みやがわみちこがお届けする「なんでも仙人」ブログ

3月11日にお届けしたいメッセージ

今日で東日本大震災から4年が過ぎました。

今日はご住職さんから教えていただいた「仏縁」
というお話をしたいと思います。

父は病院に入院する前日、亡くなる8日前に、
亡くなった親戚の方のお葬式に出席していました。

実家に行った際、父の状態がおかしいことに気づき、
いよいよ父も認知症が出てきたのか・・・
これは父一人では行かせられない・・・と、
わたしも父に同行し、親戚の方のお葬式に参列しました。

その時のご住職さんが、こんなお話をされたのです。

「今日は仏縁という話をしたいと思います。

こういう仕事をしていますと、法事のことで
来年の何月何日に空けといてもらえますか?
と門徒さんから言われることがあります。

でも、わたしがその日に必ず生きているという保証は
なにもないわけです。

人はいつか必ず死にます。
いつ死ぬかなんて分かりません。

一年後、生きている保証はどこにもありません。

ですが、普段わたしたちは、
自分が死ぬということについて、
考えることがあまりないように思います。

こうやって、大切な方が亡くなると、

『生きるとは何か?』
『大切な命を何に使おうか?』

と考える。

この考える時間を、
わたしたちは亡くなった方を通して
いただいている・・・

これを仏縁といいます」


確かこんなお話でした。

いいお話だなぁと思って聴いていましたが、
まさか次の日に、医師から父の命の選択を告げられるなんて
思ってもいませんでした。

東日本大震災で大切な方々を亡くされたみなさまは、
もっともっと突然で、心の整理ができない状態だったことと思います。

最近のニュースですと、川崎の中学一年生
「上村遼太くん」の事件がありましたね。

コメント欄にも、このようなコメントをいただきました。

いつもなんでも仙人のお言葉に助けられています。
ありがとうございます!

昨今悲惨な殺害事件が報道されておりますが、
川崎の少年殺害事件には特に心をかき乱されます。

苦しくなるのでなるべくニュースを見ないようしているのですが、
それでも目に入ると、ものすごくザワザワします。

殺害された少年も、殺害したとされる少年も、
なんでも仙人の見方では、良い悪いで判断しないんですよね。

分かっていても、殺害された少年の笑顔写真を見ると、
心が締め付けられます。

こんな書き込みですみません。

なんでも仙人が言うように、物事に良い悪いはないと心から思うようになれたら、
本当に穏やかな気持ちになれるのでしょうね!^ ^

なんでも仙人には本当に救われます!
これからもご活躍を楽しみにしています!


こんなにも若く、突然に命を奪われた上村遼太くんと、
ご遺族のみなさまのことを思うと、言葉がなにもみつかりません。

悲しい出来事が起こった時、わたしたちはどうしたらいいのでしょうか?

なにをしてあげられるのでしょうか?

どんな言葉をかけてあげられるのでしょうか?

その答えは、今年「日本人拉致人質事件」が起こった時、
対話したメッセージの中にあるように、わたしは思うんです。

わたしたちにできることは微力なことです。

ですが、

『自分はどう生きたいか?』

そう問いかけることで、止まっていた何かが、確実に動きだします。

「現実」「今、ここ」

に戻ってくることができます。

そして、今、目の前にいる大切な家族、友人、仲間、
ご近所のみなさん、親戚のみなさん、職場のみなさんに、
今の自分にできるほんのささやかな「やさしさ」を送りあうこと・・・

これは、この地球を幸せな星に変えていくための、
最も効果的な方法のひとつではないか・・・?

とわたしは信じています。

「大丈夫?」
「なにかあったら言ってね」
「あったかいお茶でも飲むかい?あったまるよ~」

こんな些細な言葉がけで、人はあたたかさを感じることができるんです。

これって、ボランティアだと思ってないかもしれませんが、
十分人の助けになっているとわたしは思います。

わたしは父のことがあって、たくさんの方からあたたかいコメントをいただき、
しみじみとそのことを実感しました。

よい機会をいただき、みなさまには感謝の気持ちでいっぱいです。

ご住職さんのお話にあったように、

こうやって、大切な方が亡くなると、

『生きるとは何か?』
『大切な命を何に使おうか?』

と考える。

この考える時間を、
わたしたちは亡くなった方を通して
いただいている・・・


本当にそのとおりだなぁと感じました。

今日のなんでも仙人日めくりカレンダーの言葉はこちら!

