木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

神道山ハイキングコースから津宮浜鳥居を望む

2009-06-26 08:38:21 | 
 前回のブログで少し書きましたが、神道山ハイキングコースは30分ほどで歩き通せ、遊歩道といった感じです。入口から30メートルほど登った後は、平坦で上り下りのない道沿いに古墳跡がいくつかあり、桜の木も植えられているようで、お花見の時期には、にぎわうかも知れません。この初めの登りきったところから、利根川方面が望め、津宮浜鳥居が見え、写真に撮りました。この鳥居は、香取神宮の祭神、経津主大神(フツスシノオオカミ)が海路から利根川を遡り、上陸したと伝えられる場所です。ここから、香取神宮までの道はどんな道だったか地図から推理すると面白いと思います。写真では、鳥居は大きく写っていますが、3倍ズームで撮っているので、肉眼では米粒ほどの大きさです。
ところで、鳥居の少し上に黒い点があります。カラスのようですね。気付かないものが、発見できるところに写真の面白さがありますね。
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香取神宮の御神木

2009-06-20 16:05:37 | 

日本の三大神宮は、伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮だそうです。
もちろん、神宮といえば、伊勢神宮なのですが、あえて三大神宮と呼べば、この三つだそうです。また、鹿島神宮と香取神宮は、大雑把にいえば、利根川を挟んだ両岸にあり、距離にして13キロ離れています。12年に一度、午年に香取神宮と鹿島神宮の祭神が出会う御船祭が行われる。そんな由緒ある香取神宮に行きました。
香取駅下車、徒歩30分ほどなのですが、驚いたことに無人駅で、駅前は民家ばかり、乗降客も数名、近くにそば屋が一軒あるという具合です。駅舎の中に、香取神宮までの地図が掲示されていましたので、それを忘れないようにしっかり記憶して歩きました。途中に神道山ハイキングコースがあり、寄り道することにしました。このコースの山中には前方後円墳1基と円墳10基があるそうです。しかし、柵に囲われているとか、説明板がないとそこが古墳であることが気付かないほどのもので、古墳を偲ばせる雰囲気はありませんでした。
さて、香取神社は、観光バスがのりつけ、土産物屋もあり、大変賑わっていました。神殿は茅葺屋根、柱、壁は黒く塗られ、金色の金具が輝き、美しい建物でした。その正面脇に杉の御神木がありました。樹齢千余年と伝え、目通り7.4メートルだそうです。千年を越える木に出会えることに、少し喜びを感じました。
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日留賀岳登山道よこで見つけたミズナラ

2009-06-06 20:10:27 | 
日留賀岳登山道を歩いていたら、枯れ木のような巨木を見つけた。姿が普通の木と違い、太い幹と細い枝、少しアンバランスで、瀕死の状態のように見える。しかし、よく見ると細い枝からは、小さな若葉が輝いている。まだまだ、生きながらえようとするエネルギーが感じられる。
ところで、写真を見て気が付いたのだが、幹の中央部分に、斜めに傷だろうか、大きな凹みが走っている。どうしてこんなものができたのだろうか。雷でもあたったのだろうか。私の推理では、太いツルが巻きついたのではないかと思っている。そのツルがなんらかの事故で枯れ、腐ってなくなり、その痕ではないだろうか。ツルとの生存競争に勝った、傷だらけのミズナラといったところだ。でもこの推理が正しいどうか、この次この山に行ったときに、この木の根元までいって、1周して調べてみようと思います。
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塩原温泉の逆杉

2009-06-02 19:32:20 | 
地図で塩原温泉の場所を見ると、地図の名所・旧跡のマークの横に逆杉と記載されている。それがどんな木なのか、塩原自然研究路と日留賀岳を歩く計画を立てて、見物してきました。地図に記載されているくらいだから、さぞ素晴らしいものだろうと期待していたのですが、それほどでもありませんでした。これだけ大きな木が2本並んでいるのは珍しいのですが、杉の巨木をいくつも見ている中で比較すると、それほどでもありませんでした。
この木の立札には「約1500年以前より湧水等の恵まれた環境の中で今日なお樹勢盛んな社の巨木杉。当境内に多くの根株のみを留めている当初よりの杉の中で逆杉2本は御神前の東西に並ぶ、連理の御神木として古くより夫婦杉と称せられ相生の杉の御神徳高い杉として敬われている。梢に近く高い幹に垂れた太い枝が多いところから逆杉と呼ばれるようになる。伝説によれば平安時代の康平年間、八幡太郎義家公が東征の途中、当初に於いて逆杉に神気を霊感され、源家縁りの当八幡宮に戦勝を祈願されたといわれる。
雄杉(西側)の幹周11.5m、雌杉8m、樹高40m樹勢旺盛な杉の巨木代表として昭和12年4月17日、国(文部省)より天然記念物に指定される。塩原八幡宮」となっています。
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