碧田直の いいじゃないか。

演劇ユニット、ミルクディッパー主宰の碧田直が、日々を過ごして、あれこれ思ったことを、自由気ままに綴ります。

無題そのさんびゃくに

2017-02-16 21:45:53 | 日々
引っ越しのための物件探しの続き。

そう、まだ物件探しは続いている。前に見つけた良い物件は単身者限定だったが、もうあんなヘマはしないと心に誓い、ふたたびネットを漁る日々を送っていた。

そんな先日のこと、また良い物件を見つけた。
そこは最寄り駅から徒歩十分以内で、築年数も浅く、値段も手頃で、最新の設備があり、八畳を越える地下室まであった。

ここしかない。妻と二人ですぐ合意して、不動産屋にメールを出した。ほぼ大丈夫だろうとの確信はあった。だって地下室である。こんなのを必要とする単身者がいるだろうか。いや、いない。そう決め込んで、もう住む気満々で問い合わせである。

唯一の気がかりといえば、条件面での記述があまりなく、それが、前の物件を思い起こさせて嫌な感じがした。なので、一応、あくまでも一応、単身者限定などの条件はないかと付け加えた。

そして、今日の十五時頃、返事がきた。


……単身者限定だった。


一体何なんだろうか。なぜ単身者限定ばかりに当たるのだろう。何かの呪いか、呪いなのか。あるいは陰謀か。俺たちを引っ越しさせない腹か。単身者に地下室なんていらないだろう。せっかく稽古場にしようと思っていたのに。どうすればいいんだ。

物件探し、一件めは単身者限定。二件めはオーナーと連絡つかず。三件めがまた単身者限定。

今日、またひとつ物件の内見を申し込んだ。今度は二人入居可なので、単身者限定で門前払い、というのはなさそうだが、大丈夫かな。もう入居が決まってるとか、実は居住スペースがないとか。

もう何があっても動じない。ただ待つばかりだ。物件の門前払いについては、もうベテランなのだから。
コメント
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