中国市場をタオバオ(淘宝)から開拓 中国EC格闘記

中小企業や個人が中国で日本製品の販売ができるか?中国最大のECサイト淘宝で試しています。嫌々苦労のしっぱなしです。

虹橋空港横にあらたなショッピングモールが 1

2016-04-18 | 中国経済関連

 

 

 

 上海虹橋空港と虹橋駅のすぐ横のショッピングモールが開きました、まだ空きスペースもあるし、人もそれほど多くないのですけど。

虹橋天池と名付けられていますが、道路を挟んで虹橋新天地という建物があり、オフィスとレストランはすでに入っている。またすぐそばにも建物がいっぱいあって事務所意外にいろいろモールをもっと作るようです。

 モールの1階には飛行場のチェックインカウンターもありますので、移動の中継点として、打ち合わせの場として使う事を考えると有望な場所だとは思います。無印が既に出店しユニクロも予定。スターバックスは近隣建物を含め3つ発見。まぁテナントはどこでも見るところばかりの気がしますけど、この辺は無料で出店できるからでしょうね。

 

 高品質ドアマットというのは、百居商品というおみせでみたもの。100円ショップ系の商品で日本だけでなく欧米量販店向けの商品も集めている店でした。1階に小さいのがあり同じ店が4回だかにもう少し大きいのがある。メイソウとかよりは良い感じかな、まぁ10元以上のものも置いています。こっち方面は日本企業はぱっとしませんね、なんでかな?100円ショップ系、ドトールなどは2008年にタオバオ始めた頃には上海に来れば絶対成功できるビジネスだって思ってたんですけど、結局ダイソーさんがちょっと頑張っている程度で終わりですね。まぁ中国製商品が多いので中国企業自体も相応の調達力があるというのも関係しているようですけど(商材の仕入れや発掘を中国企業が行っている面も大きいようですから)。

 

 うちの食堂ってのは、上海で虹明食堂、中山公園食堂などを経営している大阪の企業のコピー版だと思います。こういう店名は使わないでしょうし、全部定食ですから。でもしっかり窯を店頭にだし、まるっきり類似の店に見えます。

 へーと思ったのは1階にあるお寿司。。アイスクリームはわかるんですけど、お寿司をこういう形にして子供が喜ぶとは、、個人的に少しうれしくはあるのですけど。。

 

さいごのすごいTシャツ来ている写真は。。。実はちゃんと列を作っているところを移そうと思ったんです。この日3階の子供用品フロアに行くと、フロアを一周する電気機関車が走っているのですが、突然大声が聞こえたかと思ったら大人ふたりがぎゃぁぎゃぁ怒鳴っており、つかみあいになりかけてました。実は僕自身も経験があるのですが、子供同士のいさかいで、この子がうちの子をいじめたと言う事で大騒ぎ、子供の件かに平気で親がしゃしゃり出てくるのが上海、というか中国全般だろうと思います。相変わらずどうしようもないねーと、冷ややかに見て通ったのですが、ちょっといったところでベビーカーを押している女性のために道をよけたら、ありがとうと言われお辞儀された。。。

 

そう。。上海に関しては人は相当に変わってきています。ちゃんと列に並ぶ、日本人より礼儀正しい(日本の今の母親とか女性って、ベビーカーよけてもそれが当然という態度取りますよね)人もいる、上海の比較的小奇麗な若い女性は、今の日本の女性よりその辺はまともかなという人を今回も何人か見かけました。一方で昔ながらの人もいる。一概に中国人はこうだから、とはもう言えない。どうしようもないのは確かに日本よりかなり多いのですが、正直中国人の方が日本人より良いのではないかという対応を受けることもあります。

 

さて、下の2枚は帰りがけにとったもの。公園みたいなところにテントが並んでいます。これは上野などにみられる浮浪者のおうちじゃないんです。まだ工事は続いており、そこで働く建設労働者たちはここに住んでいます。先ほどアップしたうちの社員の家は、これに比べると相当にましですよね。高度成長時代に、天国と地獄という映画がありました(坂之下の貧乏な家の人が、坂の上の豪邸に住むお金持ちの子供を誘拐するないようだったかな)。上海を見ているとこのような光景が至る所で見られます。

 

