いとうな日々

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ミサイル実験も後継者指名も凍結 崩壊近しか?

2006-06-21 | ニュース
「日本で拘束されたのは北公安当局の無能のため」と金正男が金正日の妹・金敬姫に電話で喋っているのが盗聴されたらしい。
東アジアのある情報機関が、昨年初めから、金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長の長男・金正男(キム・ジョンナム)氏と金委員長の妹・金敬姫(キム・キョンヒ)氏の国際電話を盗聴するのに成功したと、産経新聞が1日報じた。

同紙によると、金正男氏(35)は平壌(ピョンヤン)・北京間で頻繁にかけていた国際電話で、「私が日本で拘束されたのは北朝鮮公安当局が無能だったため」と非難した。 ここで金正男氏が話した「無能」とは、北朝鮮当局が作った偽造旅券を意味するものと推測される。

金正男氏は01年5月、2人の女性と一緒に偽造旅券を持って密入国を図り、日本の成田空港で逮捕された後、中国へ追放された。 その後、金正男氏は平壌に入ることができず、この5年間は中国やロシア、ヨーロッパなどに滞在している。

金正日委員長の妹・金敬姫氏も電話で、夫・張成沢(チャン・ソンテック)を失脚させた金委員長と側近らを頻繁に非難していたという。(中央日報)
このことで金正日の逆鱗に触れ、金正男は後継者レースから外れてしまったといわれている。ところが今度は次男の正哲。エリック・クラプトンのヨーロッパ公演を見るためにドイツを訪問中に日本のマスコミ(フジテレビ)にその姿を撮影されてしまった。ホルモン系の病も深刻ではといわれている。後継候補にとって病は致命的だ。
国家情報院が20日、国会情報委報告を通じて「最近ドイツを訪問したことが明らかになった金正日(キム・ジョンイル)総書記の次男・金正哲(キム・ジョンチョル)は、昨年にもエリック・クラプトンのヨーロッパ公演を見るためにドイツを訪問していた」と明らかにしたことを情報委員が伝えた。

日本のフジテレビは15~16日の放送で、金正哲氏と推定される人物が若い女性とともにドイツを訪問し、6月3日にはフランクフルト、4日にはシュトゥツトガルト、6日にはライプチヒ、7日にはベルリンを回り、エリック・クラプトンのコンサートを鑑賞したという内容の報道をした。国家情報院はこの日、「金正哲氏であるのは間違いないとみられる」と報告した。

また、「金正哲氏はエリック・クラプトンがギターを弾いている姿が描かれたTシャツを着るほどのファン」とし、「金正哲氏は胸が10代の少女程度に膨らむ女性ホルモン過多分泌症を患っているようだ」と報告したとこの委員は伝えた。

金正哲氏は金総書記とその2番目の妻で2004年5月に死亡したとされる高英姫(コ・ヨンヒ)夫人との間に生まれ、金正日総書記の3人の息子の中で後継者として最も有力視されているという説がある。

一方、国家情報院はこの日「今年4月に北朝鮮の咸鏡北道で列車制御装置の故障により大規模な列車衝突事故が起き、軍人や民間人ら200人余りが死亡したと確認された」と報告した。

朝鮮日報
まさかこのことが原因ではないのだろうが、金親分は自分が70歳になるまで後継者問題は凍結すると言っているみたいだ。一方アメリカによる経済制裁は北朝鮮の経済に深刻な事態に陥れている。とはいっても、国全体ということではない。金一族の遊興費が枯渇していることが一大事なのだ。

そしてまた瀬戸際外交に打って出た。前回の人工衛星と言い張った三陸沖着水の実験でアメリカが折れたという経験が今回の騒動の主因だ。しかし、ミサイル発射実験の準備がアメリカの偵察衛星に丸見えだった点を考えても本気かどうか疑わしい。経済制裁(口座凍結)解除を何とかアメリカにお願いしたい、その表れだ。一か八かであればミサイルより見えにくい核実験の可能性をリークしたはずだ。

うまくいった前回と比べて国際環境が著しく変化したことは、金正日自信が一番よく知っているはずだ。でも、外交手法は変える知恵もないのだ。いずれにしても、朝鮮総連の雪崩現象やアメリカによる金融資産の凍結が加速度的に北朝鮮崩壊に向かわせている。経済援助ではロシアはあてにならず、権力の世襲は中国が嫌がっている。頼りは韓国であるがミサイル発射の問題で韓国の世論が北朝鮮の思惑とは反対方向に向かった。

また悪がきが駄々をこねている状態だ。ほおって置けばそのうち疲れて眠ってしまうだろう。いや、国が崩壊してしまうだろう。何もしないことが最善の方策であることは世の中にはよくあることだ。たった一機のテポドンが飛んでも我々日本には何の影響もない。大変だ、大変だと騒げば相手の思う壺である。ここは、無視することだ。マスコミは北朝鮮に関する報道を控えるべきだと思う、北朝鮮人民が色々な報道に接する機会は皆無なのだから。

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