東西の菊花賞トライアルが終わりました。
神戸新聞杯は2冠馬オルフェーヴル、セントライト記念はフェイトフルウォーが勝ちました。
この両馬は今更何を語ればというくらい有名になった父ステイゴールド×母父メジロマックイーンのニックスです。凄いですね。
この組み合わせでは母父メジロマックイーンの影響は小さいのですが、ステイゴールドの中の血を丁寧に押さえ、メジロマックイーンの方の血もきれいに生きています。母父メジロマックイーンの重賞勝ち馬はドリームジャーニー、オルフェーヴル兄弟とフェイトフルウォーの3頭で、母父メジロマックイーンにとってステイゴールドは現在のところ最良の父と言って問題ありません。
東のトライアル、セントライト記念から菊花賞を勝った馬は西高東低の影響もあり2001年のマンハッタンカフェまでさかのぼらなければなりません。セントライト記念の勝ち馬ではなんと1984年のシンボリルドルフまでさかのぼることになります。
西の方のトライアル、神戸新聞杯からの方が成績がよく(その昔は京都新聞杯がその役目を果たしていましたが)、この10年で7頭の勝ち馬を出しています。しかし、このうち神戸新聞杯を勝ったのは2005年のディープインパクトのみ。
負けるより勝った方がいいと思うのですが、勝ったからといって安心できない菊花賞トライアルです(神戸新聞杯を勝った春の2冠馬はディープインパクトのみで、これは安心材料になります)。
オルフェーヴルは史上7頭目の3冠馬を目指します。
3冠馬のうち、菊花賞の前走を勝ったのはシンボリルドルフとディープインパクト。どちらも無敗の3冠馬です。菊花賞の前走までに黒星のついていた4頭は全て菊花賞の前走を負けています。ちなみに生涯無敗の変則3冠馬クリフジももちろん菊花賞の前走を勝っています。オルフェーヴルは今まで4敗。新馬を勝ち上がってからスプリングSを勝つまで4連敗でした。こういった仕上がりに問題があった馬が菊花賞トライアルを簡単に勝って本番は大丈夫なのかというのが懸念材料になります。馬が春とは違う、他の馬と現時点での実力に差が付いたという可能性もありますが、ジンクスとしては気になるところです。
懸念材料を挙げましたが、是非こういった過去のデータを覆して欲しいところです。メジロマックイーンの血を持つ馬に菊花賞を勝って欲しいです。
ちなみにracingpostはオルフェーヴルを高く評価しており、RPRによる3歳芝部門の現時点ランキングではFrankelの137、Excelebration、Nathaniel、Sea Moonの126に次ぐ125ポンドです(ランキング)。GI4勝のスプリンターDream Ahead、ダービー馬Pour Moi、仏ダービー馬Reliable Man、セントレジャー馬Masked Marvel、パリ大賞典馬Meandre、愛ダービー馬Treasure Beachらより上です。一競馬紙の評価とは云え、英仏愛のダービー馬より日本のダービー馬が上というのは気持ちがいいですね(Pour Moiは引退したので英ダービー馬より日本のダービー馬が上であることは確定)。3冠達成プラスJC and/or 有馬記念となればかなり良いレートをracingpostからはもらえそうです。
神戸新聞杯は2冠馬オルフェーヴル、セントライト記念はフェイトフルウォーが勝ちました。
この両馬は今更何を語ればというくらい有名になった父ステイゴールド×母父メジロマックイーンのニックスです。凄いですね。
この組み合わせでは母父メジロマックイーンの影響は小さいのですが、ステイゴールドの中の血を丁寧に押さえ、メジロマックイーンの方の血もきれいに生きています。母父メジロマックイーンの重賞勝ち馬はドリームジャーニー、オルフェーヴル兄弟とフェイトフルウォーの3頭で、母父メジロマックイーンにとってステイゴールドは現在のところ最良の父と言って問題ありません。
東のトライアル、セントライト記念から菊花賞を勝った馬は西高東低の影響もあり2001年のマンハッタンカフェまでさかのぼらなければなりません。セントライト記念の勝ち馬ではなんと1984年のシンボリルドルフまでさかのぼることになります。
西の方のトライアル、神戸新聞杯からの方が成績がよく(その昔は京都新聞杯がその役目を果たしていましたが)、この10年で7頭の勝ち馬を出しています。しかし、このうち神戸新聞杯を勝ったのは2005年のディープインパクトのみ。
負けるより勝った方がいいと思うのですが、勝ったからといって安心できない菊花賞トライアルです(神戸新聞杯を勝った春の2冠馬はディープインパクトのみで、これは安心材料になります)。
オルフェーヴルは史上7頭目の3冠馬を目指します。
3冠馬のうち、菊花賞の前走を勝ったのはシンボリルドルフとディープインパクト。どちらも無敗の3冠馬です。菊花賞の前走までに黒星のついていた4頭は全て菊花賞の前走を負けています。ちなみに生涯無敗の変則3冠馬クリフジももちろん菊花賞の前走を勝っています。オルフェーヴルは今まで4敗。新馬を勝ち上がってからスプリングSを勝つまで4連敗でした。こういった仕上がりに問題があった馬が菊花賞トライアルを簡単に勝って本番は大丈夫なのかというのが懸念材料になります。馬が春とは違う、他の馬と現時点での実力に差が付いたという可能性もありますが、ジンクスとしては気になるところです。
懸念材料を挙げましたが、是非こういった過去のデータを覆して欲しいところです。メジロマックイーンの血を持つ馬に菊花賞を勝って欲しいです。
ちなみにracingpostはオルフェーヴルを高く評価しており、RPRによる3歳芝部門の現時点ランキングではFrankelの137、Excelebration、Nathaniel、Sea Moonの126に次ぐ125ポンドです(ランキング)。GI4勝のスプリンターDream Ahead、ダービー馬Pour Moi、仏ダービー馬Reliable Man、セントレジャー馬Masked Marvel、パリ大賞典馬Meandre、愛ダービー馬Treasure Beachらより上です。一競馬紙の評価とは云え、英仏愛のダービー馬より日本のダービー馬が上というのは気持ちがいいですね(Pour Moiは引退したので英ダービー馬より日本のダービー馬が上であることは確定)。3冠達成プラスJC and/or 有馬記念となればかなり良いレートをracingpostからはもらえそうです。
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