日本の場合は、貧富の格差自体は続いたかもしれませんが、それでもこの汚い家から這い上がった人も少なくなくいました。ソフトバンクの孫社長もその極端な一例でしょう。また、70年代後半には東京当たりの都心部では問題は相当に解決していたのではないでしょうか?80年代のバブル時代、建設労働者は既になり手が少なく、北海道からの出稼ぎの方に頼っていましたが皆高齢者でした(50歳以上の方がたくさんいました)。中国を日本経済に置き換えると、100年前の光景もありますが、まぁ80年代のバブルをもっと行き過ぎた形で体現しているようにもみられます。でも日本のバブル時代の出稼ぎ組の様な方の方が、人口構成的にはまだまだ圧倒的に多いでしょう。今の中国の経済状況や人件費などを考えると、これから先また高度成長ができるとは思えませんし、既にバブル経済も当時の日本以上にすすんでいます。そして農民工の大半は中卒か小卒で、たまにいる地頭の良い子を除けばいわゆる肉体労働者系以外の仕事に就くのは容易なことではありません。

そういうことを考えると、日本で騒ぐような崩壊というものが起きるかどうかは知りませんが、これから先の中国は非常に厳しい経済環境に置かれてしまう事は避けられないだろうと思います。日本と同様、問題先送りを90年代末の朱鎔基首相以来行わなかった事。。かなり致命的だと思います。

 

さいごの写真はモールの中で撮った上海娘。2004年にはじめて上海に住みだしたころ、若い女性はパンツルックが主体でした。スカート姿の人は少なかったな。そして来ている色は結構赤、黄色、紫、緑等原色系やそれに近い結構派手な服が多かったと思います。今でも日本に比べると結構カラフルですが、この写真の子たちのように、もう日本と変わらない外観の子がすごく増えています。

 

たった10年ちょいでここまで変わるとは。。でもこれからの10年はここまでの変化は起きないのだろうなと思いました。このモール。立地は確かに良いのです。羽田空港と新宿駅を一緒にしたような場所ですから。市内からの地下鉄も2本入っています。でも確か空港ビルの上にあるモール部分は何年も前にオープンしたのにまだテナント埋まっていません(1年前の段階では)し人もガラガラ。この新しいモールも近所にオフィスビルをかなり建てていますし、他のビルにも商業施設を誘致する予定。国際展示場も大きなものを既に縦終わり、浦東からこっちに幾つか展示会会場を変えています。せめて5年前に開いていれば、行けるかなと思うのですが、今からだとこれだけの規模の施設、いったいどうするのだろうと思ってしまいます。基本周辺住民は、私たちや一部外国人の住む別荘街を除けば、田舎からの出稼ぎ組で消費力はそれほど高くはありません。市内から人を誘導するか、引っ越しさせるかしないと。

 

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上海農民工の生活

2016-04-18 | 上海ライフ・子育て

しゃ

 世に中国通という方は一杯いらっしゃるので、こういうのもご存じの方が多いとは思いますが、身近な農民工と言われる人の生活です。まぁぬるま湯につかった日本人世界では、かって一時居た人材紹介会社の子が、10年前に円元くらいで上海に住んでいる子の家に行ったらびっくりした、日本人にはとても住めないと語っていました。

 上の写真は、妻の会社の倉庫とそこの社員寮?の一部の写真です。個人的に離れているのですけど、日本に2か月もいた息子は。教育が悪くてこういうのが嫌で嫌でしょうがないようです。まぁ今の日本人学校に行く同級生たちが見たらまぁびっくりするだろうな。

 1枚目は倉庫の前、荷物は出入時に車が入ってくるところですが、左奥の白壁の部屋が厨房(奥はトイレ)で作った料理を皆でビール飲みながら食っています。基本は辛い料理が多いですね、出身は西安付近、安徽省、セッコウなどばらばらですけど。二日続けてこうでした。

 隣の娘とその友達、母親は社員が住む部屋です。もう一部屋あるのですが基本この一部屋にベット二つをおいています。まぁきれいとは言わないけど、狭いだけでこんなものかなぁという部屋ですよね。嫌悪感までは感じないんじゃないでしょうか?

 

 その下2枚が息子が飯を食っていますがダイニングキッチンです。写真だとあまり感じませんが、ちょっと普通の日本人にはきついかな?

