ままりんの子連れ旅じたく baby編

“子連れバックパッカー”を夢見る母さんの、子どもといっしょにお出かけ&旅行記。子連れ外出に役立つ情報も満載!

ベトナム・水上マーケットに生きる家族(2)

2008-01-27 | 世界で出会った子どもたち
ガイドのニュギェンは、全長10mくらいありそうな大きめの船にぴったりはりつき、
私たちを残して中へと入っていった。
しばらくすると彼は顔を出し、「カモン!」と私たちを招き入れる。

ええーっ、ホントにあがっていいの!?

ワクワク半分、恐縮半分で大型船に飛びうつる。

      
      ↑おじゃました船。居住用の船のほか小型ボートを4台も所有

船には植木鉢もいくつかおかれ(ガーデニング?)、ニワトリや犬も飼っている!

ここはファーンヤッさんという方の船で、どうやらニュギェンの知り合いのよう。
お父さん(54歳)、お母さん(50)、長男(29)、長女(20)、次男(10)の5人家族。
長男は地方に野菜を仕入れに行って、しばらく家にいないそうだ。

興味深々、船の中をのぞかせてもらうと…
船の後方は2階建ての居住スペースになっており、下が食堂兼居間兼寝室。
といっても、2畳くらいしかないんだけど。

      
      ↑居間でくつろぐお母さんと10歳のンゴンくん

しかしそこには、20インチくらいのテレビにラジカセ、扇風機、電話、カラオケまである!
電化製品に囲まれ、なんだか意外な感じ… 
想像していた以上に、生活は豊かに見えた。

部屋の外には小さな台所もある。

      
      ↑お姉さんのドゥオンが台所で料理の最中

ファーンヤッさん一家は、以前は地方の農園に住んでいたそうだが、
10年ほど前にここカイランマーケットにやってきて水上生活を始めたそうだ。

ンゴンくんは学校に行っているの? と聞くと、
陸に上がったマーケット近くの小学校に、ここから毎日通っている」と言う。

ベトナムでは小学校は5年教育、就学率も95%ほど(当時)と高いし、
大学への進学率も20%近くあるとか。
途上国のなかでも、教育に対する意識は高い国なんじゃないかと改めて思った。

そういえば、けっこう田舎の町でもアオザイ制服の女学生をたくさん見かけるし、
男の子も女の子も関係なく、教育の機会が与えられているというのはすばらしいことだ。

お姉さんのドゥオンは、そのとき20歳。家業や家事のお手伝いをしている。
年ごろの彼女に、聞いてみたいことがあった。
結婚したら、陸と水上と、どちらに住みたい?

彼女はうーんと少し考えて、それからちょっと照れくさそうに、
ここ」と、メコン川を指さした。
                                             つづく




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2 コメント

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はじめまして (くう)
2008-01-28 09:09:36
プロフィールの写真に引き付けられて
お邪魔しました

海外でいろいろ貴重な経験をされてるんですね。
羨ましいです
私も、ベトナムとか一度は行ってみたいなぁ。
秘境っぽい所、結構好きです。
但し、まだまだ子育て中。。あまりハードな場所には
行けません
またお邪魔させてもらいますので
ヨロシクお願いします
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Re:はじめまして (ままりん)
2008-01-28 13:19:49
>くぅさん

ご訪問ありがとうございます
くぅさんのブログも拝見させてもらいました。
もう、けっこう大きいお子さんもいらっしゃるんですね。子連れ旅行もいろいろ行かれてるみたいだし… またオススメのところとかあったら教えてください!

私も、もう少し子どもが大きくなったら、またアジアとか旅したいです。変わったのか、変わってないのか、いろいろ見て回りたいし…

またブログにも遊びに来てくださいね~ お待ちしてます
 
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