まだ2000ギニーも終わっていないのに、Camelotは3冠を期待されているようですね(記事)。
合田さんの解説では、Montjeuは「既に3頭の英ダービー馬を輩出しているのに加え、G1アスコットGC(芝20F)勝ち馬やチェルトナムのG1チャンピオンハードル(16F110ヤード)勝ち馬を出しているスタミナ型の種牡馬で、キャメロットも距離が延びるほど真価を発揮するタイプと見られている」とのこと。
Montjeu産駒の2000ギニー馬は0頭。愛2000ギニー馬は0頭。仏2000ギニー馬も0頭。
ダービー馬はMotivator、Authorized、Pour Moiの3頭。愛ダービー馬はHurricane Run、Frozen Fire、Fame and Gloryの3頭。凱旋門賞馬はHurricane Runの1頭。Kジョージ馬はHurricane Runの1頭。仏ダービー(2005年に2100mに距離変更)馬は0頭。
セントレジャー馬はScorpion、Masked Marvelの2頭。愛セントレジャー馬は0頭。アスコットGC馬はFame and Gloryの1頭。カドラン賞の勝ち馬は0頭。ロワイヤルオーク賞の勝ち馬はMontareの1頭。チェルトナムチャンピオンハードルの勝ち馬はHurricane Flyの1頭。
確かに2000ギニーが一番苦手で、12Fのダービーが得意、長距離もこなす種牡馬ということになります(ちなみに英愛仏の1000ギニー、オークスはなぜか未勝利)。
配合のタイプを分けていくと、Pour Moi、Fame and Glory、Masked Marvel、Montareは母父がShirley Heights系で、Sadler's Wellsとの相性の良さを生かしながら、Djebelを強化し、Montjeuの母方に重なっていたPrince Roseをスムーズに生かしています。明らかにスタミナ強化型ですね。
Hurricane Run、Fame and Glory、Masked Marvelはドイツ血統を持つタイプ。Hurricane Runは母父が独ダービー馬Surumuで、祖母内Nooraniを生かした12F向きです。
Motivator、Frozen Fireは母父がMr. Prospector系。Motivatorは欧米の血をバランス良く取り込み、スッキリまとめて強調しているのはSadler's Wellsという中距離型。Frozen Fireは母Flamingo SeaがRaise a Native近交。欧州の血はあまり生きず、強調されているのは祖母Fabula Dancer。13戦2勝、そのうちの1勝が愛ダービーで、そもそもあまり強い馬ではありません。
Authorizedは母父が凱旋門賞馬Saumarez。その中のHyperionが5代目。祖母Vallee Dansante内のNorthern Dancer、Court Martial、Val de Loirがクロス。中距離から12Fが守備範囲でしょう。
Scorpion、Hurricane Flyは2歳時に短い距離で活躍し、3歳時には仏2000ギニー、イスパーン賞を勝ったゼダーンをクロスするタイプ。しかし、Scorpionは母父が愛ダービー馬でAlleged直仔のLaw Society、曾祖母父が凱旋門賞、アスコットGC、カドラン賞を勝った名ステイヤーのLevmoss。Kalamounのスピードが生きていなければ重厚すぎたかもしれません。Hurricane Flyは曾祖母父ヴィミーでそれが6 x 4のクロスになってかなりスタミナを強化しています。
Camelotは母父がMr. Prospector系で、ゼダーンの5 x 6を持ちます。母父は競走馬としてはマイラーだったKingmambo。名マイラーのMiesqueの仔です。種牡馬としては母父Sadler's Wellsとの組み合わせで名マイラーのHenrythenavigator、12Fで活躍したエルコンドルパサーなど、数多くの名馬を出しています。Camelotの母Tarfahは9FのダーリアS(GIII)を勝ったマイル~中距離向き。
