只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

真の継続ほど偉大なものはありませんね。

2018-01-14 06:39:03 | 日記
『悪魔には実体が無く、ただ己の心の内を映し出して
いるに過ぎない』と、難行苦行の末お釈迦様が
仰っています。

すべてが自分の心だと言うことで、
その他は“何も無い”ということです。

ここで言う悪魔とは欲望、執着のことを指している
のですね。

この悪魔の欲望、執着は事実、実体はありませんが、
心の中に在ると思えるから悪魔であり「幻想」なのです。

「幻想」は過去から出てくるのですけど欲望、執着は
身を滅ぼすほど危険極まりない恐ろしいものです。

ですからこの欲望、執着という「幻想」を忘れ去る、
消し去る“只なる実践”の持続をしているのです。

心の中から悪魔が消え去ると、穏やかな安らぎの境地
が訪れてくるのです。

そこは『生死』によって発生する欲望、執着という
「幻想」の無い、永遠の“絶対安心”がひかり輝いているのです。