何事も無理はしないでくださいね。
「無理は無理」だからです。（笑）
別に無理が在るのではなく、その人がそう感じるのです。
ですから他人のことはまったくわかりません。
例えば、他人を観ていると無理なことをしていると
思うことがあります。
それで聞いてみると「結構楽しいよ～」と言われます。
私(思考)は、そう言われても自分がやれば
「きつくて大変！」と思うから
『あの人はきっと我慢しているなあ～』と決め付けを
するのです。（爆笑）
この様に、私(思考)は正しさを持ち出し、自分勝手に
判断し創作するです。
事実の「結構楽しいよ～」は「結構楽しいよ～」で、
間違いは無いのですね。
いかに頭の中で勝手に妄想する「思考癖」が、
いい加減なものかがわかるのです。
この「思考癖」を只、観れるようになると
幻想とわかりますので消えていくのです。
事実の“それはそれ”です。
同じく“これはこれ”で真実です。
厳密に言うならば事実も真実も言葉で有り
“何も無い”ということです。
“今、只”を無理はしないで感じるままに
過ごして生きましょう。
只の道…淡々と歩く
心の研究もされている禅師、井上御老師のホームページから
一節ずつを、私(思考)が観てみましょう。
あくまで私(思考)から観たものです。
私(思考)の戯言は信じないで、常に“実践”で明らかにしていってくださいね。
『その端的な道が坐禅です。坐禅するとは「只」坐禅することです。
要するに観念や意識や感情など一切の精神現象無しの事です。
これが只管打坐です。只管とはひたすら、純一、徹底、
それだけと言う意です。歩くだけ。見るだけ。聞くだけ。
掃除をする、勉強する、食事、洗濯を「只」することです。
そう努力することを只管功夫というのです。』
いかがでしょう。
実践で腑に落とされたでしょうか？
“只の道”とは思い込みや意識や感情など一切の
精神現象は無いと仰っています。
“今、やる！”その事を“一心”にやるということです。
只、歩くだけ
只、見るだけ
只、聞くだけ
只、掃除をする
只、勉強する
只、食事をする
只、洗濯をする
やることにすべて『思考』を入れないということです。
出来ても出来なくてもやり続けるのが
“只なる実践”です。
その“実践”の暁には“絶対安心”の境地が訪れます。