父Sadler's Wells系×母父KIngmamboで、父Kingmambo×母父Sadler's Wellsのニックスの裏返しです。ただし、祖母父がDanehillで、Northern Dancer - Natalma - Native Dancerとクロスします。ゼダーンクロスを持ちますが、Scorpion、Hurricane Flyほど、ドカンと効かせたスタミナ要素はありません。
片親内にDanehillを持ち、Northern Dancerがクロスする場合、Natalmaも同時にクロス馬になります。このような形態の馬を同様に探します。
2000ギニー馬はRock of Gibraltar、Frankelの2頭、愛2000ギニー馬はDesert King、Rock of Gibraltar、Mastercraftsman、Roderic O'Connorの4頭、仏2000ギニー馬はClodovil、Aussie Rulesの2頭。
ダービー馬は0頭、愛ダービー馬はDesert Kingの1頭、仏ダービー馬は0頭、凱旋門賞馬はRail Link、Danedreamの2頭、Kジョージ馬はDuke of Marmalade、Harbingerの2頭。
セントレジャー馬はArctic Cosmosの1頭、愛セントレジャー馬は0頭、アスコットGC馬は0頭、カドラン賞馬は0頭、ロワイヤルオーク賞馬は0頭、チェルトナムチャンピオンハードルの勝ち馬は0頭。
12F以上をこなす馬もいますが、得意なのは2000ギニーですね。理由はDanehillのNorthern Dancerのスタミナが効いているだけあって、、、というようなスタミナ要素ではないということ、そもそもDanehill自身がスピード馬であり、距離をこなそうとすれば他からのアシストが必要であることでしょう。North Lightとか、Westernerとか、美しい配合ですよね。
12Fくらいなら持つかもしれませんが、距離が延びるほど真価を発揮するとは思いません。Montjeu産駒はまだ2000ギニーを勝っていませんが、8Fは守備範囲に入りそうです。そんなわけで2000ギニーは案外期待できるんじゃないかと思いますし、ダービーはダービー向きの実力馬が出てきたら足下をすくわれるかもしれませんし、セントレジャーは相手次第でしょう。
合田さんの解説では、Montjeuは「既に3頭の英ダービー馬を輩出しているのに加え、G1アスコットGC(芝20F)勝ち馬やチェルトナムのG1チャンピオンハードル(16F110ヤード)勝ち馬を出しているスタミナ型の種牡馬で、キャメロットも距離が延びるほど真価を発揮するタイプと見られている」とのこと。
Montjeu産駒の2000ギニー馬は0頭。愛2000ギニー馬は0頭。仏2000ギニー馬も0頭。
ダービー馬はMotivator、Authorized、Pour Moiの3頭。愛ダービー馬はHurricane Run、Frozen Fire、Fame and Gloryの3頭。凱旋門賞馬はHurricane Runの1頭。Kジョージ馬はHurricane Runの1頭。仏ダービー(2005年に2100mに距離変更)馬は0頭。
セントレジャー馬はScorpion、Masked Marvelの2頭。愛セントレジャー馬は0頭。アスコットGC馬はFame and Gloryの1頭。カドラン賞の勝ち馬は0頭。ロワイヤルオーク賞の勝ち馬はMontareの1頭。チェルトナムチャンピオンハードルの勝ち馬はHurricane Flyの1頭。
確かに2000ギニーが一番苦手で、12Fのダービーが得意、長距離もこなす種牡馬ということになります(ちなみに英愛仏の1000ギニー、オークスはなぜか未勝利)。
配合のタイプを分けていくと、Pour Moi、Fame and Glory、Masked Marvel、Montareは母父がShirley Heights系で、Sadler's Wellsとの相性の良さを生かしながら、Djebelを強化し、Montjeuの母方に重なっていたPrince Roseをスムーズに生かしています。明らかにスタミナ強化型ですね。
Hurricane Run、Fame and Glory、Masked Marvelはドイツ血統を持つタイプ。Hurricane Runは母父が独ダービー馬Surumuで、祖母内Nooraniを生かした12F向きです。
