遊歩で健康 歩けあるけ

風の吹くまま西ひがし、ただひたすら歩くことによって頭の中が空っぽの
心境にいたれば最高です。これまさに「歩禅」。

若草山に登る

2016-11-06 16:21:25 | 日記

所属するクラブから表題の案内状が届いた。  え!「ピクニックかいな」… 

東大寺から春日大社への回遊参道で見る若草山は山ではなく丘、きれいに手入れされた

芝の斜面には家族ずれや遠足の子供組が遊び戯れ、お弁当を開いている。イメージ!

改めて調べてみると、なんと標高342mのちゃんとしたお山ではないか。 

 

若草山は三段重ねの山(よって「三笠山」の別称あり)で、上記写真(奈良公園新公会堂あたり

から見る)での若草山は頂上に非ず、一段目(正式名「一重目」)なのだ。

登山路は三つあり、いずれも整備されていてタウンスタイルで一時間内で頂上にたどり着ける。

さて、古歌に出てくる「春日山」ってどれ? 一般地図には表記されていない。 それもそのはず

名称は八ヶ岳と同じく山群の総称なのだ。 御蓋山・花山・芳山・香山を合わせて称するとのこと。

御蓋山(283m)は春日神社のご神体山で「春日前山」、花山(497m)は「春日奥山」とされて

神聖な地域として原生林を保っているとのこと。

これらの山々は南に続く天理連山や三輪山とともに奈良盆地の「青垣山」とくくられ、古歌に多く

詠まれているとのこと。 しらなかったなあ!

念のためにマップで確認

11月始め。 水谷橋から春日山遊歩道に入る。 車(一般車は禁止)が走れる道幅と勾配で

気分はウォーキング。 道標も休憩所も完備してまさに自然公園だ。

さて頂上。この絶景を満喫。

 

 

下山は入場料150円を払って、公園内を下る。 三重目か二重目へ、そして頂上と思い込んでいた

一重目へ。 一重目は観光客がいっぱいだ。 鹿も餌をねだりに上がってきている。

さて気になる山が見つかった。 春日山群の最高峰「芳山(ほやま)」518mである。

若草山からも花山の奥にかくれて見えない。  いずれ挑戦しよう。

 

 


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