みそっこ日記

みそっこ研究者の雑感

シャンパン

2008-08-31 22:27:01 | Weblog
講談社の新刊「死ぬまでに飲みたい30本のシャンパン」を読了。勉強になったが、実践するだけの体力と財力は残念ながら持ち合わせていない。ま、気分だけでもということで、おすすめの中で比較的手ごろなこちらを入手。
Jラサールキュベアンジェリーヌミレジム1999
http://item.rakuten.co.jp/k-wine/ml_1065-8/
1er cruを使っているので安いということなのだがどうして味が深くてこくがある。歌舞伎街のクラブ御用達の某高級シャンパンなんかよりずっといいですな。おすすめの1本なり。

あなご

2008-08-27 23:22:36 | Weblog
ひさびさにあなご丼を食った。やはりうまい。これでお値段はうなぎの半分以下なんだからたいしたもんだ。

祖母が岡山で、小さいころ遊びにいくと必ずあなごのばらずしが出てきたものだ。ただ、西日本のあなご漁が、温暖化の影響で不漁でピンチらしい。こんなところにも影響が出ているのね。

森伊蔵

2008-08-25 21:07:17 | Weblog
ふと気が向いたので電話申込に挑戦。なかなかつながらなかったけど根性で掛け続けたらやっとつながった。といっても、これはあくまでも抽選権を獲得したということで、肝心の抽選の結果は来月1日に判明。確率が低いとは聞いているがどうなることやら。無事入手の暁には有志で宴会でもやりますかな。

論文改訂を終了して共著者へ発射。今週中に再投稿だ。あのお方のHydrologyへのこだわりようは、私のような凡人には全く理解できないが(雪以外は全くきかねぇっちゅーの。まったく。)、一応モデル計算をして考察を加えておいた。ま、hydrologyに関するいちゃもんを受けた原因として、こちらの書き方に全く非がないわけではなかったので、それもより正確な記述に修正しておいた。これで納得してくれればよいのだけどもん。

4継メダル

2008-08-22 23:53:46 | Weblog
うほー!とうとうやってくれました。祝杯だ。僕らの世代のあこがれの選手朝原が最後びしっとしめてくれたのもうれしい。肉体的には相当きついと思うのだが。爪の垢でもせんじてのまにゃぁ、と我が下腹を眺めてため息ひとつ。

査読者実験

2008-08-21 23:39:47 | Weblog
某ブログで紹介されていた記事:
Painful Publishing Martin Raff, Alexander Johnson, and Peter Walter Science 4 July 2008 321: 36より引用:

One problem with the current publication process arises from the overwhelming importance given to papers published in high-impact journals such as Science. Sadly, career advancement can depend more on where you publish than what you publish. Consequently, authors are so keen to publish in these select journals that they are willing to carry out extra, time-consuming experiments suggested by referees, even when the results could strengthen the conclusions only marginally. All too often, young scientists spend many months doing such "referees'experiments." Their time and effort would frequently be better spent trying to move their project forward rather than sideways. There is also an inherent danger in doing experiments to obtain results that a referee demands to see. Although we emphasize these problems with regard to the highest-impact journals, the same problems occur with other journals.

ということだそうだ。わぉ、タイムリー(笑。とはいえ、なかなかつっぱねるっていうのもできないんだよねぇ。わたしゃ小心者ですけぇ。

いきなり内閣府から電話があって何事かとびっくりしたのだが、大学の後輩だった。調べ物があったようだが、ついでに近況なぞをごにょごにょ。久しぶりに元気な声を聞いてうれしかった。

改訂手紙

2008-08-19 23:44:30 | Weblog
週末論文改訂案を頭のなかで練っていたのだが、いよいよ今日から本格的に改訂手紙つくりを開始。1日でほぼ終了。明日1日かけて本文に手を入れれば終了。

それにしても、reviewer B氏の勘違いぶりにあらためて苦笑。よくもここまで妄想を膨らませて人をけなせるものだ。なんか遺恨でもあるのか?もしかして、誰か彼女とこの件について一戦交えてたりとかしないだろうな?

査読結果来る

2008-08-15 11:50:30 | Weblog
結果は完全なsplit。1人がminor revisionなのだが、もう1人はreject。rejectの理由は、「年周上下変動にhydrologyが効かないと主張しているのはけしからん」ということなのだが、これは相手の完全な誤読。誰もそんなことを言ってない。ただ、「古いGPS解析の結果には大気遅延量起因のみかけ上下年周が混入しているからhydrologyで定量的に解釈をするときには気をつけましょう」といってるだけなのにねぇ。

このreviewer、おそらくGRLの時に狙撃されたのと同じやつだ。運が悪いとしかいいようがない。その時の彼女のコメントには完全に対応しているのだが、hydrologyの定量的な評価をやってないのがあくまで気に食わないようだ。確かにお前の研究のscopeのどまんなかやろうけど、こっちの論文のscopeとは全然違うっちゅうねん。

さすがに今回はEditorが味方になってくれて、「彼女はだめだっていってるけど、見たところコメントには対応できそうだから、moderate revisionっちゅーことで」ということで落ち着いた。命拾い。

こういうこともあろうかとHydrologyの計算はすでにやっているので、入れ込むのは簡単なのだが、汚いtime seriesであれこれ定量的な議論をしたくないのだがなぁ。どうしたものか。

今日は休暇。週末もあるので、頭を冷やして戦略を練って、週明けから改訂することとしよう。今月中にはなんとかするぞ。

さ、気分転換にプールだ。


査読

2008-08-12 07:23:58 | Weblog
投稿中の論文のstatusが、ようやく"Awaiting reviewers' score"から"Awaiting editor recommendation"に変わった。もうすぐ結果がくるだろう。それにしてもここまでくるのに2ヶ月近く。Fast trackでだしたのに、これではregular paperとかわらんではないか。

ディスクフル

2008-08-09 22:28:33 | Weblog
いつのまにか計算結果の出力先のRAIDがいっぱいになっていて、計算が途中でおわっていた。がっくり。

しかし、そこのボリュームだけでも1T以上あるのにどうしていっぱいになるのかな。無駄遣い削減PTで検証しなければいかんな。あればあるだけ使ってしまうのは、予算もディスクも同じである。

そういえば学部の時の共用計算機のクォータが10Mだったような。工夫して分割すればフロッピーでバックアップがとれたものだ。のどかな時代だったな。

密談

2008-08-06 22:50:52 | Weblog
論文のレビューをしてくれた某女史と、multipathによる見かけ変動のシミュレーションについて密談中。実測のSNRをマルチパス遅延に直して、シミュレーションデータに足してしまうのが分かりやすいが、受信機が正しいSNRを返していることを仮定するとか、reflectorが地表にあって反射波が下から入ってくるジオメトリを仮定するとか、いくつか仮定をおかなくてはならない。それがどう効いてくるか、なにか実例があるといいのだが。