Motivator、Frozen Fireは母父がMr. Prospector系。Motivatorは欧米の血をバランス良く取り込み、スッキリまとめて強調しているのはSadler's Wellsという中距離型。Frozen Fireは母Flamingo SeaがRaise a Native近交。欧州の血はあまり生きず、強調されているのは祖母Fabula Dancer。13戦2勝、そのうちの1勝が愛ダービーで、そもそもあまり強い馬ではありません。
Authorizedは母父が凱旋門賞馬Saumarez。その中のHyperionが5代目。祖母Vallee Dansante内のNorthern Dancer、Court Martial、Val de Loirがクロス。中距離から12Fが守備範囲でしょう。
Scorpion、Hurricane Flyは2歳時に短い距離で活躍し、3歳時には仏2000ギニー、イスパーン賞を勝ったゼダーンをクロスするタイプ。しかし、Scorpionは母父が愛ダービー馬でAlleged直仔のLaw Society、曾祖母父が凱旋門賞、アスコットGC、カドラン賞を勝った名ステイヤーのLevmoss。Kalamounのスピードが生きていなければ重厚すぎたかもしれません。Hurricane Flyは曾祖母父ヴィミーでそれが6 x 4のクロスになってかなりスタミナを強化しています。
Camelotは母父がMr. Prospector系で、ゼダーンの5 x 6を持ちます。母父は競走馬としてはマイラーだったKingmambo。名マイラーのMiesqueの仔です。種牡馬としては母父Sadler's Wellsとの組み合わせで名マイラーのHenrythenavigator、12Fで活躍したエルコンドルパサーなど、数多くの名馬を出しています。Camelotの母Tarfahは9FのダーリアS(GIII)を勝ったマイル~中距離向き。
父Sadler's Wells系×母父KIngmamboで、父Kingmambo×母父Sadler's Wellsのニックスの裏返しです。ただし、祖母父がDanehillで、Northern Dancer - Natalma - Native Dancerとクロスします。ゼダーンクロスを持ちますが、Scorpion、Hurricane Flyほど、ドカンと効かせたスタミナ要素はありません。
片親内にDanehillを持ち、Northern Dancerがクロスする場合、Natalmaも同時にクロス馬になります。このような形態の馬を同様に探します。
2000ギニー馬はRock of Gibraltar、Frankelの2頭、愛2000ギニー馬はDesert King、Rock of Gibraltar、Mastercraftsman、Roderic O'Connorの4頭、仏2000ギニー馬はClodovil、Aussie Rulesの2頭。
ダービー馬は0頭、愛ダービー馬はDesert Kingの1頭、仏ダービー馬は0頭、凱旋門賞馬はRail Link、Danedreamの2頭、Kジョージ馬はDuke of Marmalade、Harbingerの2頭。
セントレジャー馬はArctic Cosmosの1頭、愛セントレジャー馬は0頭、アスコットGC馬は0頭、カドラン賞馬は0頭、ロワイヤルオーク賞馬は0頭、チェルトナムチャンピオンハードルの勝ち馬は0頭。
12F以上をこなす馬もいますが、得意なのは2000ギニーですね。理由はDanehillのNorthern Dancerのスタミナが効いているだけあって、、、というようなスタミナ要素ではないということ、そもそもDanehill自身がスピード馬であり、距離をこなそうとすれば他からのアシストが必要であることでしょう。North Lightとか、Westernerとか、美しい配合ですよね。
12Fくらいなら持つかもしれませんが、距離が延びるほど真価を発揮するとは思いません。Montjeu産駒はまだ2000ギニーを勝っていませんが、8Fは守備範囲に入りそうです。そんなわけで2000ギニーは案外期待できるんじゃないかと思いますし、ダービーはダービー向きの実力馬が出てきたら足下をすくわれるかもしれませんし、セントレジャーは相手次第でしょう。
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