『あなたは存在するだけで愛されている』

いい言葉ですねぇ~。

わたしたちはみんな、
間違いなく宇宙から愛されます。

「よっ! この~ しあわせ者!!」

コメント一覧

みやがわみちこです
ありがとうございます
コメントいただきましたみなさま方へ

たくさんのコメントをいただきまして、ありがとうございました。

震災の時の体験談もシェアしていただきまして、
貴重なお話をありがとうございました。

それと、

>東北震災日と命日が一緒で、父も辛いと思っているかと…

きっと辛いと思ってないと思いますよ。
大丈夫です。


うさうさ
3月11日は父の本命日
みやがわさん

お父様が亡くなられて…
この度は、ご愁傷様です
お父様のご冥福を心よりお祈り致します

ブログで お父様が亡くなられていた事は知ってたんですが…
私が父を亡くした時の辛さを考えたら、言葉が見つからず…
そっと、しておいて上げるのが一番なのかとメールを控えてました

私は、父を31歳の時に亡くしました
あまりに早い、別れでした
なので、みやがわさんの お気持ちを察すると中々、メール出来ませんでした
沢山悲しんで、良いと思います
きちんと悲しんで、気持ちが落ち着く日が来たら、お父様も安心して天国で楽しく過ごされると思います。

ちなみに、父は東北、青森出身なんです
東北震災日と命日が一緒で、父も辛いと思っているかと…
えみちゃん
いつもいつもいいお話をありがとうございます。
みっちゃん(先生)の真心が伝わって来ます。m(_ _)m\(^o^)/
キャサリン
はい!このっ幸せ者!ですね(*^_^*)気づくだけでゴールですね~
みつき
仏縁♪
仏縁、初めて知りました。シェアをありがとうございます。(*^-^*)

私は過去にお葬式で、お坊さんが唱えているお経を聞く事で学びや気づきを得ることが多かったです。ただ、仏縁のお話は今回初めて知りました。

私は、四年前のこの日、東京の高層ビル31階にいました。相当揺れたし、余震も深夜まで続きました。窓からは、翌日新聞記事になるような爆発事故や、燃え上がる炎が見えました。近くの公園は地割れがあり、外へ避難することもままならず、ずっと31階にいました。電話も混乱し、携帯電話の意味すらなく、すべてが混乱状態でした。

やっと実家の両親に電話が繋がったのも一瞬で、夜にやっと姉と連絡が取れ、20分以上歩いたホテルに姉と合流できました。そこで、夜を明かしました。ホテルは、避難所として開放され、私たちはホテルの喫茶店の椅子に座ることができましたが、階段には人が沢山座っていました。

コンビニにも物が一切ない状態でした。震災後は、拡散するデタラメメールに翻弄されたり、放射能がどうたらこうたら、電気も節約のため、消えていたり。。実家は福島よりなので、津波の被害もあり、道路を見た時は、衝撃でした。

この震災を経験した当時の私は、思いました。今、ここに生きること!の大切さを。。

あの時、今世での私として生まれてきた自分を、自分の人生をどう生きるのか?ということを深く考えさせられた経験となりました。
みき
今日この日に
3月11日にこのようなメッセージをいただき、ありがとうございます。

私は毎朝NHKの朝ドラを見てるのですが、今日の放送で、戦争で亡くなった息子のお骨が戻ってきてお父さんが「今日でひと区切りだ、これからは亡くなった息子の分までみんなで笑って生きていこう」というような言葉がありました。
この言葉で、震災でご家族を亡くされた方々が少しでも新しい光を見つけられますようにと思いましたが、今日のみやがわ先生のメッセージも同じようにとても心に染み入りました。

多くの方がみやがわ先生のブログと出会え、生きる勇気と喜びを得られますように

そして宇宙から愛されている「よっ幸せ者!」の私をこれからますます大切にしますね~
らっち
みっちゃん先生
いつもありがとうございます。
仏縁のお話、今一度自分を振り返る機会を与えて頂きました。

痛ましいニュースを目にすると、被害にあわれた方やご家族に想いを馳せ、悲しみにのみ込まれそうになりますね…。わが家の娘もニュースを目にしては怖がって…今は受け取る情報をコントロールする様にしています。
私はみっちゃん先生のブログや本、飯田史彦さんの本を読ませて頂いてから…日々様々な出来事を更に心穏やかに受け取れる事が増えているのを実感しています。
全て自分で設定し、自分の人生を精一杯生き…。たくさんの出来事から学ばせて頂いて。
私が出来る事??
ほっこり暖かな愛を、ご縁させて頂く方にたくさん振り注ぎたいなぁ…と思います。

みっちゃん先生に会いた~い♪
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