ままりんの子連れ旅じたく baby編

“子連れバックパッカー”を夢見る母さんの、子どもといっしょにお出かけ&旅行記。子連れ外出に役立つ情報も満載!

そういえばあった、“母子旅行”の思い出

2008-05-02 | ひとり旅の記憶
前回の母子旅行の記事で、たくさんの方に心強いコメントや応援クリックをいただき、
とてもびっくりしています。みなさま、ありがとうございます。

勇気もわいてきたし、前向きに検討しようかな…。
最終的にどうなるかは未知数だけど、おいおい準備のことなど書いていきたいので、
また、みなさんのご意見をうかがえたらうれしいです!

さて、“母子旅行”で思い出したんだけど、そういえば私、経験していた

ただし、私が「母」でなくて、「」なんだけどね…
そう、私の母との、初めての海外旅行。

もう10年以上前、私がワーキングホリデーでオーストラリアを旅していたころのこと。
母が、私もいることだし、オーストラリアに遊びに来たいという。

そこで、ケアンズで落ち合い、ゴールドコーストなど東海岸沿いに南下、シドニーでお別れ…
というプランを立てた。

そのとき私は、オーストラリアを長距離バスで時計回りに旅していて、
母にまで、ケアンズ→シドニー間を長距離バスで移動する旅に付き合わせてしまった。
1回で20時間近く乗ったことも…
母は当時、50歳代だったかな。
足やひざが弱いのに、よくぞ耐えてくれたと思う。…母よ、申し訳ない。

旅の途中で喧嘩したり、母の体調やらを気遣って疲れたりしつつも、
母子旅行は思いのほか楽しかった。

オーストラリアは小さい子連れ旅行先としても人気だけど、
年配の人が旅するのにもいい国だと思う。
世代を問わず楽しめる国なのだ。

そういえば、この国はお年寄りが元気という印象が強い。
おじいちゃん、おばあちゃんが若者に交じってビーチで日光浴を楽しんだり、
ビーチ沿いをウォーキングする姿をよく見かける。
リタイア後、キャンピングカーで旅して回ることもポピュラー。

そうそう、一度、すごい光景を見たことがある。
ブルームという町のビーチで、お年を召した男女4人(おそらく夫婦2組)が、
なんと全裸で仲よく手をつないで歩いているのだ

オーストラリアにはヌーディストビーチが多いけど、ちょっと、おじいさま方…
そこはヌーディストビーチでもなんでもないんですけど…(汗汗

でも、その“脱ぎたくなる”衝動、分からないでもない。
オーストラリアには、ほんとに美しい海がたくさんある。
思わず、生まれたまんまの姿で、海に抱かれていたくなるほどの…

そして、うちの母も、全裸になった1人ナノダ…

そう、あれは、グレートバリアリーフへ3日間のクルーズツアーに参加したときのこと。
そのツアーで、「ホワイトヘブンビーチ」という、その名の通り“天国”のような
真っ白い砂浜が続く島(たしか無人島)に上陸したんだけど…

      
      ↑パウダースノーならぬ、“パウダーサンド”のさらさら白砂!

この世のものとは思えない、その美しさに感動した母は、
「ままりーん! お母さん、ハダカになっちゃうから、写真とってーー!!」

げっ、マジぃー!? やめてよぉー 恥ずかしいっ!

ちょっと離れているけど、周りには同じツアー客もいる。
そんな私の声も無視して、母は水着を脱いでしまったのだ(もちろん、海の中で、だけど)!

時々、そのように母はとっぴな行動をとるので、娘としては恥ずかしい思いをずいぶんしたけど、
内心、素っ裸になった母をちょっとうらやましく思ったのも事実。
だって、ハダカになった母は、まるで地球と一体になったかのように幸せそう

母のような大胆な行動をとる勇気は、まだ私にはないけど、
りんりんが成人して私を旅に誘ってくれる頃には、きっと私も
大阪のオバチャン”化しているかな?



