うろ覚えライフ。

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お千代さん恐怖の黒歴史

2013年11月13日 | 芸能ログ

○故・島倉千代子さんに合掌──細木数子に“地獄を見せられた”波乱の人生に幕

 

  芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 「東京だよおっ母さん」や「この世の花」のヒットで戦後の歌謡史を飾り、「人生いろいろ」で庶民を励ました島倉千代子さんが、肝臓がんのため死去、享年75歳だった。

 島倉さんといえば、決して忘れられないのは、細木数子女史が絡んだ愛人の借金問題だ。ヒット曲を次々に飛ばして大スターだった島倉さんは、1961年にファンが投げたテープが目に当たって失明寸前に陥った。島倉さんの目を救ったのは当時、五反田で眼科医を開業していたM医師だった。失明の危機を救ってくれたM医師は島倉さんにとっては“命の恩人”。ところが、その感情がいつの日にか愛情に変わっていた。

 しかし当時、島倉さんは元阪神タイガースの藤本勝巳内野手と結婚していたために、M医師とは不倫関係に陥った。その後、離婚が成立。島倉さんは、晴れてM医師との関係を深めた。

 だが、金のなる木をつかんだM医師は眼科以外の事業に手を出して、失敗。振り出した手形が不渡りになって、2億4,000万円という莫大な負債を抱え、蒸発した。すると、手形の裏書をした島倉さんの元には、連日のように暴力団関係の債権者が押しかけ、激しい取り立てをしたという。ショーが終わって新宿コマ劇場の楽屋を出て車に乗ると、暴力団関係者が車のボンネットの上に乗って嫌がらせをするなど、地獄の日々を送った。

 そんな時に島倉さんの前に現れたのが、占い師になる前の細木数子女史だった。2人は「ミュージック・オフィス」という事務所を設立。一緒になって、借金を返済してくれるという細木女史は、島倉さんにとって救世主だった。細木女史と組んだのち、大スターだったため、電車の切符の買い方も知らなかった島倉さんは、借金返済のために電車にも乗って働き続けたという。しかし、働けど働けど、借金は減らず。逆に2億4,000万円が12億円の負債に膨らんだという。

 いくら世間知らずの島倉さんでも、おかしいと思ったようだ。一説には、細木女史は愛人だった暴力団組長とグルになって、島倉さんを騙していたともいわれた。騙されたことに気がついた島倉さんは当時のコロムビアレコードの会長に泣きついて、借金を肩代わりしてもらい、細木女史と袂を分かったというのだ。

筆者は、この一件について島倉さんに直接取材したが、島倉さんは「細木さんは、一度はお世話になった方。死んでも真相は話しません」と固く口を閉ざした。

 それからしばらくたってから、細木女史が占い師としてデビュー。取材に行った筆者は、細木女史の暴力団組長の愛人について質問したところ、「昔だったら、人別帳に載っていない人」と答えたので、それをそのまま掲載したところ、細木女史から「こんな品性下劣な記者に初めて会った」とお叱りをいただいた。その後、占いなどで暴利をむさぼり続けている細木女史には、その言葉をソックリ返したいと思ったものだ。

 細木女史に見なくてもいい地獄を見せられながらも、再起して歌い続けた島倉さんに、あらためて合掌!

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(2016-5)ここ上記に挙がっている記事は、2013年のネットの玄関サイトに挙がってたニュース系記事ですが、この記事に書かれている趣旨は、「細木数子の黒い真実」や「細木数子-魔女の履歴書」「細木数子 地獄への道」などのノンフィクション、告発系ルポルタージュ本を読めばとても詳しく書かれていてよく解ります。最初に読んだのは「細木数子の黒い真実」だったかな。読んだあと直ぐに、当時、僕は毎週「週刊現代」を読んでて、溝口敦さんの細木数子リポートの連載が始まり、興味深く毎週、「週刊現代」の特集連載記事を読んでた。連載修了後、このリポートは加筆·再編集されて書籍化したので、僕はこの単行本も買って来て読んだ。当時のネットで「細木数子-被害者の会」なるものの存在を知って、細木数子の背景に驚き、胡散臭く思うようになり、「細木数子の黒い真実」「細木数子-魔女の履歴書」と立て続けに読んだことで、その正体を知った。それまでは恥ずかしい話ながら、毎日のようにTV で見る細木数子を、その占いも人物もけっこう信用していた。だが「細木数子の黒い真実」と「細木数子 魔女の履歴書」を読んだことで、その人物評は180度変わり、悪いイメージが徹底した。また、そういう背景の胡散臭い人物も視聴率が取れるならば持ち上げてスターとして掲げる、メディアの裏側の拝金主義に、世の中の汚く醜い一面を覚えた。メディア側に居て娯楽を作る人たちは、そこに居る立場だからこそ、細木数子の背景なんて元からよく知ってたろうに、細木数子が視聴率を取れるキャラクターであると、視聴率を得るためだけに、解っていてもその黒い背景には目を瞑って、スターとして持ち上げ続けて大衆を煽る。視聴率という金になるからだ。

