俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

ゴジラVSキングギドラはもうどうにも変えようがない

2014年05月20日 00時05分36秒 | 映画
 私の中でいちばんのゴジラ映画、『ゴジラVSキングギドラ』。(ちなみに二番は『ゴジラ×メガギラス』)
 冒頭の会話シーンや、メカキングギドラが未来から転送されて空中に出現するシーンなど、怪獣好きの心をぎゅんぎゅん熱くしてくれるこの映画が、私は大好きだ。

 大好きなのだが、その一方で、ストーリーの矛盾、破綻が気になってしまう部分もある。
 思いつくまま挙げてみると。

・ゴジラザウルスをわざわざベーリング海に転送する意味がわからない。ゴジラにしたくないなら、その場で殺してしまえばよさそうなものだ。登場人物たちは誰もおかしいと思わなかったのか?
・おなじみ、タイムパラドックスの問題。ゴジラザウルスを転送して戻ってきた日本で、ゴジラがただ消えるのは変だ。だって、そもそも生まれていないはずなんだから……。
・どうせキングギドラに日本を破壊させるのなら、ゴジラに破壊させてもよさそうなものだが。未来人たちは何がしたかったんだろう?
 ゴジラよりも、自分でコントロールできるキングギドラの方が都合が良かったのかな? ゴジラがいると、キングギドラの敵になるから消しておきたかったのかな? なら、なおさらなぜ殺さずに、ベーリング海なんかに転送したんだろう?
・北海道に上陸したゴジラに、なんで未来人はキングギドラを差し向けたの? ゴジラは暴れるに任せておけば、日本を弱体化させるという目的は達されるのに。
・「我々はコンピュータもキングギドラも、もういらない。代わりにゴジラが我々の目的を達してくれる。」……なんだ、それは?
 それならわざわざ未来からやってくる必要ないんじゃないの????


 ……だめだこりゃ。こんなに突っ込みどころの多い映画だとは思ってなかった。
 まとめると、未来人の考えてることはさっぱりわかんねーぜ!ってことかな。

 これをもし破綻なく改変しようとすると、ストーリーは大幅に変わり、ほぼ別物になってしまうだろう。

 『ゴジラVSキングギドラ』は、怪獣好きを限りなく熱くさせる夢と、さっぱり考えていることのわからない未来人への限りないガッカリを与えてくれた名作!! そういうことにしておこうじゃないかね。もう、それでいいじゃないかね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