tomoyaの過給日記

通勤快速Vマウントロードスターをいじることで頭がいっぱいなブログです。

フルモニファームウェアの書き込み

2013-05-01 23:56:22 | フルモニ

結合したプログラムファイルをフルモニに書き込みする方法を説明します。


以前こちらで紹介したアプリケーション「Renesas FDT
をインストールしてあるものとして手順を追って行きます。

まず「Flash Development Toolkit 4.08 Basic」を起動します。

 

起動すると次のような画面で、一番下の「Generic BOOT Device」を選択し、
「次へ(N)」を押します。

 

「USB Direct」が選択されているのを確認し、「次へ(N)」を押します。

 

次のようなダイヤログで「OK」を押します。

 

ここで、フルモニ側の準備を行います。
フルモニ裏面の4本のネジを外します。

 

フルモニの上カバーを明けます。
矢印に示す箇所に、フルモニをブートモードで起動するためのジャンパーがあります。

 

画像のようになにも実装されていないスルーホール3個の穴のうち、
中央と下の穴をショートさせます。


すこし乱暴な感じはしますが、接触さえしてれば十分ですので、
やさしくショートしてやってください(^^;;;)

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追記2013年6月16日

上記のピンセットショートはやはり乱暴なので、
その後ジャンパースイッチを採用しました。


(画像はまだハンダ付けしてませんが)

しかし実はこのスイッチの極性が合ってなく、基板表示と違うのが残念ですが。。。

※すでに仮頒布してしまっている方で、このスイッチをご希望の方はいってください。

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このままショートした状態でフルモニの電源を入れます(電源ケーブルを刺します)

ブートモードでの起動が成功した場合、液晶には何も表示されない状態となります。
通常のタイトル画像が表示された場合はショートが不十分ですので、
ジャンパーのショートと電源の投入を再度やり直してください。

ブートモードで起動したことを確認したら、フルモニとPC間を
USBケーブルで接続します。

ここでアプリケーションに話は戻ります。

ブートモードで起動したフルモニとの接続が正しい場合、
次のようなダイヤログの表示になります。


「VID…」が選択されている状態で「OK」を押します。

さらに次のような表示で止まったら、「OK」を押します。

 

次のような表示で止まったら、「OK」を押します。

 

次の画面で「12MHz」「4」が選択されていることを確認して、
「次へ(N)」を押します。

 

次の画面で「Automatic」「Advanced」「No」が選択されていることを確認して
「完了」を押します。

 

次のような画面が表示され、フルモニと接続された旨が表示されます。

 

「User/Data Area」のずっと右側にある「>」を押し、
さらに「参照(B)」を押します。

 

ここで、プログラム&フォントデータ&タイトルデータを結合したファイルを選択します。

 

「User/Data Area」のチェックした後、
「スタート」を押し、書き込みを開始します。

 

書き込みが完了した旨が表示されます。

最後に「デバイスとの切断」と、「終了」を押しアプリを終了します。

以上でファームウェアのアップデート作業が完了です。

フルモニの電源ケーブルとUSBケーブルを抜き、
上カバーを戻し、ネジ4本を閉めこみます。

 


フルモニ 頒布についての注意点

2013-05-01 13:15:14 | フルモニ

当たり前の事を口酸っぱく言うのは気が乗りません。。。

しかし。より多くのみなさんに、安全・便利に使っていただく為、
今一度、ご確認いただきたい事を書きます。


 

 

フルモニは量産に伴い、一般ユーザー向けに頒布を開始します。

下記に書いてある注意事項をご覧頂き、
同意される方は頒布を希望いただきたいと思います。

・ ・ ・

フルモニ頒布についての注意点

・当頒布はフルモニのハードウェア(基板、ケース、ハーネス)が対象です。搭載されるファームウェアはオープンソースとして有志により開発され、そのソースコードや実行体、データ、及びそれらにより実現される実用的な機能については責任を負いません。また、現状の設計における機能不十分やバグ、操作感の不具合等は、ファームウェアの開発が進むことで改善することを期待するものとします。

・公道での使用を行わないで下さい。競技使用専用品です。また、走行中の設定変更等の操作は運転に支障をきたすため絶対に行わないでください。

・使用温度範囲は-10~60℃です。この温度範囲以外での使用は故障の原因となりますので行わないで下さい。特に炎天下での車内放置を行わないで下さい。ケースが溶損する可能性があります。

・タッチパネルは感圧タイプですが、画面を強く押さないで下さい。液晶が割れる事があり危険です。

・フルモニへの配線及びその方法はユーザーに委ねています。接続の間違いによる破損、感電に注意してください。最悪の場合、人身災害、車両の火災等の重大な事故につながり大変危険です。

・フルモニの固定及びその方法はユーザーに委ねています。走行中に脱落し車内の人間に向けて飛んでくる事があると大変危険です。最悪の場合車外に放出しますと第三者に危害を加え兼ねませんので、十分な固定を行なってください。

・最後に。製作者および頒布元であるtomoyaは
前記の注意事項を含み、フルモニを使用する事によって生じる、いかなる損害にも一切責任を負いません。
フルモニのご使用にあたってはご自身の責任で安全に使用してください。

・ ・ ・


 

 

なお、当ページは予告無く更新することがあります。
予めご了承ください。

 

 


フルモニ外観・配線接続図

2013-05-01 12:50:06 | フルモニ

フルモニの各部説明と配線に必要な情報をまとめたものをアップします。

配線する場合等、参考にしてください。


 

電源線接続の説明

電源線は自動車のアクセサリー電源(12V系)からとります。
フルモニは、交換可能のヒューズ2Aを内蔵してますので、
別段それ以外に外部ヒューズは必要ありませんが、
配線途中などに追加する場合は
2A~7.5A程度の自動車用ヒューズを挿入してください。


 

通信線接続の説明

CAN2.0B通信線は以下の機種の接続に使用します。
 ・MoTeC m400/m600/m800/m880
 ・Haltech E8/E11
 ・Haltech SPORT1000/SPORT2000
 ・LINK G4+/G4X

RS232通信線は以下の機種の接続に使用します。
 ・Freedom FC-03以降(空燃費連動オプション付きに限る)
 ※Freedom FC-03以降用は完成ハーネスを提供するため、
  電源線、通信線ともに個別に配線を行う必要はありません。


 

このページは随時更新予定です。。。