失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「The Longest Road」 西野 K 1991年

2013-11-09 | セクシー方面
西野 Kの、たぶんデビューシングル。

左はキング・ストーン・カンパニー盤。規格番号は「KSDA-1001」インディーズデビュー盤と思われる。ジャケにはリリース年月日の記載がない。CD盤面に「1991」とあったので、それを信じることにする。

①The Longest Road
作詞:森由理子 作曲・編曲:古本鉄也
謎のシンガー、西野 K。セクシー系でいいのか?Kってなんだよ、とか言うのはナシ。バイク乗りらしく疾走感のあるロックサウンドにのせ、歌いだすKのピッチはフリーダム。吐き捨て系?息切れ系?のよく言えばちょいハスキー、はっきり言えば悪声のK。微妙な音程の部分で、自信なさげにヴォリュームしぼり気味になるのが萌え。風の向くまま、気の向くまま、走り出したら止まらない。いや、誰か止めてやれよ。

②LOVE SONGがとまらない
作詞:森由理子 作曲・編曲:古本鉄也
バラード歌っちゃうよ。歌詞の「音楽」を「うた」まだいいとして、「顔」を「ふり」、「丘」を「ここ」と読ませるのはどうなの?極めつけは「泣く可能性もないけれど」の「可能性」に「こと」と仮名を振っちゃうって。もっと聴き手の読解力を信じようよ。

定価1000円、中古で21円。
ハーレーに跨るK姐さん。ファッションはヘルズ・エンジェルズ×カウガールでハードにきめた。クールな視線は何を見つめているのか。今気づいたけど、これ本人のサイン入り!(右下)


右が1992年2月5日発売のKING RECORD盤(KIDD-1060)。

どうしたわけか、まさかのメジャーリリース。内容はまったく同じで、ジャケを替えている。でもどう見ても同じフォトセッションの一枚。

こちらの再発盤のほうは上着も脱いでるし、大腿部の露出が大胆だし、まあセクシー系でいいかって気がしてくる。よーく見ると黒い下着がチラ見えしてて、グッとくるね。

こちらも定価1000円、中古で50円。


皆さん気になりまくりの、西野 K情報をWEB上でできるだけ拾ってみたよ!

まずは、Discography。
「The Longest Road」のほかに、アルバム『グッバイ・ジェーン』(1992)と、2ndシングル「ワイルド・ハーレー グッバイ・ジェーン」(1994)が存在する。

主演映画があった!「ワイルド・ハーレー」(1993)
映画紹介を転記「ハーレーを使ったロードムービー!主演セクシーシンガー西野K、共演に改造費400万円の自らのハーレーで出演している岩城滉一。東京~阿蘇まで「幻のバイカーの祭」に向けて疾走する。」

あと、写真集「Good-by Jane」(1992)がある。たぶん脱いでる。

以上!

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