 

 最後のが外観です。トタン屋根?多少は雨漏りするそうですが、これはそのダイニングキッチン部分で、寝室は問題なし。

 

 ちなみに彼ら二人の所得は月万元は越えており、旦那さんは300万円の新車の韓国製乗用車を保有しています。

 

 これを見て悲惨な農民工とみるか、ただ汚いと思うか人それぞれかもしれません。でも夫婦も元気だし、御嬢さんもいつもにこにこして、多分外地人の多い学校でしょうが成績優秀、一緒に遊んでみるとなかなか賢いなと思わされます。

 

 日本人は、日本にいても、上海にいても、基本ホワイトカラーとか接触しません、製造業の方ですとワーカーと一緒に飲んだり遊ぶ機会もあるでしょうが、サービス業とか市内勤務の方はこういう家は話に聞いても実際に見ることは少ないんじゃないのかな?まぁこの倉庫にはいくつか部屋があり、今は他に5人位住んでいるのかな?その中ではこの寝室部分は綺麗な方かな。

 

 息子はこういう生活は耐えられないみたい。娘は気にせず嬉々として友達と遊んでいる。

 

 でさぁ。。。幸い私自身はこういう家に住んだことはないのですが、昭和40年代じゃないかな。小学校の4-5年ころ遊びに行った飯場っぽい友達の家はこれに近かったような気がしますし、そのまえ、小学校2-4年に二子玉川に住んでいたときは、行ったことはないのですが、あの多摩川の河川敷の掘っ立て小屋のようなところに住んでいる同級生が居たんですよね、結構その子いじめられてはいたと記憶しているんですが。

 

 多くの上海駐在組が接するホワイトカラーエリート中国人は立派なマンションに住み、単純に不動産の値段が上がって大金持ちになっている。

 

 でもね。。。中国を支えてきたのは、彼らなんですよ。日本を支えてきたのがブルーカラーであるのと同様なんです。

 

 その彼らをないがしろにしてたら、、、まぁおかしくなるよ。

 

 

 

 

 

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越境EC直近報告

2016-04-17 | 中国経済関連
越境ECについて。。

 4/8の新税制についてだいぶ混乱が生じているのだけど、日本企業も結構痛い目みたのかな?

 現状としては広州保税区について、以前は一日2万件の発送があったが、今は一日200-300件に激減している。

 保税区にすでに在庫としてあった、リスト外の商品、化粧品や保健品がおおかただろうが、中国系は税制改正前にほぼすべて出荷して倉庫を空にしたそうだ。まぁ色々な手はあるからね。

 で今後については、日用品関係は保税区ではなく一般貿易に移る。化粧品や保健品は香港経由などの昔からの水貨=密輸に戻る。結局そうなる事になりそうだ。まぁ最も政府がまた見直しをするだろうとみているけど。

 まぁ政府側曰く、越境ECで2兆円ほどの輸入がありながら税収は2千億円にみたなかった。あまりにも一般貿易との価格差があり収税の支店でも不公平に過ぎるからそれを是正したと言う事だが、まぁ当然と言えば当然か。正直越境ECにより自由貿易を進める一歩かなともおもっていたんだが、最初からその気がなかったのか、国家財政が厳しくてそんなこと言ってられなくなったのか、どっちかはわからない。

 一つだけ面白そうなのは、越境EC体験館というのが重慶保税区にはあり、解放碑に実店舗として物を見ながら帰る場があるのだけど、広州も同じスキームを使って実店舗を開設する。重慶モデルという言葉が使われている。上海も自由貿易区内に類似はあるがそれは商品を展示して、ネットで買う仕組み。重慶は越境ECで買うより5%くらい高かったと記憶しているが、実店舗購入と同じ形態で物が買える。商品展示場に出す段階で、買い手不明だけど課税して出荷しているそうだ。上海でもその形態の店のライセンス付与が開始されており、市内に幾つかできるので、そうなると一般貿易の商品に対して価格優位を保ったまま実店舗で購入できることになるのかもしれない。もちろん商材によるけどね。単純に税率だけ見ると5%程度の価格差しか出ないかもしれないけど。

 一番痛いのは越境EC企業の内、保税区内に倉庫を購入したところ。これは大半中国企業だが、寧波とかでも300万元とかそれ以上で倉庫スペースを購入したが、ガラクタになってしまった。どうけつをふくのかな?まぁこの辺は自己資金というより投資家の資金を使っているケースが多いからあぶく銭が政府にとられたというべきか。

 化粧品は今は認可に2万元、半年かかるんですね。前よりも高いのかな?聚美とかある程度商品絞るだろうが、ライセンスとってくのかな?

