遊歩で健康 歩けあるけ

風の吹くまま西ひがし、ただひたすら歩くことによって頭の中が空っぽの
心境にいたれば最高です。これまさに「歩禅」。

文学ゆかり 芦屋西宮

2017-12-07 16:12:26 | 日記

12月6日 真冬到来の街中ハイキング。

阪神沿線駅長推薦コース5( 8.5キロ)。 駅でもらえる案内リーフレットで簡単に歩ける。

あらかじめ用意した「一般地図」にリーフにある案内ポイントを移し替えしておけば万全だ。

阪神西宮駅~~①西宮神社 0.5キロ  7分

参道商店街を歩くとすぐ「表門」に到着する。 この門は正月風物詩としてTVで超有名である。

開門と同時に神社一番乗りを若者が競うあれだ。 

直角に曲がるコースと邪魔な松の木、何人かがこけて、社になだれ込むあれ、 あれです。

TVで見るより走る距離は短く感じる。 

①西宮神社~~②霞原橋 1.4キロ ~~西宮回生病院 0.2キロ 

桜で有名な夙川河畔プロムナードを河口へ、途中にある歩道橋が作家村上春樹に関係ある

橋として観光ポイントになっている。 少年時代の遊び場所、小説に登場する橋、うーん

無理無理感のあるポイントつくりだね。 欄干の橋名はひらがなで「あしはらばし」?

なんで病院がポイント? 案内リーフでは説明書きが黒塗りならぬ白抜きで消してある。

回生病院~~③猿の公園(打出公園) 3キロ   神社より60分

河口から反転して阪神打出駅を目指す。 打出商店通り抜けると打出天神社、その横に

図書館打出分室がある。 これはトイレポイントとして存在するが、実は明治時代の銀行

の建物を使った図書館で、建物観光ポイントでもある。 この図書館も村上文学に関連

するとの説明あり、ああそうですかの感。

この横に「さるの公園」があり、昼食ポイントである。 陽射しがあるが寒風が容赦

なく吹きすさぶ。 檻には猿はいないが、 付近の園児が元気にあそんでいる。

魔法瓶にあったかいお茶をいれてくるべきだったな。 

③さるの公園~~④谷崎純一郎記念館 1.8キロ  30分

再び宮川河畔の歩道で海にむかって街を下る。 市立図書館と美術館の間に

記念館がひっそりと佇んでいる。

 観覧料300円 高齢者半額

↑書斎の再現                       ↑特別展「影絵」

谷崎文学には縁遠かったので、展示物には興味が湧かなかったが、彼の女性遍歴の

説明にはいささかびっくり。 最初の奥さん(千代)と譲渡離婚(友人佐藤春夫に)、次の

丁未子は出入りの雑誌記者、これまた不倫で離婚し、その相手の女性(松子)と結婚。

松子への愛は異常な奉仕愛で、ラブレターはすざましい。

そんな経歴が代表作「春琴抄」や「細雪」に結晶したものらしい。

④記念館~~阪神芦屋駅 1.6キロ  25分

記念館から芦屋川堤防道の松並木を通って、ゴールの芦屋駅に到着。

この地区は六甲山系から流れる河川が幾筋もあり、街中なので堤防が遊歩道に整備され

ている。 従ってこの河川遊歩道を上下に何本か組み合わせれば結構なハイキングとなる。

春は桜並木となって大勢の観光客を呼び込む。

無理やり「文学ゆかり」としなくてもよかろうに。

 

先日近間の紅葉名所「竜田川公園」に写真を撮りに行ってきた。

こんなにきれいな紅葉公園ながら、観光客はパラパラです。

 

 

 

 

 

 

 

 


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