定年して2年、
2年ぶりに、この4月に仕事に復帰した
定年した直後は、これで仕事から解放された
という安堵感でいっぱいであった
いわゆる毎日、日曜日になったのである
震災ということで、僅かであるが
ボランティアらしきこともしたが
あとは、趣味らしきものに没頭
かあちゃんと2人で食べるご飯は
もちろん、美味しいし、会話もそれなりに
はあったと思う
正直いって、退屈はしたこともない
でも、なんか違うと思い始める
毎日、これでいいのかという思いは
日々つのるばかり
勿論、お金のこともある
僅かの年金ではあるが、出て行くお金は
容赦しない
そりゃ、現役時代の3分の一以下で生活すれば
良いわけであるが、そう簡単ではない
勿論、節約はしている
節約できないものもある
蓄えも、心細い
「とうちゃん元気で留守がいい」という神の
声を聞きながら、毎日6時起きである
散歩して出勤である
まさに健康的である
毎日、日曜日というものほど
退屈なものはない
やはり、なにかしらのストレスと刺激こそが
人間の活力源なのかもしれない