四方山雑氣帳

日常の出来事や思考、氣付きなどを雑多(よもやま)に書き込むブログ。

滑り出しは上々

2012年01月30日 | Weblog
前回お知らせしましたように、土曜日の昼間は津軽三味線ライブ、
夜はJazzのたまりBarでした。

初の試みの津軽三味線は、二部とも、ご予約いただきましたお客様が
全員来てくださったので大盛況でした。

初めて生で聴いた津軽三味線は、ロックでした。(midさんも同感)
じょんがら節なんかは、奏法、迫力ともまさにROCK!

三味線の楽器としての作りや材質の説明などのお話もしてくださいましたが、
なんとも高級な楽器(工芸品)だなぁという印象です。

バチに使用されているべっ甲は、保護条約上輸入禁止なので、市場からなくなれば
手に入らなくなるので、どうしたものかと心配しておられた・・・・
(樹脂のものでは具合が良くないそうです)

終了後、帰りがけに「よかった」とのお声をいただけただけでなく、
早速次回の分をと申し込んで下さったお客様がいてくださったりで、
大変うれしく思いました。

たまりBarでは、冷え込む中、いつもの常連さんが聴きに来てくださり、
これまた大変ありがたいです!

外は寒かったですが、中はホットな演奏で盛り上がっていました。

そういえば、和さんのコントラバスも年代物で高価なものらしい。
あの大きさの材料を完全乾燥させるだけでも時間がかかるし、
楽器としても100年以上の時に耐え残った価値が高価になるのでしょうね・・・
(タイヤを付けたら走れそうな金額だ)

三味線ライブからたまりBarへとチェンジする作業はそれほど大変ではなかった
けれど、せわしなかった。

でも上々の滑り出しとなり、midさんとも本当によかったと喜んでおります。

演奏者の皆様、ご来場いただきましたお客様、今後とも何卒、よろしくお願いします。

追伸
次回の津軽三味線は3月24日(土)です。
たまりBarは毎月第4土曜日です。
お待ちいたしております。

さぁ今年もやまりますよ~

2012年01月27日 | Weblog
明日の第4土曜日は、音楽イベントの一日です。
そしてギャラリー業務の仕事始めです。

今年もあまり気張らずにゆる~くやっていきますよ・・・・
さすがにもう、何も催していなくてもツブれたと思う人はいなくなりました・・・・
逆になんとか残して(やり続けて)欲しいというご要望や励ましをいただいております。

人とのご縁で成り立っている我がギャラリースペース・・・・・
無理せず楽しく気ままにやっていきますので、皆さま、どうぞよろしくおねがいします。

さぁ今年からは、今月からの奇数月の昼間の音楽イベントに、
津軽三味線ライブを開催いたします!

会場が広くないので、午後1時からの部、午後4時からの部の2回公演で行い、
完全予約制にさせていただきましたが、おかげさまで満員です。

昨年末、地域情報誌にお知らせを出していただきましたら、あっという間に
いっぱいとなり、キャンセル待ちの方もいらっしゃいました。

何年か前、ごぜ唄を企画した際に、出演者が急病のため中止せざるを得なくなり、
お詫びの電話とチケット代の返金作業があまりにも大変でしたので、
今回からの津軽三味線ライブは、ご予約していただいて当日お支払という
やり方にしました。

ですので、早めに申し込まれて忘れていられる方もいるやもしれませんので、
midさんが水曜日に確認の電話をしてくれていました。
そうしたら、わざわざ気を使って電話をいただいて・・・と感謝されたようでした。

また、具合が悪くなった方、急な用事が出来た方などがきちんと
キャンセルの電話を事前にしてくださったので、キャンセル待ちのお客様にも
入っていただくことができるようになり、めでたしめでたし。

私も津軽三味線を生で聴くのは初めてなので、申し込んでいただいたお客様と同様に、
とてーも楽しみにしています。

で、夜の7時からは毎月恒例のJazzたまりBarです。

津軽三味線が終了後大わらわで、会場をたまりBar仕様にチェンジしなければ
ならないのでこれが大変です・・・・
作品展示期間にたまりBarを重ねた時と同じだと考えれば、
まぁなんとかなるでしょう!

