日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

自宅前の交通事故、白人女性と中国人の対応の差

2009-03-13 | 中国の社会・文化・歴史等
 昨夜は娘が熱を出したという事で、妻の実家に泊まり、朝自宅に出勤中に。。。

 自宅のマンションの入り口まで来たところ、嫁が

「あれ?交通事故みたいよ、車同士かな?」

 というのでそばに行きますと、誰かが怪我をしたようで騒いでいて、その傍らに白人の女性がうずくまっています。外国人が事故にあったのかと思い、英語の面で助けられるかとおもって二人でそばに行ったところ。

 中国人の20台中盤の男性が、横になっているのですが右足の脛からさきがもげた様になっており、ひとりの中国人男性が傍らに座りひもでその足を縛って出血を抑え、白人の女性が彼を抱きかかえています。それ以外にも中国人が7-8人たって何やら騒いでいるという状態でした。「74号」のバスに惹かれたようでタイヤにも血痕がはっきり付いていますが、どれが運転手かわからず、乗客も誰もいません。

 白人女性が英語で、彼はショックを受けているから服を貸して暖めてあげて、雨にぬれないように傘をかけてあげて、と話しているので、私の上着をかけ(彼女の上着は負傷者の体の下におかれています。嫁が慌てて救急車に電話し呼びました。

 他の中国人は全くの野次馬としかいえない対応です。

 10分位したでしょうか、警察が来て、その後直ぐ救急車が来て彼を乗せていきました。警察も最初は外国人とおもってきたようですが、負傷者が中国人と知って安心したように電話で応答していました。

 事故そのものは見ていないのでなんともいえませんが、警察の調査もその白人には何も聴くことも無く、運転手らしき人間から意見を聞いているだけです。

 上海では小さな交通事故は日常茶飯事に起きています。足がもげる位の事故もたくさんあるのでしょうね。こっちは公共バスの運転も非常に乱暴で、交差点を凄いスピードで歩行者をどけといわんばかりに曲がってきます。事故の原因に関しても結局目撃者からの聴取もまともにはしないのでしょう。

 それにしても、面識の無い中国人負傷者を介護する白人女性、唯それをぼーと見て警察に電話もしない中国人達。まぁ通勤途中だったのでしょうが、皆どこかに言ってしまった乗客。運転手自体も負傷者が泣き喚いている時は傍にはおらず、警察が来たときに雨具を着て顔を出してくる。

 是が典型的中国人ですわ。。

 競争世界で生きる中国人は、揉め事にまきこまれるのは嫌いな所がありますが、白人女性との対象で、益々ヒューマニズムなんて縁の無い人種だとつくづく思いました。 

 こんな運転手連中皆死刑にしろよな。そうすりゃ、少しは交通マナーもましになるだろうに。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中国スポーツ界3000人が年齢... | トップ | 日本の留学生10万人計画の成... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
交通事情… (恵子)
2009-03-14 21:56:50
中国人は自分の知り合いにはすごくつくすけど、見ず知らずの他人には冷たい…と言う話は聞いたことがあります。でも目の前で重度のケガをしている人を見たら自分に出来ることくらいしてもいい…とは思いますけどね。足がもげそうなくらいの大ケガなのですから。上海には行ったことありませんが、北京では同じような感じでした。右折は信号が赤でも平気で行ってしまうし、自転車歩行者も車スレスレに横断していく…。クラクションは鳴りっぱなしで何度ぶつかる!…と思ったことか。でもスゥ~とよけるんですよね。中国人の運転技術は凄いと感心して帰ってきました。わたしは中国では車の運転は出来ないと思ましたよ。中国ではいつまでたっても交通事故がなくなりそうもありませんね。
返信する
そうですね (うし)
2009-03-16 04:29:41
 慣れてくると、車の方も交差点とか歩行者がわたる姿を見て減速するのが解る様になるんです。こっちに慣れた感覚で東京に行くと、自分が信号無視した場合には、日本の車は全く減速しないので逆に怖かったりします。

 BMWとか高級車に乗っている中国人の事故率が高いという報道を見た記憶がありますが、タクシーとバスは人によっては運転が本当に酷いですね。
 
 中国人の場合は、シンガポールが典型的ですけど、罰金を含む刑罰で縛る以外には規律は保てないと思うんですけど(少なくとも知り合いの中国人全員が同じ意見なんです)、甘すぎるんですよね。

 公安も今はチベット関連とか、万博に向けての治安維持ばかりに目が向いているのだと思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

中国の社会・文化・歴史等」カテゴリの最新記事