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地球の神秘、ナミブ砂漠に誘われて

2008-03-24 | ひとり旅の記憶
昔のアフリカ旅行のことを少し書いたついでに、
今日は“私を南部アフリカへと駆り立てたもの”について、書こうと思う。

それは、ナミビアの西海岸に広がる世界でもっとも古い砂漠、「ナミブ砂漠」。

いつだったか、テレビでナミブ砂漠の特異な生態系についてのドキュメントを見て以来、
すっかりナミブ砂漠は私の“いつか行きたい場所”になっていた。
その場所を訪ねることが、このアフリカ旅行の主な目的だったわけだけど…

ナミブ砂漠への道のりは、けっこう遠い。(大ざっぱな地図はコチラにあります)

私は、南アのケープタウンに入り、そこから長距離バスで20時間以上かけて
ナミビアの首都ウイントフックへ。
さらに夜行列車でナミブ砂漠入り口の町、スワコプムンドまで10時間半。
スワコプムンドから3日間のキャンプツアーを利用したけど、うち2日間はほぼ移動で終わった。

ちなみに、日本からもナミブ砂漠へ行くツアーは出ているし(バカ高いけどね)、
ケープタウン発の現地ツアーもある。

でも、それだけかけても見に行く価値はある、美しい砂漠だった。

      
      ↑まるでふるいにでもかけたような、キメの細かいさらさらの砂!

太陽の光を受けて、アプリコット色に染まる砂の山。
影の黒い部分とのコントラストも美しい。
そして目の前に広がるのは、延々とうねるように続く砂丘の稜線――

      
      ↑風によってできる砂紋は、まるで自然がつくった芸術作品

その稜線を、ツアーでは日の出を見るために、4時に起きて登りつづける。
ズボッ、ズボッと踏み歩く砂の感覚にはしゃいでいたのは最初だけで、
しだいに足を取られる歩きづらさに息も絶え絶え…
途中、マジに吐きそうになってしまった私。

       ←でも砂丘から日の出を見たときは疲れも忘れ…

朝食をとったあとは、さらに5kmの砂漠ウォーク。
たかが5km、されど、“砂山の”5km。
道なき砂の上を、ガイドは何を道しるべに歩いてるんだろう…

      
      ↑ここは月か火星か? 地球上とは思えない光景が広がる

1年に100mmほどしか雨が降らないこんな過酷な環境でも、
砂の中には甲虫とか生物がちゃんと生きているし、
植物も花を咲かせる(「奇想天外」という2000年も生きる植物が有名)。

夜になると海から濃い霧が風に乗って流れ、そのわずかな水分を糧に生きるらしい。

そんなたくましい話を聞くと、
この広い宇宙に生物の暮らす星はほかにもたくさんあるんじゃないかと思えてしまう。

自然の神秘を感じずにはいられない、ナミブ砂漠。
こういう光景に出会ってしまうと、やっぱり旅はやめられない。



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いつかアフリカで、親子サファリ!

2008-03-22 | ひとり旅の記憶
前回、多摩動物公園でプチ・サファリしたことを書いたけど、
実は私、過去に南アフリカ共和国で本格的“に近い”サファリを体験したことがある。
そこで今日は、その旅の話とアフリカのサファリ情報を…

えっ、アフリカなんて遠すぎて行く予定なんかないって?
何をおっしゃいます! 2010年はサッカーW杯が南アで開催されるじゃないですか !!
きっと、多くの日本人が南アを訪れる計画を立ててるはず。
サポーターでなくても、これを機会にアフリカ家族旅行を計画、というのはいかが?