 やばいのは越境専業。

 京東網は以前から僕らも取引をさせていただいたのだが、ここの所切れている。昨年9月から取引舌先が急成長し、ほぼそこで手いっぱいだったことが主因なんだけど、最近取引は無い。でもその先が3月にトラブル起こして売り上げ激減、実は倉庫に在庫が結構山積みになっている。で、京東などとの取引再開を提案しようと思ってたら別なところから聞いた。今京東の決済は90日後。。最初は1月、昨年確か45日にしたのがいつの間にかもっと伸びたらしい。値段の要求は当然にきつい。。手さ、資金繰りやばいんじゃない?当然だよな、昨年も1千億円近い赤字だからね。

 で蜜牙宝貝という越境専業が居て、起業したらすぐに100億円投資を受け、花王のおむつの大量安売りをしていた会社がある。正直花王のおむつ卸売りを積極的にやっていた嫁にとっては迷惑な先。ただ、Jumeiとの価格銭で負け気味で、昨年夏の段階でここはやばいんじゃないのと話していた。ところが、秋に百度がまた100億近く投資をするという報道を受け、驚いた。今でもその先は日本のおむつをコンテナ70本買いたいというのだが、決済はやはり90日後、で価格は滅茶苦茶安い。だから取引するの馬鹿らしいという話だった。まぁ京東はでかすぎるし、アメリカに上場しているので何とかなるだろうが、蜜牙はもうだめだなという見方で一致した。

 それほどほかの企業を知っているわけじゃないが、中国企業は(これ日本のITにもよくみられるけど)、投資もらったらガンガンに金を使って投資をしていくので、他の越境専業もどこもかなり苦しくなったんじゃないのかな? 
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SNH48 娘が選んだ美人とかわいい子

2016-04-16 | 中国コンテンツ


AKB48の上海版、SNH48。。ネットでもレベルが高いと言われていますが、いかがでしょう?

70人くらい入るようですけど、娘が、これかわいい。これ綺麗、などとコメントしながら選んだ方々。。

いやー子供っぽい子もいますが、まじこれは凄い美人だなと思う子多し。。

上海人、四川人、湖南あたりが多いようで、これは日本人のこのみだからかな?可愛いけど背が高い子はやっぱり
東北ですね。。広東方面はいなかったような(この写真には)。。

うーん。さすが中国。。

AKBもルックスだけとったらちょっと勝てないだろうな。。

やっぱ、10億と1億の差か。。
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日中の埋まらぬ差

2016-04-15 | 中国経済関連
昨夜から嫁は出張中。と言う事で私が朝子供二人を学校に送って行った。

上海の日本人学校では給食がなく【対日嫌がらせとかを考えているのかな?】、弁当持参が決まり。ところが私は飯など作れない。。ということで行に学校傍の85度という台湾系のパン屋によりサンドイッチを買う事にした。

娘がこれふたつくださいという。

待つ。。。あっちむいてほい等を3人でしながら。。。がこない。

厨房をみてもなんのじゅんびもしていないようにみえたので、何時になったらできるのと俺が催促すると

あー、帰ってきたと外からビニール袋を持って、いや野菜が切れていたから買いに行ってたの。他の準備は終わっていて野菜を入れるだけだからという回答。

また待つ。。

来ない。で結局ほかのを二つかって学校に向かう。

まぁこういうのは昔から中国では当たり前に見る光景で、だからどうだといまさら言うつもりはない。スタバあたりは教育しっかりしているし、基本英語しかできないから比較的給与の高い子を雇っているのでこういう場面はあんまりない。


さて。。一昨日関空から上海に向かう便。朝出がけに嫁から2時間遅れるというSNSがきたと電話が入る。でまぁ空港言ってチェックインするときに聞いたら、3時間遅れの見込みだという。まぁそれならまだ出発はしていないわな。で3時40分にチェックインの予定ですと答える。その時の時間は11時過ぎたくらいか。

それだけ時間があれば他行けるよね、ということで隣のりんくうタウンのアウトレットもーつに息子と行き、天丼食って時間つぶして戻った。

是も中国じゃないよね。イミグレ通って待合ゲートで待たされるの当たり前。ひどいときは飛行機の中で缶詰。1時間遅れでも2時間遅れでも代替はわかっているはずなので事前に教えてくれればサテンで時間過ごしたり、買い物したり、いろいろできるのにね。