たまりBarは予約不要なので、Jazz好き、おしゃべり好きな方でお近くの方は、
是非一度ご来場ください。これまた楽しいですよ!
お待ちしております。




一年点検のはずが・・・

2012年01月24日 | 建築・デザイン
昨日は、2010年末に完成した練馬S邸の一年点検にお邪魔しました。
(Sさんのお仕事がら、年末はお忙しいので年明けにしました)

竣工時の食事会に呼んでいただいた際は、車で行って酒を飲まなかったので、
今回は電車でくるようにとのご指示が出ましたので、公共交通機関を利用して
伺いました。
湘南新宿ライナーにて新宿まで出て、都営大江戸線に乗り換え終点まで行き、
そこから循環バス・・・・・
ちょっと遠かった・・・・・でも予定どおりに到着できました。

久しぶりにお会いしたSさんご夫妻と建設会社社長Oさんが、
お元気そうでなによりでした。

早速、Oさんと建物を点検させていただきました。

竣工後からOさんがこまめに対応してくれていたので、
大きな問題はありませんでしたが、昨年の東日本大震災の揺れによる
漆喰壁のヒビ割れが2,3ヶ所出ていました。

大壁(柱が見えない壁)での漆喰塗なので、ボードのジョイント部分での
割れが多く出ているのではと心配していましたが、その程度でほっとしています。

施工中に、割れのことを左官職人のSさんに聞いた際に、「下塗りも入れて6ミリ以上
塗っているのでそうそう割れることはない」と言っていたのが実証された感じです。

一まわり見せていただきましたが、飾られている蒐集品(骨董)の博物館か
美術館にいるような感じになりました。
(入館料を払わなくていいのか)

ご夫妻が楽しんで住んでくださっているのが、またまたよーく感じられました。

一通り点検が済んだ後は、昼食をごちそうになりました。

ワラスサと黄土を入れた漆喰で壁天井を塗りまわした、骨董品が品よく展示された
和室にて、奥様が用意してくださったおいしい料理とお酒をいただきました。

たぶんあの空間に入れるのはごく限られた一部の人だけです・・・・
(最高に贅沢な気分だ)

Sさんご主人は日本酒がお好きで、珍しいあまり手に入らない貴重な酒を
飲ませていただきましたが、なにぶん私は日本酒が不得手なものですから、
もっぱらOさんに飲んでもらいました。

酒の話や趣味の話、Sさんのお話はとても面白いです。

本の話になったとき、日本原住民の歴史のことが共通点として出た時には、
私にその方面の興味があることに驚かれていました・・・・
(フフフ、日本の歴史のウラに興味があるのです)

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、3時過ぎにはおいとましました。
帰りにはお土産まで持たせていただいて・・・・・もう恐縮するばかりです。

Sさんもおっしゃっておられましたが、
人との出会いはどこでどうなるかわかりません・・・・・・
出会いって不思議です。

私に設計を依頼してよかった、Oさんに工事を任せてよかったと、
そう言っていただけるだけで感激なのに、こうして快くもてなしてくださって・・・・
ほんとうにうれしです。

帰りがけにSさんが「またやりましょう」と声をかけてくださいました。

一年点検に伺ったのに、なぜか親戚の家に飲み食いしに行った・・・・・そんな感じ。
ありがたい!

Sさんご夫妻、ほんとうにありがとうございました。


忘れていたと思っていたものが・・・

2012年01月16日 | 合氣道・武術
あっという間に1月も半ば・・・・

建築関係の正月始めは、なかなかエンジンがかかりません。
毎年、結構ゆっくり始動しています。

で、そんな時間を利用して、
昨日は、ある武術研究家のセミナーに参加してきました。

今年は、武術・武道にますます力を入れようと思っています。

昨年の震災も心理的にはちょっと影響あるかもしれません・・・・
せっかく与えてもらったこの身体、もっと動ける(使える)ようになりたいと、
そう思うのです。

興味のない人には、まったなんのことやらの世界です。
(midさん曰く、動けてどうなるの?)

