さあ、暇な時間があるとお腹がすいてしまう。
どんどん映画を観ていこう。
「ザ・コンサルタント」
予備知識はほとんどなかったが、評判が良かったので飛び込んでみた。
会計士クリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)は、とある企業の財務調査を引き受ける。
その中で大きな不正を発見した彼は、それを明らかにすると会社側からすぐに依頼を打ち切られてしまった。
納得のいかない彼だったが、その日から何者かに命を狙われることになる。
しかし、彼は片田舎のしがない会計士という表の顔とは別に、闇社会の裏帳簿を切り盛りし、さらには凄腕の殺し屋という顔を持っていた。
彼の反撃が始まる。
いろいろな伏線が張ってあり、ミステリとしての要素が大きい作品なのであまり内容に触れられないのが残念だが、とても面白い映画だと思う。
この場合の「面白い」は、どちらかというと「興味深い」に近いかも知れない。
巨悪に立ち向かう正義の味方…という構成とは明らかに違う。
全体の雰囲気はデンゼル・ワシントンの「イコライザー」に似ていると言えば似ている。
主人公は「正義の味方」ではないし、結果として敵は「巨悪」でもない。
カッコいいというよりは、「こんな野暮ったい感じなのにすごい」という感じ。
あちこちに張られた伏線がラストに向けて回収されていくくだりはニヤリとさせられる。
その伏線がかなり暗示的にボンヤリと示されるものが多いので、一瞬何のことか分からない。
また、登場人物の過去や因縁、主人公の正体がはっきりするまでの時間がかかり過ぎることもあって、最初はワクワクしているが途中でどうでも良くなってしまう辺りは難点か。
正直、すべての辻褄合わせに合点がいくという訳でもない。
好みは分かれる映画だとは思うが、惹き込まれている内にあっという間に時間が過ぎる。
多少のネタバレ覚悟で言うなら、
「その役、悪人顔のジョン・リスゴーをわざわざ当てるってどうなの?」
もう一度、伏線の辺りを確認したくなる映画。
オススメ度:82点
どんどん映画を観ていこう。
「ザ・コンサルタント」
予備知識はほとんどなかったが、評判が良かったので飛び込んでみた。
会計士クリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)は、とある企業の財務調査を引き受ける。
その中で大きな不正を発見した彼は、それを明らかにすると会社側からすぐに依頼を打ち切られてしまった。
納得のいかない彼だったが、その日から何者かに命を狙われることになる。
しかし、彼は片田舎のしがない会計士という表の顔とは別に、闇社会の裏帳簿を切り盛りし、さらには凄腕の殺し屋という顔を持っていた。
彼の反撃が始まる。
いろいろな伏線が張ってあり、ミステリとしての要素が大きい作品なのであまり内容に触れられないのが残念だが、とても面白い映画だと思う。
この場合の「面白い」は、どちらかというと「興味深い」に近いかも知れない。
巨悪に立ち向かう正義の味方…という構成とは明らかに違う。
全体の雰囲気はデンゼル・ワシントンの「イコライザー」に似ていると言えば似ている。
主人公は「正義の味方」ではないし、結果として敵は「巨悪」でもない。
カッコいいというよりは、「こんな野暮ったい感じなのにすごい」という感じ。
あちこちに張られた伏線がラストに向けて回収されていくくだりはニヤリとさせられる。
その伏線がかなり暗示的にボンヤリと示されるものが多いので、一瞬何のことか分からない。
また、登場人物の過去や因縁、主人公の正体がはっきりするまでの時間がかかり過ぎることもあって、最初はワクワクしているが途中でどうでも良くなってしまう辺りは難点か。
正直、すべての辻褄合わせに合点がいくという訳でもない。
好みは分かれる映画だとは思うが、惹き込まれている内にあっという間に時間が過ぎる。
多少のネタバレ覚悟で言うなら、
「その役、悪人顔のジョン・リスゴーをわざわざ当てるってどうなの?」
もう一度、伏線の辺りを確認したくなる映画。
オススメ度:82点