気配り、気遣い。。そういうものがないのが中国。

一流のホテルや外資、台湾系でもきれい目に行けば上海あたりだとそれなりにまっとうな対応をしてくれる。でもこれは、中国人社員の心根から出た行為ではなく、会社の教育によってできるようになった行為。

ココ大きいっすよ。教育すればできるようになる。。

そう、でもそういう教育をしないとできない。。してもできない奴も結構いるけど。でその教育に実は賞罰を組み込んでいることも非常に多い。

この気配り、気遣いは、実は製造現場、開発現場、色々な局面で発揮され、かつ必要とされる。

どうしてここまでの格差があるのか知らないが、文化の差としか言いようがないのなら、ここだけは日本の圧倒的強みで、追い抜かれることはないだろう。

あ。。余談だけど今為替は1元17円くらい?このサンドイッチやスタバのカフェラテかって思ったけど、単純な物価的には1元15円くらいになるとあまり日本と変わらないかもしれませんね。消費にも影響でるかな。



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2016-04-15 | 中国経済関連
中国で考えた2050年の日本と中国 北京烈日 決定版 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋

伊藤忠元会長というべきか、在中国大使というべきか、丹羽さんの本です。2013年に北京烈日という本を出され、読んでおそらく読後感はブログに書いたのかなとも思うのですが、たまたま関空で見かけ、すっかり内容を忘れていたので、再度読んでみました。

 冒頭に2012年の尖閣問題に関して触れられていますが、内容的には日本の将来に関して色々と厳しいご意見を出されています。
・インフラ整備に無駄な金を使うな。人口減少社会を踏まえ長期的ビジョンを構築し、それに従い整理整頓された開発を行え。
・農業:農協や農水省の課題。。米に注力しろ、大規模農家を増やせ。
・シェールガスによりオイル価格の下落(実際に落ちましたねー)、アメリカ製造業の復活が見込まれる。
・原発は焼却残高を踏まえ暫時削減。
・日本の強さはブルーカラーにあり、ブルーカラーの正社員はしっかり維持し、ホワイトカラーから非正規化すべき。
・国家の力は経済、政治、軍事の総合であり、軍事をおこたってはいけない。

 非常に歯切れがよく、そうだそうだ、と全く同感します。この辺はもっと社会に認知してほしいですね。

 一方中国関連になると、やはり元大使というより伊藤忠元CEOとしての立場からか、時々辛い表現が出てきますがわりとあいまいにはなります。深読みするとかなり厳しいこと言ってるなと思いますけど。

・バブルは崩壊しない。いや、思想になったら世界中が困るから支える。
・農民工の教育がひどいために、ブルーカラーで日本が負けることはありえない。
・一方で中国政府は自分たちの弱点を良く分かっており予算配分等みるべきものがある。

中国の今後に関して、都市化率の推進、国営企業の改革と民営化、金融税制改革、が経済対策としてある。バブルで浮かれているのは一部富裕層に過ぎない、ネットの普及により民意を無視できなくしている。これらにより楽観視できる。

懸念は、中国人の野心や競争心が虚栄心になってしまわないか?

日中関係に関しては、日本の軍事力を強化しないといけないという表現が何度かありますので、やはり尖閣の時に戦争を本気でちらつかされたのだろうと思います。一方で習近平にはかなり色々な期待を持っていたようですね。でも言動が飛び跳ねると世界から嫌われるだろうがそれほどバカじゃないだろうと書いてます。

最終章が今回書き足されたものですが、ふーんと思うのは昨年の株安もアメリカとつるんでいるのではないかという意見。そうなのかな?

まぁ明確には書いていないし立場上かけるわけではないでしょうが。。

結局のところ、
習さんはこわもてな態度を近隣にふりまき、結構警戒されるようになった→おばかさんということか。

虚栄心。。見事に蔓延しちゃってまーす。。もうつける薬がないくらいに

ついでに私見を言うと、不動産価格は超バブルでこんなの持つわけがないというのが、日本のバブル経験者でそれなりに歴史を調べた私見です。でも中国関係の人は都市化だから平気だって意見を吐く人結構いるんですよね。

私の質問です。都市化っつって田舎の農民を町に集めるのはまぁよい。。。でもどうやってくってくの彼ら?食わせるの?日本の昔のお百姓も結構課題有ったろうが中国のは凄いよー。人がいいとか悪いじゃなくて、町に住んでも土方や荷役、ゴミ拾い程度の仕事しかやれないだろう。。でももう中国は経済効率化を図る時代で工場はロボット化を推進しようとしている。そういう人たち町に集めていったい何するんだろう?社会不安を高め、社会保障費負担を増やすだけになるんじゃないだろうか?