 僕は男のくせに、若い頃からけっこう占い好きで、調度、“血液型と性格”に興味を持った頃かな、18歳末か19歳頃か、西洋占星術、いわゆる星占いも興味を持ちました。20代になると、四柱推命にも興味持ったし、この頃からずっと、恥ずかしながら占い好きでしたね。細木数子の六星占術に興味持ったのは30代かな。昔は 、九星術から十二支から、占いは何でも好きで、占いというと全部調べて見てました。それでも、気学とか方位学とか、 風水とかはやったことないですね。風水とか何か面倒くさくて。風水は興味持たなかったなあ。手相は20代はよく、街の辻占い師に見て貰ってましたね。毎回、当時の相場の2千円とか3千円とか払って、いろんな街の占いの爺さん婆さんに、何度も。馬鹿ですねー。手相の本も今の年齢までの生涯で10冊と言わず買ってますね。

 僕は20代30代って、あんまりTV 見なかったんで、細木数子はよく知らなかったんですが、若い頃の僕は毎日のように本屋へ行ってたんで、目に着いた「六星占術」の本を買って来て、“四柱推命”と似てるなー、とか思いながら読んでました。30代末から40代くらいになると、仕事から帰って来ると、家で、ちょっと遅い夕飯食べてるときに、母親がテレビで細木数子が出てる、何か人生相談みたいな番組を熱心に見てる。当時の僕はあんまりTV 見る方じゃなかったけど、夕飯食べながら何気なく番組見てた。何か毎回見てる内に、信じて来ましたねえ、細木数子の六星占術。番組内で細木数子が「地獄に落ちるわよ」と言うとき、TV 見てる僕も戦慄して怖くなったもんです。

 僕も用心深いように見えて抜けている、というか間抜けな部分も大きく、案外、お人好しな面も多くて、若い頃は詐欺に掛かったことも騙されたこともあります。けっこう信じてしまいやすい。TV 視聴率の女王に君臨した頃の、時代のカリスマ然としていた細木数子を、他の数多くの視聴者·大衆同様、僕も信じていました。あの当時、後から出て来て、美輪明宏と共に、一方のカリスマとなった、江原啓之も信じてましたねえ。何か馬鹿ですねえ。当時の番組の中で、霊障があるというロケ地の通りで、江原啓之が「おおっ!」とか言いながら、背中をまるめてヨタヨタして見せる。案内役タレントが、どうしたのかと訊くと、江原啓之が「今、突然、子供の霊が背中におぶさって来た」と答える…。番組でやるこういうパフォーマンスを全て、当時の僕は信じてました。馬鹿ですねえ、ホント。

 以前、TV によく出ていた頃の話で、細木数子が直接占ったら、最低でも30分=10万円と言ってたから、もうちょっと詳しく占ったら、もっとお金が掛かるのだろう。当時のとある番組の中で、被占い者、まあ、占いをして貰うお客さんの一人、イイトシのオバハンが高額な占い見料払って、細木数子に罵倒されるように怒られて泣いている場面が映ってた。これはTV では、その後、怒り狂う細木数子が罵倒して泣いているオバハンに、金返すから「帰れ!」って言って、細木数子の弟子か使用人に、返金するよう命じて泣いてるオバハンを外に摘まみ出したんだっけかな(?)。昔見た番組だから細部はよく覚えてないけど、TV のカメラが回ってたからあれで済んだ映像だったんだろうけど。多分、占い見て貰いに来た客を値踏みして、30分10万の、あんまり金持ってなさそうな、頭が悪そうに見える一般人だと踏んだら、ロクに占いもせずに説教だけして返すんだろうな。カメラがあったから、あのときは返金したが、少しでも言葉を掛けたら、しっかり最低10万の見料取ってたんだろ。

