茶番劇は「楽天」で決着。いまさらながら、日本のプロ野球の問題意識のなさが露呈した。年寄りの好みで選ぶべきではない。優等生ぶった経営者ではこれからの乱世は勝ち抜けない。 ■小池唯夫パ・リーグ会長の話 全会一致。異論は出なかった。新規参入については、それほど時間はかからなかった。パは来季6球団? 5球団より偶数の方が、日程なども組みやすい。 ■巨人・滝鼻卓雄オーナー会議議長(巨人オーナー)の話 熱意の優劣はつけがたかった。一番の問題は継続的、安定的に球団を保有できる経営体力があるかどうかだった。プロ野球がいい方向へ進んでくれれば。 ■中日・白井文吾オーナーの話 パがまた6球団になってよかった。決め手は体力。楽天が相当上回っているということだった。楽天は営業についての考えも既存の球団とは違う。今までの球団がやらないことをやる可能性がある。 ■ヤクルト・堀澄也オーナーの話 気持ちとしては両方とも入ってほしいが、今の球界の市場では12球団がいいのでは。(楽天は)青少年にいい影響を与える球団であり、親会社であってほしい。 ■阪神・久万俊二郎オーナーの話 楽天は間違いないだろう。チームが一人前になるには時間とお金がかかる。三木谷オーナーは本業と五分五分のバランスを取ってください。私の経験からいってそれが長持ちする。 ■広島・松田元オーナーの話 楽天が本拠地にする宮城(仙台)は広島と似た地方都市。親しみを持って応援したい。行政、民間、ファンが一体となってバックアップすることが地方での成功の鍵になる。 ■横浜・若林貴世志オーナーの話 長くプロ野球を愛してくれるオーナー企業を判断した。厳しい経済下で収益の柱は多い方がいい。アイデア豊富な若い球団だから、われわれも参考にするかも。 暢気なコメントを出しているが、自分とこの球団は大丈夫なの?と言いたい。コメントを出したくても出せない球団があるということは寂しい限りだ。すでにダイエー、西武は赤信号、セリーグは黒字といっているけど本当だろうか。ライブドア以下の財務内容の会社が山ほどありそうだ。 ライブドア堀江社長はメジャーリーグのオーナーを目指してほしい。日本のプロ野球では先が見えています。大阪とハワイをフランチャイズに真剣に考えてみてほしい!!間違ってもダイエーや、西武の買収をしないように。 それこそがメジャーリーグを目指す若者へのプレゼントとなる。とにかく、巨人がやらないことに挑戦して、夢を売るプロ野球の本質を取り戻して・・・。 いずれにしても、見え見えの選考劇を演じ、「楽天」を選んだプロ野球界は大きく「転落」への第一歩を踏み出したといえる。ファンはすべてをお見通しだということが分からないオーナー達に明日はない。 ■ノンフィクション作家の長田渚左さんの話 最初に結論ありきという印象だ。企業の経営体力や安定性という選定理由を聞いても、後から付けた理屈のように思える。この問題に関して仙台市で開かれたシンポジウムの司会を務めたが、地元は圧倒的にライブドア支持であることを肌で感じた。地元は一連の流れの中でライブドアが果たした役割がどれほど大きいかよく分かっている。楽天は小器用に参入したというイメージを持たれるだろう。どこまで東北人に受け入れられるか疑問だ。「ライブドア同情層」を含めて引き受ける覚悟が必要だ。 |
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なんか、すっごくバカにされてるような気がしますね。
おまえら何様だって。自分の所も満足に経営できないくせに。
仙台市民がどう考えてるのか聞いてみたいです。
結局のところ、政財界に人脈を持つナベツネのシナリオにのった「楽天決定」なんでしょうね。これで、また当分、プロ野球もナベツネの影の支配から脱っすることができないままなんでしょう。
ナベツネ巨人と一緒にプロ野球も沈没なんてことにならないように、古田にがんばってもらわねば!
三木谷氏はどうせとんがったことを言いそうにないのでまったく期待していませんが、田尾さんがんばってくださいという心境です。(中日ファンとして。)
TBさせていただきました。
楽天は蟻地獄に落ちましたね。
ホリエモンの罠に嵌った、とも云えます。