。
お楽しみに〜笑

早いものでもう一年。J2プレイオフ2016が始まった。

2016-11-22 00:09:43 | セレッソ
財布に入れてずっとお守りのように持っていた、このチケットの半券。



今見ても悔しさが蘇ります。

さて。2016年のレギュラーシーズンが終わりました。
セレッソの最終結果は、23勝9分け10敗。勝ち点78というものでした。
プレイオフに向けて、色々思うところを書き殴りたいと思います。
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まず、蒸し返すようで恐縮ですが、今年の春のサポコンでの私と監督のやり取りをプレイバック。

私:「メディアの方も多く来られていますので公約として宣言してほしいのですが、全試合を勝った場合の勝ち点は126ですが、今期勝ち点いくつを目標にされますか?」

熊:「勝ち点2に試合数をかけた数字。“84”がJ1昇格ラインと思っていますので、それを目標に。」

私:「それでは優勝はできないと思います!優勝するには勝ち点90が必要です。」

熊:「では90を目指します。」(会場から拍手)
エビデンスはこちら


実際にJ2優勝、自動昇格はどのような結果だったのかというと、混戦の上位3チームがしのぎを削り合い、札幌が85、清水・松本が84。
札幌は終盤苦しみつつぎりぎりJ2優勝、3位松本は得失点差でプレイオフにまわらざるを得ないという結果となりました。

当初の大熊監督の見込みを達成していたとしても、もしかしたら自動昇格は難しかったかもしれませんし、無論、優勝は厳しかったと思えます。
(ほらね、やっぱり90は欲しかったでしょ?笑)

また、上位3チームには特徴的なデータがあります。※カッコ内は1試合平均の得点・失点

札幌:チーム総得点順位 2位(1.55)、総失点順位 2位(0.79)
清水:チーム総得点順位 1位(2.02)、総失点順位 3位(0.88)
松本:チーム総得点順位 3位(1.48)、総失点順位 1位(0.76)

強いチームが得点が多く、失点が少ないチームであると考えると、この上位3チームは極めてバランスよく両方の要素を持ち合わせていたといえます。

われらセレッソはというと・・・
大阪:チーム総得点順位 3位(1.48)、総失点順位 9位(1.10)
体感的にわかっていることではありますが、今年はとにかく失点が多かった。ということに尽きますかね。

ちなみに去年は、1試合平均の得点は1.36(4位)、失点は0.95(7位)というデータでしたからサポーターの誰もがいうように、ディフェンス力の強化はマストであるといえます。

もちろん、ディフェンス力の強化=ディフェンダーの補強ではありません。
後者は、必要に応じて来シーズンに向けて考えてもらうとして、とにかく目先のプレイオフをどうするかという話です。

今年は通年的にソウザをボランチに置く試合が多かったと思います。
彼のボランチからの飛び出しは攻撃力としては有効ですが、飛び出した後のボランチ+センターバックでは、中央が手薄になりがちで、特にボランチの両サイドが自由に使われてしまうというリスクがありました。
そこで、今シーズン途中からCBを3枚置く3バックを多用したわけですが、今度は両サイドに広げられて3人のCBの距離が開いたところを突かれるというケースも多くみられました。

過密日程で連携が熟成しきれないところも多々あり、この失点の多さに繋がったといえるかと思います。
プレイオフは1点取られることが命とりですから、なんとかこの状況を改善しなければなりません。

ある程度ソウザに自由に動くのを許すのであれば、4-3-2-1みたいなフォーメーションがいいのかもしれません。

___ジ___
陸_山_康_丸
__蛍_村__
___ソ___
__清_曜__
___健___
 
とか。


さて、最後にプレイオフの組み合わせについても触れたいと。
1stラウンドの組み合わせは、
H松本vsA岡山
H大阪vsA京都
という組み合わせになりました。

それぞれの対戦成績ですが、ホーム側から見てどちらも1分1敗。
実は、松本は岡山に、セレッソは京都に勝てていません。

松本は岡山に対して、H1-1、A1-2
セレッソは京都に対して、H0-2、A3-3

ちなみに、もし決勝が松本vsセレッソとなった場合を考えてみると、対戦成績は松本から見て、ホームは0-1の負け、アウェーは1-0の勝ち。
決勝はアルウィンなのでリフレインしてほしいですね。