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アレ??VPNがつかえない。。

2016-04-14 | 中国経済関連
2月に上海に入った時も、AtsrillというVPNサービスが不調で、色々他を探したんですが何日かしたら使えるようになったのでそのまま他ってしまいました。

が。。今回はAstrillは使えない。ヤフーで検索してみるとどうも、お前はすでに死んでいる状態だとか。日系のも結構死んでいるとの事。12VPNとかHMSとかが生きているという記事を見て、トライしたけどだめ。。

在中でもFB使われている方もいるのですが、何をお使いですか?

FBはともかくGmailが使えないとシャレにならずまずい。。

にしても、このVPN規制。。。なんか中国の断末魔のあがきのようにも感じてしまいます。

越境ECで税法改正があった影響はFBみて色々感じていましたが、今日のフィードバックだと

化粧品は今後取り扱う気がしない。。。そんだけ厳しいと言う事でしょう。

日用品や食品は値崩れが激しい。。。。山のように中国国内に在庫があふれている状態。在日を含む日本側がやたらと買い占めるけど、実需をはるかに上回っている。昨年フルグラで起きたことがまた今今フルグラでは起きている。花王のメグリズムも。

何の規制もしなくても今年はやはり昨年以下にしかならなかったのかもしれない。やはり為替が20%位落ちてるし、府警機関が結構出てきているのかなと思います。

越境ECの税制改正は、プレイヤーよりもその付随サービス業への影響が大きいだろう(中小企業向け)と思ってたけど、プレイヤー自体もこりゃーかなりきついのかもしれない。。

で、情報収集したいがネットも使えない。。

現場にいないと見えなくなるけど現場に来るとネットが使えない。


まぁ越境ECだけじゃなく海外送金とかいろいろ問題が起きだしそうで、かなり末期的になっているのかな。。そのわりにゃー現地人見ていると鈍いけどね。
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面白いっす。データで読み解く中国の未来

2015-11-17 | 中国経済関連
データで読み解く中国の未来―中国脅威論は本当か
クリエーター情報なし
東洋経済新報社


 先々週上海に戻ったとき、著者の農業大国中国って言う家においてあった古本を読みかけて、とても面白いなと思ったので、日本に戻って帰って読んでみました。

 中国の未来と書いてはありますが、第一章は「中国に競り負ける日本」として全体の1/4近くページを割かれています。ここは日本人意外と気がついていないよね。輸出、貿易という視点で国家同士の関係を比較しているんですが、今じゃぁ中国のプレゼンスは本当にでかい。
 
 この中国経済に関して、著者は中国はバブル崩壊という形にはなら無いけど、日本の90年代以降同様失われた20年になる可能性が大と見ていられますね。

で、中国が何するかって言うと既に山ほどある過剰設備の負担を軽減する為にも、何が何でも輸出に力をいれるだろうと。確かにまぁそうなるでしょうね。日本人と比べるとはるかに動きがすばやく、華僑という存在を通して東南アジアは勿論世界のネットワークも広い。既にそれなりの品質のものを作れるようになており、物真似は直らないけどもっと高度なものの真似を始める。そして農民という賃金の安い第二級国民と、石炭という環境には悪いが安い燃料を使い日本と比べると低コスト=安値で煮たような商品を販売していく。

こりゃー日本企業にとってはつらい状況になるでしょうと。。。

石炭については統計が乗っていて驚きました。中国のPM2.5騒ぎって-5年前に北京のアメリカ大使館が騒いでから問題になっています。今年も今のところ改善の兆しは無い。当初はこれは自動車の増加が原因だろうと思っていました。まぁたしかに自動車の増加も大きな要因でしょうが、この中国のエネルギー源内訳における石炭の年間消費量。。

1995年 5億トン
2000年 7億トン
2005年 12億トン
2010年 14億トン
2012年 20億トン

チャートで見ると、同じ高度成長といっても90-93年は比較的緩やかな伸びなんです。それが2003年から急増。そしてそれは工業部門に集中。まぁ中国は改革解放始まった90年頃から一貫して経済成長を遂げてきたのですが、2003年ころまでは多分アパレルとか余り燃料を使わない業界。2003年以降重化学工業とか工業化が急激に進展したという事なんでしょうね。私が上海に住みだしたのが2004年だから、それ以前の10年より。以降の10年の方がはるかに変化は早いという事だ。。まぁこの間にGDPは3倍になっているんだから燃料の消費が倍から3倍になっているのは当然ですか。