  結局、“搾取”ですよね。僕は細木数子は相当、頭の良いオバハンだと思っていた。知識もあったし、相当に弁が立つ。仏教などの勉強もかなりしていると思う。占いもね、易教や方位学など古典的なものから、かなり本格的に勉強してるし(僕にはそう見えたけど、案外、師匠筋となる安岡正篤の占術だけかも知れませんが)、ある程度教養も身に付けてますよね。論理的に畳み掛けて行く論理力もありましたよね。但し、これは肝の座った動じない胆力と、ここぞと見たら容赦なく恫喝する、計算された、何ていうんだろう、人と相対して話をする駆け引きのうまさも含んだ、やっぱりコミニュケーション力なのかな。相手を呑み込む力。こういう技術に裏打ちされたものだな。たいした“ワル”なんだけど、人間力持ってる、っていう。何か凄い自信があるし、ハッタリも利くよね。威圧感。やっぱり、渡って来た凄まじい人生が作り上げた、何か、持ってるんだろうなあ。“ワル”くて頭が相当良い。こういう人が、精神的に弱い方で頭もそんなに良くない、どっちかっていうとヒトノイイ、一般大衆を搾取する。悩みを抱えた一般大衆から搾取して大金持ちになる。

 確か、本には、占いを見て、とても悪いがこうしたら良くなる、とか解決法を言って、それが基本、先祖供養で、高額なお墓を買わせる、霊感商法みたいなやり方で金儲けしてたんだと書いてありました。僕が本を読んだのは、もう10年近く前になるので内容は詳細は忘れましたが、「娘茶屋」の家に生まれて、学校はロクに出てないが十代で水商売の店を経営したんだっけかな(?)、十代でもうホステスはやってたんだよな、若い頃から商才に長けていて頭が良く、その後、地域のヤクザの親分の奥さん、アネサンになり、社会的地位もある高名な占術家が高齢で、その金持ち老人の愛人になり、もう先の見えないヨボヨボ状態の高齢占術家と、まるで“後妻業”の如くムリムリ結婚して、六星占術の元となった占いの秘法を盗み、これはこの高名占術爺さんが死んだ後、財産も譲り受けたんだっけかな(?)。まあ、詳細は忘れましたけどね。戦後の焼け跡から昭和の時代、波乱の人生を生きて来た怪物みたいなオバハンですよね。もう78歳だから婆さんか。細木数子、TVによく出てたとき、自分は120歳まで生きる、って豪語してたけど、現在78歳。どうだろうか?120歳!

 前に読んだ週刊誌の記事で、細木数子は京都だっけかな、何か宗教の本山みたいな、大教会みたいな建造物立て、そこを道場と称しているけど、そこに居ると、昔、ヤクザの親分の奥さんだった頃の、子分筋の旧知の男たちが「アネサン、アネサン」と慕ってやって来るんで、「おまえたち、来るな!」と追い返している、とか書いてました。これももうだいぶ前の週刊誌だったけど。「細木数子の黒い真実」「細木数子-魔女の履歴書」「細木数子 地獄への道」の三冊は是非お薦めです。面白いですよ。戦後の豪傑女の吸血鬼的人生。

 さようなら細木数子 単行本 上村 孝男 (著)

 「さようなら 細木数子」という本が2010年に出てるんですけど、この本は、もともと、2005年に出した「細木数子 地獄への道」を、加筆修正して、細木数子の占いの、有名人への占い結果も含めて、占いが当たった確率を記したものらしい。うろ覚えだけど、確か、細木数子の占いの当たった確立は40数パーセントとか言ってなかったか。以前、何かで読んだのかな。40%とは、半分近く当たっているんだから凄いけど、逆に見れば50%以上は外れてるんですね。半分当たる確率も持たない。