さらにちなみに、もし決勝がセレッソvs岡山となった場合を考えてみると、対戦成績はセレッソから見て、ホームは2-1勝ち、アウェーは1-1の引き分け。
うん。勝ちあがる要素はある!笑

これら松本戦、岡山戦、そして1stラウンドの相手の京都戦についてですが、今期は全試合の一言コメントを手元に残しているので、それを呼び水に思い出していただければ幸いです。


・04/29(祝)ホーム京都戦(キンチョウ)0-2負け
「チャンスの芽がなくセットプレーから2失点。いいとこなし。」

・05/03(祝)アウェー松本戦 1-0勝ち
「風が強い初アルウィン。左サイドの健勇からセンタリング。リカがヘッドで折り返し曜一朗のボレー」

・05/28(土)ホーム岡山戦(ヤンマー)2-1勝ち
「ミスから先制されるも、清原の移籍初ゴール、山村のヘッドで逆転勝利」

・07/31(日)アウェー京都戦 3-3引き分け
「後半立て続けに3失点。セットプレーから山下のヘッド、健勇のミドル、健勇のヘッドでぎりぎり追いつく。」

・08/14(日)ホーム松本戦(キンチョウ)0-1負け
「ミドル一発で被先制。崩しきれず機能しきれず交代も効果出ず敗北。」

・10/16(日)アウェー岡山戦 1-1引き分け
「セットプレーのこぼれ球から清原が視野の広いソウザへのパス。ソウザが冷静に叩き込み先制。
 岡山のショートカウンターをくらいあっさり同点になってそのまま引き分け。」


だらだらと取り留めもなく長くなり、大変失礼いたしました。

それにしても、またこの仕事に身が入らないプレイオフの2週間が始まったと実感しています。。。

今年こそは嬉し涙を流したいなぁ…。


















残り10節展望

2016-09-20 12:39:21 | セレッソ
雨の北九州戦。
「故障明け」とは未だ言いにくいエースが気持ちで決めてくれました。

とにかく勝って帰ってきてくれてホッとしています。
しかし最後の10節。すでに去年の12/5(プレーオフ前日)のようなソワソワ感です。

とにかく、プレーオフはもういらん!
自動昇格(エースは優勝って言うてたけど)を狙うのみ!

ところが‥もう上との直接対決はありません。
うちが勝ち点30積み上げても、松本が同じように30積み上げる事だってありえます。
となると、開き直って「他力本願だけど残り10節の対戦相手ってどうよ?」ってことが素直に気になるわけです。
そこで、32節終了時点での上位チームの残り対戦相手を拾いあげてみたのが下の図です。



ホームが水色セル、アウェーが白色セル
太字が上位同士の対戦、赤字が残留争い中の5チームと対戦する試合です。

客観的にみて、言えることは、
優勝は札幌がかなり有利ということでしょうか。
上位との対戦は次節の町田以外ありませんし、残留争い中のチームに負けたとしても、勝ち点バッファ9はとてつもなく大きい数字です。
それにしてもここへきて直接対決がないのはずるいくらいの組み合わせですね。

一方、全く気が抜けないのは清水。
次節からのアウェー松本、アウェーセレッソ、ホーム町田の三連戦を含め、最終節以外は全て昇格争いor残留争いをしている対戦チームとになってます。