インバウンドや市場狙いの人にとって役に立つのは第三章の格差があるから強い。都市戸籍人口は全人口の27%で4億人弱しかいない。この4億人弱は既にそこそこ豊か。1級都市の都市戸籍を持つ人は約1億人。

農村格差について歴史背景を触れられていますが、今の状態は改善しない。つまり9億人はずーっと貧乏なままだろうと厳しく見ています。一方で、食品消費を見ている限り農民は飢えているわけではない、生活は改善している事から農民革命が起きる素地は無い。教養ある都市戸籍者はこれは特権階級になっているから、なんだかんだ言っても現体制を変えようとすることは無いだろう。

不動産も調整には時間がかかる。

てな感じで、まぁ中国が今までのような急成長を続ける事はなく、何れ高齢化社会になって活力も無くなっていくだろう。短期的には調子に乗って脅威になる時期もあるが、おとなしくなっていくだろう。そして9億人もん農民をかかえていることから、中進国から脱却するのも無理だろうと書かれています。

そうなるだろうな。問題はこの本には、中国を角に恐れる必要は無い。でも日本はこのままじゃやばい。そういう趣旨です。面白かった。








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中国人の爆買いってどうなるのかな

2015-09-20 | 中国経済関連
 この前7月に上海に出張した時も、株価は下落していましたが経済停滞という感覚は余りありませんでした。

 今回は、株はさらに下落、8月には人民元も落としたことから何らかの影響があるのでは無いかと思っていたのですが。。

 ある程度の資産をお持ちの方は、人民元を米ドルに変える等の対策をやはりしています。親戚に訪問した時に藻そういう話を受けましたが、私がHSBC上海に預けていた30万元ほどの預金を解約するに当たり、円に変えて戻すのだというと、それはしょうがないね、という反応でしたので、私だけでなくかなりの人が同じように人民元を外貨に換えたり移動していることは確かでしょう。キャピタルフライトというほどのものかどうかは別にして、表、裏でかなりの資金移動が発生しているようです。地下銀行的な機能も人民元の外貨交換が追いついていないような話を取引先から聞きました。

 まぁ為替は落ちる方が当たり前でしょうね。


 出不景気感があるかというと、今今は全くありませんでした。但しそれは消費財を売り買いするプレイヤーのヒアリングです。高級商材については最近動きが悪いという話を耳にしましたが、これは反腐敗運動の影響もあるのでまだはっきりとは見えません。一般消費財系〔日本商品)に関しては、未だに需要が強い。上海市内は当然として、訪問した無錫、そして安徽省の中都市においてもそうなので聊か驚かされました。彼らによると、もっと内陸部からの引き合いもあるということなので、日本商品のポテンシャルユーザーはまだ開拓しきっていない、市場の拡大余地はかなり大きいというのが実感です。

 一方、中国人の爆買いは観光客によるものだけでなく、在日中国人や中国需要にこたえる日本人や在日韓国人ブローカーによるものの方が恐らく金額としては大きく、商品が中国に送られながら実需が伴わなかったということで、在庫が中国国内にあふれている商品も既に幾つか出てきています。カルビーノフルグラ,酵素222などは既に在庫がだぶついて値崩れしています。花王のオムツは特殊要因ですが、VC投資を受けた越境EC企業が大量に購入し、競合つぶしとサイトトラフィック稼ぎで赤字販売を継続していましたが、そろそろ体力がついてこなくなり落ち着き気味の模様です。焼銭ビジネスというのですが体力基盤の有無で方向性は若干見えてきたかなという感じです。

 中国人観光客の爆買いに関しては、日本観光を目当てに人と、日本での仕入が目的の人と、正直どちらが多いのかわかりません。その位仕入目的の人が多く、また観光をかねて仕入をしている人が多い。今日の帰りの春秋の便で上海空港のターミナルから飛行機の登場場所までのバスの中、若い3人の女性が、あんなにかばんもってどうするの?代購(誰かの依頼で商品を購入し、手数料を取る商売)をするんだ物、というような会話をしていました。また取引先からは組織的な運び屋を行う人がかなりいるとも聞いています。9月から中国税関が取り締まりを強化するという報道があり、実際にワークしているようですがコスト見合いでしばらくは続くと思います。