 細木数子の占い人生の何よりの罪は、霊感商法ですね。詐欺まがい新宗教みたいなこともやってたんですね。セミナーみたいな勉強会というのを開いて、参加料を皮切りに次々とグッズを買わせて行く。その内、段階が上がった参加者は、京都の本部みたいなトコの道場に呼びつけて、脅迫的な恫喝の挙げ句、高額な仏壇や墓石を買わせて、仏具屋や墓石店からバックマージンを貰う。占いで脅し上げてるから、被洗脳状態の勉強会参加者は怖くて怖くて言われたままに高額なお墓を買ってしまう。

 「細木数子 被害者の会」なるものが存在してたくらいだから、訴えられたことも何度もあったでしょうね。何か、佐賀での訴訟が有名らしいけど、結局、詐欺罪や恐喝罪での逮捕はないから、刑事事件にまでなることはなかったんでしょうね。多分、宗教や占いの「詐欺罪」を立証するのはなかなか難しいんでしょうね。宗教、占いといったら、必ず霊感商法なんですけどね。そういうものにすがる被害者の方にも、何か落ち度みたいな面があるのか。心の弱みをグイッて抉られちゃうと、脳味噌が混乱して常識的思考ができなくなるんだろうなあ。精神的に弱い人や、精神的に弱い立場に陥ってる者は、自信たっぷりに尊大に、威圧感を持って恫喝されれば、訳解らなくなって動揺し混乱して、言われた通りになってしまうんでしょう。もう、洗脳方法ですね。

 正に弱肉強食の体現者だな。悩める弱い庶民を喰い物にして肥え太る。しかし、僕も含めて人って占いが好きだなあ。占いに嵌まる心の弱さという隙間に入り込んで、狡猾にふてぶてしく金儲けする、計算高く冷酷なオバハン。もう婆さんか。でも多分きっと、シビアな反面、アネゴ肌の良い面も持ってはいるんでしょうね。少しは。

 人生を極端に分けて言うと、良いとき·悪いときがある訳ですが、例えば四柱推命だと10年周期、六星占術だと12年周期で運勢が巡るという解説ですね。それで良い年·悪い年って言う訳だし、占い師が見るとき、その人の誕生年月日から計算して運勢年表みたく書いて、未来予言みたいにしてその人の将来の運勢見て行く訳ですが、まあ、占いは当たるも八卦·当たらぬも八卦の世界ですからね。僕も30代くらいまでは、四柱推命の本を何冊も買って来て、計算して自分の命式を作ったりとかして、あとは手相の本を何冊も見て、占いに凝ってましたが、この歳になるともう占いとかドーデモイイって感覚ですね。今はあんまり興味ないかな。占い関係の本もしばらく読んでないかな。手相も見ないし。30代までは凝ってた四柱推命も詳しい内容は忘れてしまってます。細木数子の六星占術って、元は算命占術とかってものだっけかな(?)。忘れた。何かで読んだんだけど。もう占いにあんまり興味ないから、今さら占いのこと調べ直そうとも思わないしなあ。ただ、人は誰も間違いなく、運勢の良い悪いという、運の流れはありますよ。何をやっても上手く行く良いときと、何をやっても上手く行かない運勢の悪い時期。これはみんなあります。不思議と運の流れはありますね。幼児期から死ぬときまで、ずーっと幸運なんて人は居ません。必ず、誰しも運の良い時期と、何をやってもダメなくさる時期があります。順風満帆が10年も15年も続くってことはない。16年目に人生の落とし穴に落ちて、そこからしばらく苦しい時代が来たりする。この運気の流れはみんな違うしいつどうなるか解らないものですね。

 だから悪いときが続いている人も、ある年から運の目が変わるときが来る。例えば、中学校時代に苛めに合ってて苦労した子供も、高校生になったら運の目が変わって、苛め地獄から抜け出して、楽しい学園生活が来たりする。運は周期的に変わる。悪い時期が続いた人も、何年目かには運の目が変わって良い時代が来る。人生は雨の日ばかりではない。その後は必ず、良い時代が来る。運とは、人生とはそういうものです。


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