海人の深深たる海底に向いてー深海の不思議ー

地球上の7割を占める海。海の大半は深海。深海生物、潜水調査船など素晴らしい深海の秘蔵画像を紹介。奇抜・奇妙な姿に驚愕!!

軍用イルカが話題に

2019年05月05日 | 日記
軍用イルカが話題に

 先ごろ、ノルエーで身体にハーネスを装着したシロイルカ(ベルーガ)が大きな話題
になり、マスコミでもコメントで盛り上がっています。 私が若いころ書いた記事を引用
していただいたのが、慶応義塾大学志木高等学校のブログ
http://www.shiki.keio.ac.jp/education/military_whales.html 軍用イルカとはです。
 今回のノルエーでの記事は2019年4月30日のBBCニュースに、ロシアのイルカス
パイを発見か」の記事であります。 ノルエーの北極海で発見されたロシア製のハー
ネスを装備したシロイルカはロシアのムルマンスク海軍基地から逃げ出したものでは
ないか?と言うものです。 これを受けてロシア海軍は、クリミアのセバストボリには
「軍用イルカ」の基地がある。と公表している。そこでの任務は、イルカによる海底調
査、海域防衛、特殊港湾のセキュリテーなどです。

 これまでアメリカ海軍は50年以上イルカ・アシカなどの研究調査を行い、機雷の掃
海、迅速な落下物の回収、ダイバー作業のサポート、重要考案の不審者侵入の警備
などを行ってきました。
 この任務の後ろで、イルカ・アシカの飼育技術、治療方法の研究、オープンウオータ
ーでの訓練方法、イルカの繁殖技術の向上、アシカの生息海域の保護法の制定、ス
トランディング。レスキュー技術の向上、学生たちへの飼育施設でのインターンシップ
の受入れ、膨大な海棲哺乳動物の研究論文の公表などが行われています。 具体的
には、米海軍のイルカは自然界から捕獲したものではなく、施設内で繁殖させたイル
カを使っています。日本ではまだ水族館のイルカは施設内での繁殖ができず、沿岸
でのイルカ漁から入手しています。 また、米海軍の施設近くでクジラやイルカの座礁
報告が寄せられると、専用チームが海上からいち早く駆けつけ、雑掌したクジラ、イル
カを診察して救助しています。
 日本でも、もっと海棲哺乳動物の研究論文が出るよう願っています。
参考:http://chikyu-to-umi.com/kaito/dolphin3.htm
   http://chikyu-to-umi.com/kaito/dolphin.htm








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