 日本商品に関しては、本当にブームのようで、上海市内でもしばしば保税区がどうのこうの、代購がどうのという会話が飛び交っています。おカフェで僕ら程度のところでもビッグネームから声をかけられており、しばらくはこのままいけるなという感触は持っています。


 中国に関しては、やはり過去の経済成長を支えてきた強烈な不動産バブルの行方が経済、消費市場に大きく影響してくるでしょう。何時その段階に来るか。又、その辺も関係するでしょうがやはり日中の国家関係というのも大きなマイナスファクターだと思います。比較的最近、放射能を理由に東京を含む関東東北8件の食品の輸入が禁止になり、東京本社の食品は工場の場所を証明する書類を出さないと正規輸入ができなくなったそうで、物としては裏口から入るものの、百貨店などの実店舗、大手の総合EC企業のサイトでは販売できなくなった〔大半が平行輸入品のため)といわれました。


 日中関係はまぁどうにも予測できません。不動産はどうなんでしょうね?日本では91年には不動産は完全にアウトでしたが94年ころまでは経済は伸びていたんです。バブル崩壊というのもその辺では関係者は把握していましたが、それ以外の人は知りませんでしたよね?同じ会社の中でも不動産融資部門の実情は他部門には知らされていませんでした。だから中国も2-3年とかのタームで不動産がドンと来る可能性は無いとはいえません。

 まぁねー。。。でも他の市場となると難しいですよね。確実にアジアじゃないんです市場を狙う場合。既におかしくなっていますが、韓国やマレーシア。。それ以外の国も中国依存度が高くてどこもかなりしんどいんですよね。東南アジア当たりのどこかが先にバーストしてその混乱が中国に影響するとかってなるのかな?

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中国私論 すごい

2015-09-20 | 中国経済関連
橘玲の中国私論---世界投資見聞録
クリエーター情報なし
ダイヤモンド社

 橘さんという方は、確か海外投資関係のブログだか出お名前は聞いたことがありましたが、過去著書を読んだ事もありませんでした。たまたま今回の中国出張の前に本屋でこの本を見かけて読んだんですけど。。。

 すごい。。。

 最初のほうは鬼城、中国の不動産バブルの結果生まれたゴーストタウンの紹介なんですが、それはまぁたしかにこんな感じよとしかいいようが無いです。

 感心させられたのは、ご本人が中国専門家ではないと言いながらその後に展開される中国社会の分析。実に的を得ていると思うんです。経歴は存じ上げないのですが、多分旅行はされてもお隅になった事は無いようなんですけど。


人が多すぎるから人権意識が発達しなかった。人権思想が発達したのは欧州でペスト流行により人口が激減したから。プラス産業革命で人で不足になったから人権という概念が起きてきた。一方アジアではそういうものは出てこなかった。

関係がベースになっている=やくざ的な社会。その社会で好まれるには。実は共産党はほとんどヤクザと一緒。

官製不動産バブルとそれによる経済成長のからくり、そしてその限界

何で腐敗?

日中関係と日本側のすべき事。

 こういったことを書かれているのですが、新しく学ぶものもあり、その通りと思うことも多い。


 やはり中国専門家って木を見て森を見ずになっているのかな?このレベルで中国の実態を把握している人って中国屋っていわれる人でも非常に少ないんです。客観的に中国社会を理解するにはかなり勉強になります。

 人口のところで、東アジア・東南アジアの人口として中国を省別にして各国の人口を上位から並べたチャートがあります。インドネシアが1位、2位が日本。3位広東省、4位フィリピン、5位山東省、6位河南省、7位ベトナム、8位四川省、9位江蘇省、10位河北省。11位タイ。。。
 これ、GDPとか一人当たりGDPも踏まえてみないといけないんですけど、ネシアはジャカルタだけ。フィリピンベトナムは山東や河南レベルになっているかな?

 相応の所得が期待できる国、韓国48M,台湾が23M,マレーシア28M.

 さて僕らのターゲット、上海だけで19M。華東省合計1.5億人+6千万人の安徽省の一部。。。

 中国には確かに他の国に無いリスクが日本にはある。だけど、製造拠点として出なく、市場としてみるとちょっと中国捨てるのはかなりもったいないのも事実ですね。








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