そして、現実的に一番気になる松本とセレッソの星勘定。
先ずは36節までの4試合の中で重複している清水戦、岡山戦を獲れるかが鍵のような気がします。
幸いセレッソは松本の清水戦の翌週に清水戦、松本の岡山戦の翌週に岡山戦。
スカウティングをしっかりして、
「松本が勝てなかったとしても、うちは勝つ!」
ということを実践するほかないと思います。

最後に残り10試合の昇格争い、PO争いのカギを握るチームはどこ?
と考えた時、真っ先に浮かぶのは北九州です。
来年3月に完成する新スタジアムをJ3で使い始めたくはないでしょうし、
もしかすると、33節京都、34節札幌、37節清水あたりで上位喰いしちゃう事も考えられます。

醍醐味ではあるんですが‥胃がキリキリする日が始まりそうです‥。




勝手に今のセレッソをコンサルティングしてみました。

2016-08-08 13:00:59 | セレッソ
こんにちは、ご無沙汰しています。

実は私、仕事としてコンサルティングを生業としておりますので、今回は、頼まれてもいないのに勝手に昨日の試合とそのあとのいわゆる残業をコンサルティングしてみたいと思います。
あの残業の場では自分の中でも整理がついておりませんでしたので、後出しじゃんけんとなったことはご容赦いただければ。

さて、順序は逆になりますが、まず昨日の残業について。

あの場における最大の失敗は、

何が決まればハッピーなのですか?

という問いに対する答えをサポーター(コールリーダー含む)も、宮本さんも誰も持っていないかったということです。

まず、サポーター(及びコールリーダー)に関する仮説と考察。

仮説①
サポーターは、「大熊さんを辞めさせます。小菊さんorモリシを3試合代行として使ってみます」と言われたらハッピーに成れたのでしょうか?

きっと違うんじゃないかなと思うのです。
なぜなら、監督を変えて結果が伴う保証はどこにもありませんし、「ポーカーでは勝てないからバカラをやります」と言わせるようなもんですよね?
勝負は水物。42勝0敗のチームは生まれないし、0勝42敗のチームも生まれない。勝ったり負けたり引き分けたりを繰り返す中で、
いかに対策を練って周到な準備を実直にやって、勝つ確率を上げるかということがもっとも昇格への近道であることは誰もがわかってます。
それができていない監督なら変えたらいいでしょう。でも、勝てないから監督経験がほとんどない代行を立てただけで、
残り15勝0敗勝ち点45を積み上げて、勝ち点93、「わーい自動昇格だ!」となる保証は本当にありません。
ということは、この仮説は間違っているということになります。
監督を変えることは、どのチームでもどの場面でもギャンブルなんですよね。やっぱり。

仮説②
サポーターは「大熊監督自身の口から謝罪や反省点が聞けた」という状況が得られたらハッピーに成れたのでしょうか?

これも違いますよね。
仮に大熊さんが出てきて、会見で言っていることと全く同じように、
「沢山のサポーターが来てくれたのに勝てなくて申し訳ない。しかし下を向いている時間はない。直ぐに次の試合がやってくるので、しっかりコンディションを上げて準備して試合に臨みます。」と言ったら、どういう態度を示したのでしょうか。
数百人のサポが一人ひとり、監督に戦術的なアドバイスや選手交代のコツでもアドバイスする気だったのでしょうか?
それか、ただ罵声を浴びせることでもしないと気が済まないというストレスの発散の場が得られたら、ハッピーに成れたのでしょうか。
これも、チームが強くなる、今後いい試合を見せてくれることに繋がる保証はどこにもないと思うのです。
たぶん、これもハッピーになるための仮説としては間違っていると思います。
なお、もし戦術にたけたサッカー眼をお持ちのサポがあの中にいたとしたらごめんなさい。
どうぞ、今日明日舞洲に駆けつけて、大熊監督に直にお話したり戦術アドバイスメモをお渡しください。

