日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

中国も幼稚園の費用が高い

2009-07-19 | 中国の社会・文化・歴史等
 日本では少子化対策の為に、幼児教育費用を国庫負担にする法案が出るとかでないとか、ニュースで見ました。日本で子供を保育園にいかせていたら、月になんと7万円も取られて(嫁が働いているわけではないので、補助が出ないんです)びっくりしたのですけど、さて中国では。

 子供の養育は今日非常に費用のかかるものpになっている。南京の60の効率幼稚園が月謝を月480元から600元(1万円位)に値上げした。短大の学費が年に4000-5000元なのに幼稚園で年間6000元になるなんて、高すぎる!と3歳の子の親が嘆いている。彼女の家庭は月収が6000元だそうです。

 学費以外に、日用品や、洋服代、音楽の教育費、全部お金が出て行ってします。どうやって貧乏な家庭は生きていくのよ。

 南京の平均月可処分所得は1900元にしかすぎず、大半の人は私立の学費の高い幼稚園ではなく、効率の安い幼稚園に通わせている。3ヶ月の幼児を持つ母親は、幼稚園の平均月謝が1000-1500円もするので、出産前から貯金を開始したのと語る。子の人の月収は3000元以下だ。

 江蘇省では2003年に幼児教育の推進を方針に上げ、2007年には55%の児童を通わせる目標を立てた。実際には44.6%に留まっている。原因の一つには学費が高くてか読めなくなる児童が多い事も有る。シナドットコムの3000人ほどを対象にした調査によれば、97.3%が幼児教育日が高すぎると感じており、政府の支援が必要だと64.2%の人が答えている。

 就学前教育は、基礎教育に該当しないために政府の資金援助が少ない事も一因であり、世界の全教育費に占める就学前教育への公的投資が3.8%なのに、中国では1.3%に留まるからだともいう。

http://www.chinadaily.com.cn/china/2009-07/15/content_8429809.htm
⇒家の息子は今中国系の保育園に通っていますが、月500元位です。日本の感覚だと安いと思っていたのですけど、確かに一般庶民の目から見れば高いですよね。ちなみに、日系の幼稚園に行くと月7000元(10万円)。おまけに弁当も酔う椅子r必要があり、かつ終わる時間が中国系の4時半までに対して2時半とか3時とか非常に早い。

 学費の高さも目をむくのですが、共働きになっているので、とてもじゃないけど毎日弁当の用意をしたり、そんなに早く終わられても困ってしまうのです。もう一つはこの4月以降状況が変わったかもしれませんが、日系の数が少ない為に狭い学校に随分多くの児童がひしめき合っているような状態です。一般的には日本人の奥様は統治では働く事はありませんから、そういう環境の方には問題ないのですけど、ちょっと悩みの種です。

 上海人も裕福な家庭では、24時間体制でお手伝いさんを雇って自宅で育てている家庭も多いですね。近所に有る保育園は月謝が2000元で比較的豊かな家の子が多いと聞いていましたが、私立なんですねきっと。確かに町では子供を良く見かけます。外地出身者の場合は戸籍の関係で教育を受けれないとも聞いていたのですが、上海でも平均的な所得層になると保育園や幼稚園に子供を通わせるのは経済的に負担が大きいのだときづかされました。

 悩みはいずこも同じですね。

 
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