海人の深深たる海底に向いてー深海の不思議ー

地球上の7割を占める海。海の大半は深海。深海生物、潜水調査船など素晴らしい深海の秘蔵画像を紹介。奇抜・奇妙な姿に驚愕!!

潜水船によるタイタニックツアー

2019年04月10日 | 日記
沈んだタイタニック号の観光ツアー  山田 海人

 キャメロン監督が制作した映画「タイタニック」は多くの国で上映され、成功をおさめた。 そして100年目にあたる2005年には、水深3800mに沈んだ「タイタニック号」を見に行く潜水船ツアーが行われた。 潜水地点は、41、44.0 N 49度、46.0西、水深12、465フィート/ 3,790メートルで、 潜水船はロシアのシルショフ海洋研究所所属の「ミール1」「ミール2」と支援母船で、14日間のクルーズは、8時間の潜航観光を含む、超富裕層向けの高級ツアーであった。
ツアーの講師は著名な「トリエステ」でマリアナ海溝の世界最深部へ潜航した二人のうちの一人ドン・ウオルシュ、深海生物学者などであった。一回のクルーズで12名で、「ミール」に2名が乗船し、一人のパイロット、計3名で合計6回の潜航で12名の乗客を3800mに沈む「タイタニック」へ連れていった。
潜水船によるタイタニックツアーは、宇宙空間へのツアーより貴重で、これまで197名がタイタニックを訪れ、ツアー価格は、2週間一人1151万円であった。当初は、3万800ドル(1998年)、5万9700ドル(20011年)が燃料費高騰を理由に値上げされてきた。今年もまだまだ多くの希望者に応えて、潜水船によるタイタニックツアーが企画されている。









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