アフリカは、意外に家族旅行先として人気のよう。
その多くは、ケニア・タンザニア方面でサファリ体験が目的なんだろうけど。
いつかは子どもといっしょにアフリカの広大なサバンナをドライブ…!
というのは、やっぱりアコガレ。
ま、わが家はまだまだずーーっと先の話だけどね…



さて、goo地図が世界地図に対応してないので、「地球の歩き方」の地図を拝借。
地図上のルートは、私が旅したルート。
南ア(ケープタウン)→ナミビア→ボツワナ→ザンビア→ジンバブエ→南ア(ヨハネスブルグ)
と、アフリカ南部をぐるりと1ヵ月でめぐる駆け足の旅。

見どころはたくさんあるので、このコース、とてもおススメなんだけど、
普通は休みが取れても1週間~10日くらいだろうから、南アのみに集中したいところ。
ケープタウンとヨハネスブルグを in & out にして、海岸沿いに旅すれば、
ダーバンというリゾート地や数々の動物保護区を通ることができるので、子連れには充実!

もちろん、南アでもサファリはできる。
ケニア・タンザニアあたりに比べると規模は小さいけど、
たくさんの国立公園や自然保護区が点在するので、旅のプランに応じて選べるのもいい。

いちばん有名なのは、地図上にも書いた「クルーガー国立公園」。
四国ほどの大きさをもつ、南ア最大級の国立公園! 

個人で行く以外にも、ヨハネスブルグやプレトリアから3日間や4日間のツアーが出ている。
3日間でたしか4万円近くと、当時回ったほかの国のサファリに比べるとかなり高かった記憶が…

それで私は、といえば、プレトリアに到着したのが帰国直前、旅も終了間際。
時間も資金も残り少なくなっていて、いろいろ悩んだ結果、クルーガーのツアーはあきらめた。

それで、プレトリアから日帰りで行かれる「ピラネスバーグ国立公園」で
お手軽サファリをすることに。
ちなみに、現地では、サファリのことを「ゲーム・ドライブGame Drive」といいます。

とはいえ、南アで4番目に大きいという国立公園。
広大な敷地内で動物に遭遇すると、感動もひとしお!
あ、あそこ! いた! いた!!」とアドレナリン出まくり。

     
     ↑キリンちゃんと目が合っちゃった~

     
     ↑あっ、アフリカゾウだ! 
 
     
     ↑マジックで描いたみたいにくっきりとしたシマ模様…

     
     ↑ドライブ中も動物が飛び出してこないか要注意!

私は、ひとつのミスを犯した。
それは、この旅で一眼レフをもって行ったにもかかわらず、望遠レンズを持っていかなかったこと。

日本のサファリパークのように、餌付けされているわけでないので、
基本的に動物は近寄ってこない。間近に遭遇すればラッキーもの。
だから望遠レンズとか双眼鏡は、アフリカのサファリでは必須アイテム

サファリでは小動物から大型動物まで、さまざまな動物に出会えるけど、
みんなが目標?にするのは、「ビッグ・ファイブ」と呼ばれる動物たち。
えぇと、アフリカゾウにライオン、ヒョウ、バッファロー、サイだったかな。
ビッグ・ファイブ全部に遭遇すると、幸運の持ち主♪ 自慢できます。

私は、8時~15時半のゲーム・ドライブで、バッファロー以外の4つに出会えた。
ヒョウは遠目に一瞬だけだったけど…
ほかに、サル、カバ、ヒヒ、スプリングボックなど、小動物も多数。

ガイドやドライバーと、「あそこ!」「あれ何!?」「追え~!」と、
まるで追跡ゲームのように盛り上がれば、探検気分満点!
クルーガーに行かなくても充分楽しめた。

私が南アまで来てあっさりクルーガーをあきらめたのは、この旅の途中でいろんな人から
タンザニアのセレンゲティとウゴロウゴロは最高! サファリに行くなら絶対ココ!
と勧められたから。

私の旅の目標がひとつ増えた。クルーガーをあきらめた分、いつか必ず、
タンザニアに行ってサファリをする!」+キリマンジャロ登山も…

家族いっしょにアフリカン・サファリ…ぜいたくな夢を胸に、今日もガンバロウ!
                                  
                            次回はアフリカ旅行のオマケ編です



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