うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

フランス競馬

2006-09-08 20:21:53 | 競馬日記
フランスの2歳戦アランベール賞(GIII)はPivotal産駒Beauty Is Truthが勝ちました。曾祖母Mill Princessの半兄にアイリッシュボール、産駒にラストタイクーンがいます。母Zeldingは重賞勝ち馬ですが、祖母ZeldaはZelding以外にも、ZippingNippingといった重賞勝ち馬を出しています。近親にBikalaAssertTie Blackがいる名牝系出身です。

長距離戦リュテス賞(GIII)はMonsun産駒Getawayが勝ちました。またMonsun産駒です。全姉にイタリーのオークスを勝ったGuadalupeがいます。

パン賞(GIII)はDansili産駒の牝馬Prince Tagが勝ちました。母父Affirmed、祖母父Allegedが渋いです。Affirmedは種牡馬としては大成功したとは言いがたいものの(比較の対照となってしまうAlydarがすごいので割り引いて見られてしまうためでもありますが)、母父としては日本でも既にメイショウドトウスティンガーナリタトップロードと3頭のGI馬を出しています。

さて、セントウルSに豪州からテイクオーバーターゲットが出走します。11万円という安値で買われたそうです。管理するジョセフ・ジャニアック師はオーナー兼調教師兼タクシードライバー(タクシードライバーは休業中)なそうです(記事)。応援したくなってしまいます。11万円という激安価格は馬体に難があるのが大きく影響したのでしょう。テイクオーバーターゲットの配合自体は前面に無意味なクロスはなく、すっきりとしていて好感が持てます。父のCeltic Swingは種牡馬としては地味ですが(競走馬時代、特に2歳時は極めて華々しかったですが)優秀ですね(ブログ)。

テイクオーバーターゲットの詳細情報はJRAウェブサイト参照。


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