うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

仏2000ギニー

2006-05-15 19:57:31 | 競馬日記
仏2000ギニーはまたしてもデインヒル産駒のAussie Rulesが勝ちました。
Nearco4段付けですが、祖母父クリスタルパレスも0です。愛1000ギニーのYesterday、仏2000ギニーNishapourなどと同牝系です。

仏1000ギニーはMachiavelian産駒のTie Blackが繰り上がりで勝ちました。
祖母がMill Princessで、こちらも名牝系出身です。

独2000ギニーはXaar産駒のRoyal Powerが勝ちました。
いろいろな父系を使っていて、なかなか味があります。

イタリーの1000ギニーを勝ったのはプラティニ産駒のWindhukでした。父のプラティニはレガシーワールドが勝ったJCに参戦しており、14番人気の低評価で4着に入りました。いつもJCのときには注意をしているのですが、ドイツやイタリアのトラックコースで走り慣れている馬は侮れません(他の例:ファルブラヴ、ランド)。中島国治氏の言うトラック・ランナーとストレッチ・ランナーの違いですね。

4月23日に行なわれた伊2000ギニーも私にとっては注目すべきものでした。
勝ったのはCeltic Swing産駒のRattle and Humでした。
Celtic Swingラムタラと同期でした。この世代の私のお気に入りの馬には他にPennekampがいましたが(ラムタラもPennekampも、父が0でNorthern Dancerクロスを持つことに当時いたく感心しました。最近はこのクロスが当たり前に見られるようになっていますが、当時まだそれほど成功例はありませんでした)、種牡馬としてはCeltic Swingが一番成功しているのではないでしょうか。他にBCマイルを制した名牝Six Perfectionsを出しています。
Rattle and Humの場合、母父のEla-Mana-Mouも渋いです。
余談ですが、Pennekampの兄弟のGIホース、ナスルエルアラブBlack Minnalousheは両方ともNorthern Dancerが0のクロスを持っています。3頭もいるとなると、これは絶対に狙って配合していますよね。


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