さて、この2つの仮説が誤りである以上、サポーター視点でみたあの残業の目的は、
「他の負けが混んでいるチームのサポは居残りやバスを取り囲むことをして、怒りを意思表明する。それによってクラブに対して危機感を煽った。それを真似してみよう!」という既成事実を作ることだけだったように感じます。
その既成事実の当事者となった宮本さんをはじめ、クラブ側が何を汲み取るかは、ある意味クラブ任せなんですよね。
ただ、「思いは伝わった。クラブにもちゃんと伝える」という言質をとったに過ぎず、具体的な何かをコミットさせるには至っていません。

次に、宮本さんはあの場で何が決まればハッピーだったのでしょうか。

仮説③
宮本さんは「お前の顔に免じて許す。文句言ってごめんな!」という言葉がサポーターから聞けたらハッピーだったのでしょうか?
この仮説は立てるだけ無意味。
なぜなら、その程度の憤懣なら出ていくこともなく、オフィシャルにコメントを出せば済む話。

仮説④
宮本さんは「もっと監督に○○って言ってくれよ」というようなアドバイスが得られたらハッピーだったのでしょうか?
これもプロとして違うと思います。気づきに近いことは得られたとしても、それをするならもっと公明正大にアンケートでもとったほうがよく、
なにもあの場に罵詈雑言を浴びに来る必要は全くありませんでした。

仮説⑤
宮本さんは、「お前の説明に納得した。これからも頼むよ!」とサポーターから言われたらハッピーだったのでしょうか?
ふむ。これがもっとも宮本さんの立場なら合点がいく仮説かと思います。

しかし、昨日の宮本さんは、あの場で、「監督交代はしない」「丁寧に準備をして試合に臨んでいる」「今後もやり続ける」「信じてほしい」
という主旨の発言をされました。この発言は、もっとも妥当っぽい仮説⑤の「お前の説明に納得する」という点にフィットしませんよね。
もし、昨日の残業が前のホーム町田戦の後だったとしても、きっと同じ主旨の発言でしたでしょうし、具体的になにか改善して前に進んでいるという実感が伝わらない以上、「お前の説明に納得した」に行きつかないと思われるのです。

以上の仮説とその考察から、双方がハッピーとならなかった要因は、昨日のあの場では、「具体的な改善効果がありそうな対策の見える化」が
得られなかったことにあると結論付けます。

では、そのような対策とはいったいどんなことなんでしょう?
よくあるケースは、数値目標と変化と約束です。
もし、ここ数試合続く試合運びに特にやきもきしているサポーターに、一定の納得させる具体的対策として、こんなのはいかがでしょう。

「9月17日(土)までの、全ての練習を冒頭15分を除き非公開とし、ファンサービスも行いません。9月のファン感イベントは白紙とし、その時間を練習に充てます。
この徹底したストイックさをもった練習を行うという対策で、次節山口戦から32節北九州戦までの5節を3勝2分け以上(勝ち点11以上)の結果を目標とします。
そして、この積み上げをベースに、最後の10試合スパートをかけます。」

舞洲やファン感でサインをもらったり選手に声をかけたいと思っているサポーターには我慢が必要ですが、そもそも来年もJ2だと愛する選手がいなくなることだってあり得ますから。
それに、そうでもして勝ちたいんだという意志がクラブからも強く現れる対策だと思うのです。

これは一例ですが、「あ、クラブも真剣に危機感を持って臨んでるんだ!」ということがもっと伝わる策を打つべきだと思います。いかがでしょうか。

だいぶ長くなっていますので、最後に昨日の試合について。
中盤の3人(ソウザ・蛍・山村)が巧みにポジションを変えながら、ダブルボランチの形を取ったりアンカーの形を取ったりする、
変則4-3-3(変則4-2-3-1)。個人的に前半の試合運びは全く嫌いではありません。
成熟したら一番いい形かもと感じました。
しかし、後半、2-0になって以後、やっぱり交代もピッチの中の意思疎通も含め、勝っているゲームのコントロールが甘い。
相手の交代(カズ投入)でバタバタする、1点取られた後は持ち直せない。追いつかれてから慌てる。
慌てているところを試合後半に逆転される。立ち直り不可能。

