木めぐり像めぐり

気に入った木、気になる像などを紹介していこうと思います。

出湯温泉から、五頭山(912m)、菱ヶ岳(973m)、村杉温泉と歩く

2014-07-13 14:48:01 | 自然
 
  出湯温泉は、新潟県の白鳥飛来地で有名な瓢湖の近くにあります。 温泉と手ごろな山を歩く場所を探していたら、ここを見つけ、なかなか面白そうなので歩いてみました。
 出湯温泉に1泊し、朝8時から歩き始め、村杉温泉に14時30分に着きました。歩程6時間30分ほどのコースです。
 1枚目は五ノ峰山頂の写真、2枚目は五ノ峰からの景色です。空気が澄んでいれば、日本海、佐渡島が見えるようです。三枚目は与平の頭あたりから撮ったものです。
 歩いていて、意外と楽しかったです。驚いたのは、地面にばら撒いたように、黒い2mmほどの球体があり、よく見たら毛虫の糞で、幹や枝、葉に毛虫が沢山ついていました。人にきいてみたら 、毛虫の大発生するときは、たまにあるようです。
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五社堂のスギ

2014-07-07 14:56:58 | 

 前回のハイキングコースの終点、門前に出る手前に五社堂がある。そこに立派なスギがあったので写真に撮りました。左側に写っている社が五つ並んでいます。五社堂の説明は
 「赤神神社五社堂  赤神神社の創立はきわめて古く、赤神は漢の武帝の飛来したところと伝えられ、貞観2年(860)、慈覚大師がここに日積寺水禅院を建て、赤神をその山神としたという。
 一部省略
 現在の社殿は、秋田藩主代四代佐竹義格の命により大久保小左衛門が普請奉行となり、宝永4年(1707)から7年(1710)にかけて建替えられ、江戸中期様式を示す建築である。
 一部省略
 この地は、平安時代から天台宗山岳仏教の修験道場として発展し、後に真言宗に改宗、藩主から多くの神田を寄進され、衆徒の存在も知られ、おおいに栄えていたが、明治になり神仏分離令により赤神神社として残る。」
 なまはげの説明もあり、このスギがある理由も分かりました。
 「昔、漢の武帝が白い鹿の引く飛車に乗り、五匹のこうもりを従えて男鹿にやってきた。こうもりは五匹の鬼に変わりよく働いたので、武帝は正月十五日の一日だけ休みを与えた。鬼たちは初めて村里へ出られるうれしさのあまり、畑を荒らし、家畜や娘たちをさらっていった。これに怒った村人は、武器を手に手に鬼退治に出かけたが、力の強い鬼たちに散々な目にあわされた。ますます乱暴になった鬼たちに困った村人は、鬼たちと”かけ”をすることにした。
『毎年ひとりずつ娘をさし出す代わりに、五社堂まで一夜のうちに千段の石段を造ること。これができなければ二度と村へは来るな』と。
 鬼たちは日暮れを待って、石段を積み始めた。大きな石をかかえ、あれよあれよという間に、石段を積み上げていく。あわてた村人は、ものまね上手を使って鬼たちが九九九段まで積み上げたところで、
「コケコッコー」と一番鶏の鳴きまねをさせた。鬼たちは飛び上がって驚き、怒り、そばにあった千年杉を引き抜き、まっさかさまに大地に突き刺し山へ帰っていった。それからというもの、鬼たちが再び村へ下りてくることはなかった。五社堂はこの鬼たちをまつったものといわれ、これが『なまはげ』の起こりといわれている。」となっていました。
 何で漢の武帝がこの話の中に登場してくるのだろうか、ただ鬼がやってきて悪さをした話でも十分なはずなのだが、武帝を登場させることにより真実味を増すためだろうか、あるいは、ここに漢から渡来した人がいたのだろうか。
 
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男鹿温泉から真山神社、真山、本山、毛無山、門前と歩く

2014-07-05 09:26:45 | 散歩

 男鹿半島に標高700mほどのやまがあり、山麓に立派な神社があるようなので登ってみました。男鹿温泉から真山神社まで舗装された道を1時間20分ほど歩きます。途中登る山の全体が見渡せる場所があったり、万体仏堂があり、少しばかり単調な道に花を添えてくれます。真山神社の隣には、なまはげ館、男鹿真山伝承館があり、観光名所になっています。時間が無いので見学はせず、登山道に入りました。
 1枚目の写真は真山山頂(571m)の社と展望台を兼ねていた場所から男鹿駅方面を撮ったものです。2枚目は、本山(716m)付近から毛無山(645m)を撮ったものです。自衛隊のレーダー基地があり、レーダーが本土側を向いています。本山にもレーダー基地があり、それは日本海側を向いていました。3枚目は、毛無山付近から撮った加茂地区です。
 本山、毛無山とレーダー基地なので、柵に囲まれていて山頂に立つことができません。少し欲求不満にさせるハイキングコースです。景色のいい場所もありますが、東京から高い交通費を払って登るだけの価値があるか問えば、無いと思います。
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男鹿温泉の椿

2014-07-02 10:33:26 | 

 男鹿温泉の旅館、元湯雄山閣の駐車場にある椿です。説明によると「樹齢700年、根幹165センチ。国内最大級の北限の椿。昭和42年に隣の集落、黒崎から移植。毎年3月中旬から可憐な花をつけ、男鹿に春を告げる」となっていました。花でも咲いていれば注目すると思うのですが、駐車場のところにちょっとした木が植わっているという感じで、この木が樹齢700年もの木だとはとてもおもえないほどのたたずまいです。でもよく観察するとやはりそれなりの風格みたいなものを感じました。
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