蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演「星のない町 ぼくの町」

NPO法人劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演
タイトル 『星のない町 ぼくの町 ~ゴミ人間プペル奇譚~』
脚本・演出 青木由里
原案 『えんとつ町のプペル』西野亮廣 著
出演 青木賢治/栗生みな/坂本真由美/青木淳/井田亜彩実/鈴木一衣/導星ゆな 他

日時 2022年3月5日(土)18:00~    2022年3月6日(日)11:00~/16:00~
会場 須坂市 メセナホール 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/mugen_puperu

上記公演は好評のうちに幕を閉じました。
ご来場を賜りました皆様、ご尽力を賜りました皆様に、心より御礼を申し上げます!

また消えた!

2010年10月09日 23時53分53秒 | 日記
昨日の夜中、Blogをアップしたのにぃ~

またもや消えちゃった

投稿ボタンをクリックした途端
Gooブログのログイン画面になっちゃって…
これで何度目だろう
前回失敗したときは、数日間メモ帳に書き込むようにしてたんだけど
大丈夫な日が続くと、消えた瞬間のショックを忘れてしまう

学習能力ないねぇ~
と言われても仕方なし、ですね

昨日の午後、着ぐるみのお仕事に関する来年度に向けての打ち合わせ
その後、善光寺下の竹風堂さんに向かった。
ここの三階に、良い感じのホールがあるとT氏から伺い
うちの舞台上演が可能か視察に行った次第。

雰囲気は癒し系?和風ともアジアン系とも思える落ち着いた感じ。
間接照明がたくさん取り付けられていて
少人数の静かな芝居あるいは品の良い感じの作品なら似合いそうな空間。
いずれそんな作品が作れたら、ここを使わせて頂こう。

夜は劇団員のみのミーティング。
ここのところずっとミーティングが続いている。
新劇団員のケンジ君は、私が稽古場に到着するまで
外郎売の自主稽古をしている模様。

私は、次回作品のテーマや時代背景・人物などを調査中。
昨日は、ちょっと面白いデータを仕入れたので
それをみんなに話したところ、大いに盛り上がり
大いに脱線しちゃった
ま、あれはあれで良いか。。。

帰宅して、S短大用の音楽編集に取り掛かろうとしたんだけど
NHK教育で「ハムレット」が放送されると知り
ついつい観てしまったのが運のつき
長いかな?と思ってはいたんだけど
観終わって時計を見たら、なんと午前2時
一応音楽ソフトを開いてみたが
昨夜は眠気が次々と襲ってきて、まるっきりダメ
ついに挫折し、ベッドの友に

今朝から起きて編集作業を始めたんだけど
やり始めると、手直ししたくなって
直し始めるとこだわり出しちゃったりして
午後からのS短大の稽古を遅刻する羽目に…
先に劇団員が行ってくれたので、助かりました

寝なくても頑張れるときもあるのにねぇ。。。

遅刻の原因になった昨夜の「ハムレット」について
シアターガイドのHPに掲載されていたので転載しておきます。

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10月8日(金)のNHK教育テレビ「芸術劇場」では
中国の劇団、北京人民藝術劇院の『ハムレット』を放送する。

北京人民藝術劇院は、52年、中国文学界の巨匠・曹禺(そうぐう)により設立。
国内外の古典から現代劇まで幅広く手掛け
欧米やアジアなど海外公演も行った実績もある、中国を代表する劇団。
これまで同劇院では、演出家として海外から
アーサー・ミラー(83年『セールスマンの死』)
チャールトン・へストン(88年『ケイン号の叛乱』)
モスクワ芸術座首席演出家エフレーモフ(91年『かもめ』)を招いてきた。
08年には、劇団四季の浅利慶太を演出に迎え
シェイクスピアの『ハムレット』を上演。
同劇院史上初の日本人演出家によるシェイクスピア作品上演となった。

権謀術数渦巻く中世デンマーク王家の悲劇を描き
シェイクスピア四大悲劇の一つとされる『ハムレット』。
浅利演出では、“王家”と“一つの家庭”という二つの面から本作をとらえており
「英国が発明し、日本が加工し、中国が製造した」と高評を得た。

今回放送されるのは、今年、同劇院が来日し
劇団四季の『ハムレット』と併せて上演された東京・自由劇場での公演である。

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最初は、面白くなかったら観るのやめるつもりだった。
きっとねぇ…
オープニングで興味をそそられちゃったんだよね。
舞台床は黒いリノが敷き詰められ
前ツラから奥に向かって
何本も白い(だと思う)ラインがまっすぐに貼られていて

  何の意味があるんだろう?
  どんな効果があるんだろう?

と、私の好奇心が蠢いちゃった。

若干八百屋舞台気味だったのか
ラインによる目の錯覚だったのか
舞台奥に向かって緩い傾斜があるように見えた。

私の好奇心の対象となったラインには
蛍光塗料が塗られていて
暗くなると点線として浮かびあがるように施されていたし
ハムレットの父の幽霊が登場するシーンでは
奥から流れて来たドライアイスの下からラインがぼんやりと浮かび
照明との兼ね合いもあって、不思議な空間を生み出していたが
それ以外は、このラインが然程効果的とは思えず、少々残念だった。

芝居自体は、最初動きがなくて眠気が来てしまい
観るのをやめちゃおうかな、と思ったけど
このラインの効果を見たくて観続けた結果
最後まで観て良かったと思った。

翻訳の福田恆存氏の生み出す台詞が面白く面白くて
現代では決して使わない日本語なんだけど

  なるほどぉ~

と妙に納得してしまう台詞があったり
ハムレットがオフィーリアに吐く台詞

  尼寺へ行け!

は有名な台詞だが、こんなに面白い台詞だとは気付かなかった。
シェークスピアさんは、笑わせるために書いたのか
どうかは、わかりませんが。。

発見がいくつもあり

  古典劇にも、いずれ挑戦してみたい

と、改めて思いました