たられば大歓迎なら、前半のまま後半も追われ「たら」ということだけです。
もし、メンタル面や共有イメージのことだけを考えるのなら、シーズン序盤にそれはそれでやきもきしたウノ・ゼロの試合をもう一度見返すのが良いでしょう。「なんであの時は勝ち切れたんだっけ?」というヒントがちりばめられているかもしれません。
また、ツイッターにもたくさんあがっていましたが、カズの交代やカズのゴールのシーンで拍手が起きるのはやっぱり変。
横浜サポには悪いけど、レジェンドであっても、もはやベテランではなくロートルと呼ばれてもおかしくない選手。
リスペクトはTPOに合わせて使い分けないと。
サポーターも大反省の1日だったと思います。

長文・駄文失礼いたしました。



6分の1シーズン終了で思う事。

2016-04-11 12:39:22 | セレッソ
まずは清水遠征、J3ダービーの幸せな週末を過ごした皆様、お疲れ様でした(*^_^*)

桜も見頃(cf.造幣局の通り抜けは14日木曜まで)、セレッソも負けなしで勝ちが続いてるってことにとにかく浸りたい気分ですよね。

さて話は変わります。早いものでもう開幕から7節が過ぎ、シーズンも1/6が終わりました。
まだ序盤ではあるんですが、きちんと振り返りたいと思います。
「負けてないし何を振り返ることあるん?」とお思いでしょうが、正確には、「これからの7節に向けた大事なことは何か?」を見極めるってことでしょうか、そういうお話です。

比較するのは去年の7節終了時点です。


そしてこちらが今年。



去年に比べると、
・勝ち点は+7
・勝利数は+3
・得点は-2
・失点は-6
一目瞭然の好材料は、「勝ち切っている」「失点数が少ないって事ですよね。

もう1つ。
実は画像にはありませんが、
イエローカードの数が11→8と減っています。
その内訳をみると、
去年が、「タカ2、ソメ1、マル2、蛍1、パブロ2、カカウ2、玉田1」
今年は、「陸1、ソウザ1、ブルーノ1、リカ1、ジンヒョン1、健勇3」
遅延行為を除くとあと何枚か減りますし、何より後ろの選手にイエローもらうほどのファールが少ないと考えると、前からの守備が効いているのでは?と感じるところです。

さらに、去年の7節終了時点で7試合全試合にフルタイム出場していたのはヤマ、マル、ソメの3人だけだったのですが、今年はジンヒョン、ヤマ、リク、マル、ヨウイチロウの5人となり、ソウザや山村もほぼフルタイムが期待できるパフォーマンスになってきました。
シーズン中盤には控えの選手と入れ替わる事もあるでしょうが、序盤で選手が計算して使えている点も凄く前向きな材料だと思います。

いい事ずくめな気もしますが、一点だけ要注意を。
昨年トップで昇格した大宮は、昨日負けた清水と同じ3勝3分2敗の9位にいましたし、POで昇格した福岡は10位でした。
去年の7節時点で5勝2分負けなし得失点差+8だった千葉は、結局9位でシーズンを終えました。



順位変遷で見ると、千葉はこの7節を境になだらかな下降線を辿り、大宮は14節あたりで混戦から抜け出し上位に定着し、以後ずっと首位から落ちませんでした。

こういう事が当たり前に起こる長丁場J2シーズン。
決してこれまでのいい結果に甘える事なく、1試合1試合勝ちきる事が求められそうです。



あ。サポコンで「勝ち点80じゃ優勝できへん、90は必要」と監督にふっかけた私が、ここまで90×7/42=15ptを4pt上回る勝ち点19で進んでいる事にニヤけてないわけないという事も申し添えておきます(*^_^*)念のため。