トーキング・マイノリティ

読書、歴史、映画の話を主に書き綴る電子随想

服従 その②

2017-10-05 22:10:16 | 読書/小説
その①の続き 陣野俊史氏の書評だと単に“極右の候補者”となっているが、『服従』ではキチンとマリーヌ・ル・ペンの名が明記されており、実在の政治家が登場しているのだ。2022年のフランス大統領選の第一回投票で、移民排斥を訴える国民戦線のル・ペンとイスラム同胞党のアッベスが1位と2位になる。 そこで左派の社会党と保守・中道派のUMP(国民運動連合)は、ファシストよりはイスラム主義 . . . 本文を読む