持ち物がピンク色になるのはセレッソのせいです。'2018

主にセレッソや海外の日本人選手所属チームの試合観戦記です。

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早いものでもう一年。J2プレイオフ2016が始まった。

2016-11-22 00:09:43 | セレッソ
財布に入れてずっとお守りのように持っていた、このチケットの半券。



今見ても悔しさが蘇ります。

さて。2016年のレギュラーシーズンが終わりました。
セレッソの最終結果は、23勝9分け10敗。勝ち点78というものでした。
プレイオフに向けて、色々思うところを書き殴りたいと思います。
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まず、蒸し返すようで恐縮ですが、今年の春のサポコンでの私と監督のやり取りをプレイバック。

私:「メディアの方も多く来られていますので公約として宣言してほしいのですが、全試合を勝った場合の勝ち点は126ですが、今期勝ち点いくつを目標にされますか?」

熊:「勝ち点2に試合数をかけた数字。“84”がJ1昇格ラインと思っていますので、それを目標に。」

私:「それでは優勝はできないと思います!優勝するには勝ち点90が必要です。」

熊:「では90を目指します。」(会場から拍手)
エビデンスはこちら


実際にJ2優勝、自動昇格はどのような結果だったのかというと、混戦の上位3チームがしのぎを削り合い、札幌が85、清水・松本が84。
札幌は終盤苦しみつつぎりぎりJ2優勝、3位松本は得失点差でプレイオフにまわらざるを得ないという結果となりました。

当初の大熊監督の見込みを達成していたとしても、もしかしたら自動昇格は難しかったかもしれませんし、無論、優勝は厳しかったと思えます。
(ほらね、やっぱり90は欲しかったでしょ?笑)

また、上位3チームには特徴的なデータがあります。※カッコ内は1試合平均の得点・失点

札幌:チーム総得点順位 2位(1.55)、総失点順位 2位(0.79)
清水:チーム総得点順位 1位(2.02)、総失点順位 3位(0.88)
松本:チーム総得点順位 3位(1.48)、総失点順位 1位(0.76)

強いチームが得点が多く、失点が少ないチームであると考えると、この上位3チームは極めてバランスよく両方の要素を持ち合わせていたといえます。

われらセレッソはというと・・・
大阪:チーム総得点順位 3位(1.48)、総失点順位 9位(1.10)
体感的にわかっていることではありますが、今年はとにかく失点が多かった。ということに尽きますかね。

ちなみに去年は、1試合平均の得点は1.36(4位)、失点は0.95(7位)というデータでしたからサポーターの誰もがいうように、ディフェンス力の強化はマストであるといえます。

もちろん、ディフェンス力の強化=ディフェンダーの補強ではありません。
後者は、必要に応じて来シーズンに向けて考えてもらうとして、とにかく目先のプレイオフをどうするかという話です。

今年は通年的にソウザをボランチに置く試合が多かったと思います。
彼のボランチからの飛び出しは攻撃力としては有効ですが、飛び出した後のボランチ+センターバックでは、中央が手薄になりがちで、特にボランチの両サイドが自由に使われてしまうというリスクがありました。
そこで、今シーズン途中からCBを3枚置く3バックを多用したわけですが、今度は両サイドに広げられて3人のCBの距離が開いたところを突かれるというケースも多くみられました。

過密日程で連携が熟成しきれないところも多々あり、この失点の多さに繋がったといえるかと思います。
プレイオフは1点取られることが命とりですから、なんとかこの状況を改善しなければなりません。

ある程度ソウザに自由に動くのを許すのであれば、4-3-2-1みたいなフォーメーションがいいのかもしれません。

___ジ___
陸_山_康_丸
__蛍_村__
___ソ___
__清_曜__
___健___
 
とか。


さて、最後にプレイオフの組み合わせについても触れたいと。
1stラウンドの組み合わせは、
H松本vsA岡山
H大阪vsA京都
という組み合わせになりました。

それぞれの対戦成績ですが、ホーム側から見てどちらも1分1敗。
実は、松本は岡山に、セレッソは京都に勝てていません。

松本は岡山に対して、H1-1、A1-2
セレッソは京都に対して、H0-2、A3-3

ちなみに、もし決勝が松本vsセレッソとなった場合を考えてみると、対戦成績は松本から見て、ホームは0-1の負け、アウェーは1-0の勝ち。
決勝はアルウィンなのでリフレインしてほしいですね。

さらにちなみに、もし決勝がセレッソvs岡山となった場合を考えてみると、対戦成績はセレッソから見て、ホームは2-1勝ち、アウェーは1-1の引き分け。
うん。勝ちあがる要素はある!笑

これら松本戦、岡山戦、そして1stラウンドの相手の京都戦についてですが、今期は全試合の一言コメントを手元に残しているので、それを呼び水に思い出していただければ幸いです。


・04/29(祝)ホーム京都戦(キンチョウ)0-2負け
「チャンスの芽がなくセットプレーから2失点。いいとこなし。」

・05/03(祝)アウェー松本戦 1-0勝ち
「風が強い初アルウィン。左サイドの健勇からセンタリング。リカがヘッドで折り返し曜一朗のボレー」

・05/28(土)ホーム岡山戦(ヤンマー)2-1勝ち
「ミスから先制されるも、清原の移籍初ゴール、山村のヘッドで逆転勝利」

・07/31(日)アウェー京都戦 3-3引き分け
「後半立て続けに3失点。セットプレーから山下のヘッド、健勇のミドル、健勇のヘッドでぎりぎり追いつく。」

・08/14(日)ホーム松本戦(キンチョウ)0-1負け
「ミドル一発で被先制。崩しきれず機能しきれず交代も効果出ず敗北。」

・10/16(日)アウェー岡山戦 1-1引き分け
「セットプレーのこぼれ球から清原が視野の広いソウザへのパス。ソウザが冷静に叩き込み先制。
 岡山のショートカウンターをくらいあっさり同点になってそのまま引き分け。」


だらだらと取り留めもなく長くなり、大変失礼いたしました。

それにしても、またこの仕事に身が入らないプレイオフの2週間が始まったと実感しています。。。

今年こそは嬉し涙を流したいなぁ…。