音楽家であれば、演奏できるようになりたいとか、
舞踊家であれば、表現できるようになりたいとか、
と共通すると思います。
(武術は私の職業になんらかかわりのないことですが・・・

自分から進んでこういうセミナーに参加するのは初めてのことです。
(合氣道の道場は、人に勧められての他力だった)

参加しようとしたきっかけは、昨年、その先生の本を偶然に手にしたことでした。

その本の内容たるや、まぁとても面白く、目からウロコ・・・・状態でした。
ホームページやブログに定期的なセミナーの情報がありましたので、
是非とも参加してみたい!と考えていました。

そして今年は、積極的に参加しよう(出会い求めて行こう)と決めましたので、
新年早々、入会希望と参加申し込みをしました。

セミナー会場は、東京の西荻窪・・・・
いゃ~遠いなぁなどと思っていたら、相手を組んでくださった方は、
なんとわざわざこのために静岡から出てこられたそうです・・・・(脱帽)

会場での参加者の顔ぶれを見ると、なにかクセのありそうな人が多かった。
武術マニア的な雰囲気が感じられました。

今まで道場に通っていても感じない雰囲気です。
精神性よりも技術的偏向嗜好が強い感じ・・・・・

これは、そう・・・オタクです・・・・・
(midさん曰く、私も十分オタクだそうです

私も中学生のころは、熱狂的なブルース・リーのファンで、写真集はもちろん、
ヌンチャクは当たり前、カンフー服、なんと鉄下駄まで持っていた・・・・

親指一本での腕立て伏せや腹筋など・・・・はまっていた・・・オタクだった。
(ブルーワーカーも使っていた・・・知っている人は古い)

それが高校生になるとほかに興味が移りぱったりとやめてしましました。
でも、それから20年以上も経って合氣道を始めたときに感じたのは、
「あぁ自分は武術や武道が好きなんだ」ということでした。

だから、会場にいる方々の武術好き波長がわかるのかもしれません。

セミナーの内容は、“身体を練る運動から攻撃に移る動きへの応用”
といったところでしょうか。
初めて行うことなので、とてもためになり楽しかったです。

身体のさばき自体は日ごろやっているので、先生におほめの言葉をいただきました。
実感としては、合氣道でやっている技がもっと実践的に使えるように工夫できそうです。

そうそう、入会に際しては、先生による面接がありました。
危険なので変質的な人間には教えないそうです。
(人柄と人間性を重視されているとのこと)

私の場合は、セミナー中の態度などを見てくださったようで、
すんなりOKとなりました。

技術を向上させたいと取り組んでいる方々の熱意は素晴らしかった。
なのでこれからも定期的に参加していこうと意気込んでいます。

・・・とまぁ、ほとんどの方に興味のない話で申し訳ありませんでした。

今年もよろしくお願いします。

2012年01月06日 | Weblog
今日は、早いものでもう6日です。
少々遅いですが、新年明けましておめでとうございます。
本年も何卒、よろしくお願いしたします。

年末から年明けは、とてもよい正月を送らせていただきました。

どこかに旅行に行くわけではありませんが、自宅にいて正月気分を
満喫しておりました。

我が家では(以前にも書きましたが)大晦日は、midさんの実家にならって
歳とりをします。

夕方6時までには入浴を済ませ、家族全員そろって、銘々の盆に飾り付けた
midさんが作ったおせち料理を、家族皆が元気で何事もなく一年過ごせたことに
感謝しながら食べます。

去年から娘が一緒におせち料理作りを手伝い始めました。
新潟での慣習が受け継がれていくことが出来そうです。

年を越すということを、行事として厳かに執り行うことは、
とても良いことだと自分自身が年を重ねるほどに感じます。

さて、年が明けてからの2,3日は、箱根駅伝!
黒豆となますとビールで駅伝観戦です。
(毎年これが正月の一番の楽しみ)

今年は、東洋大学が圧倒的な強さで総合優勝でしたが、
できれば、5区の柏原選手の山でのゴボウ抜きなどの緊張感が欲しかった・・・・

4日は、大工Aさんなど、ごく親しい方たちと新年会。
(年末からずっと酒を飲み続けている)

昨日の5日は、midさんと鎌倉近代美術館で開催中の
『シャルロット・ペリアンと日本』展を観に行きました。
(やはり日本人の美意識は、素晴らしい)

さてさて、今年はどんな一年となるのでしょうか?

昨年からの防災意識は持ち続けなければならないでしょうが、
その中でも新たな出会いに期待し、なんとかなるさと前向きに
やっていきたいと思います。