鈴木海花の「虫目で歩けば」

自然のディテールの美しさ、面白さを見つける「虫目」で見た、
身近な虫や植物の観察や飼育の記録。

新開孝さんの「むし塾」申し込み受付開始

2014-11-01 11:57:31 | 日記

 今年4月からはじめた「むし塾」、毎回たくさんのお申込みいただき、ほんとうにありがとうございます。

野村昌史さん、神保宇嗣さん、安田守さん・・・と虫好きな私たちがぜひ一度お会いして話をきけたら、と願っている方々に講師を引き受けていただき、改めてお礼申し上げます。

そして今年最後となる4回目の「むし塾」には、昆虫写真家 新開孝さんをお迎えします。

新開さんは宮崎県にお住まいのため、なかなか東京の催しにおいでいただくのが難しいのですが、今回上京なさるのに合わせて、「むし塾」の講師を引き受けていただくことができました。

 

 

 わたしがまだ、アカスジキンカメムシのなんたるかも知らない、虫に興味を持ち始めたころに出会ったのが、新開さんの『珍虫の愛虫記』という写真と文章の本でした。

ここに出ていたアカスジキンカメムシの5齢幼虫をいちど見てみたい!

虫に対する興味はこの本によって、ぐぐーんと上昇したのでした。

そしてついに、コブシの葉裏にお目当ての幼虫を見つけた時の「シン」とした気持ち。

私が虫のなかでも特にカメムシの美しさ、面白さに魅かれるきっかけとなった瞬間でした。

 

 その後読んだ新開さん著『ぼくは昆虫カメラマン』。

高校生まで、新開さんはカメラをもたず、虫をスケッチしていたのだそうです。

そんな新開さんは今、最高の技術をもっているカメラマン(同業の昆虫写真家 森上信夫さん談)として、

プロ、アマを問わず、そのお仕事のすばらしさが尊敬と親愛を集めています。

 

近著、『わたしは カメムシ』。

 

 お会いしてお話を伺えたら、という願いがついに叶うことになりました。

心待ちにしていたこの時間を、虫好きのみなさんといっしょに分かち合えたら、と思っています。

 下記が、第4回「むし塾」の詳細です。

 

開催日:2014年11月30日(日)

場所:自由学園 明日館大教室(最寄駅 池袋メトロポリタン口より徒歩10分)

講師:新開孝

講義タイトル:『ひむか写真昆虫記』

       (ひむかの国、宮崎のフィールドを中心に昆虫の観察記を写真で。撮影術、観察の目のつけ

       処、自然観察の楽しみなどについても)

時間 :12:45受付開始 

     13:00~14:15講義

     14:15~15:45 懇親お茶会

     16:00 終了

参加費:2000円(教室レンタル料、講師謝礼、備品レンタル料、お茶とお菓子代、事務費など)

参加申し込みは下記アドレスへメールで。(お名前、連絡先、第4回むし塾参加希望と明記してください)

定員に達しましたら、ブログでお知らせします。

siisaa@blue.ocn.ne.jp

みなさまのお越しをお待ちしています。

 

 

*教室への入室は、12:45以後、受付を済ませてからお願いします。

*この日は、かねてよりご紹介しています岩手県岩手郡葛巻町から、カメムシ調査をはじめた校長先生ご  

 夫妻も参加してくださいます!

 

 

 

     

 

 

 

 


最新の画像もっと見る