(伊賀市水道部のHPから)
新しい水道事業基本計画に向けたパブコメ出すまえに、H20年に出たものを見てみたよ。
「伊賀市民は水道料金に関心が低い」とアンケートから分析されているよ。
ほんまやろか? 25ページみてみて。
伊賀市に合併する前に、各市町村の料金体系を調べると この表に現れていたわ。
http://www.city.iga.lg.jp/ctg/29529/29529.html
20mm口径でひと月30立方メートル使った計算で、平均すると4、312円なんだよ。
ところが、2010年の10月に伊賀市水道部が統合した料金は、6、804円になってしまったんだよ。
普通は、料金が低い所に合わせて設定されるのに。伊賀市は違ったんだよ。わけありだったはずだからね。
これを市民に説明して受け入れてもらうために、水道部はずいぶん汗をかいたはずだわ。
でも何で平均より2、500円も高い設定になったんだろう?(6804円-4312円)
三重県から移譲された浄水場施設の支払いがある」とか言っていたからね。
市民は納得しないけど、行政にしぶしぶ従ったんだよね。
確かあの建物 82億円にもなる額を、30年償還している伊賀市。
それでも、いくらなんでも高すぎでしょう!
案の定 市民から徴収した水道料金がたんまりあって、赤字出した市民病院のほうへ貸し付けしたこともあったりしたよね。
そうこうしているうちに、川上ダム本体工事が始まっていないうちから償還を始めなさいって水資源機構から言われた伊賀市。
今年からもう支払初めているじゃないの。一般会計から1/3を助けられているんだよ。
これは水道使っていない人からの税金も、川上ダムに支払われていることよ。
利水で手を下げた西宮と奈良に並んで、伊賀市も下げたら川上ダムは治水専門のダムとなって、
伊賀市からは支払いゼロだったのにね。(撤退違約金は10憶円位支払うだけで良かったのよ)
そうしなかった2003年当時の首長と水道管理者の、責任追及はしないといけないなあ。
三重県の責任も軽くないなあ。
水道法で謳われている「低廉な水の供給に努める」の、項目を無視したことの罰は受けていただかねば。
それと、「川上ダム建設したほうが安い」と伊賀市に説明させた国交省。そこへ悪乗りしてチラシを出した川上ダム推進議連。
2008年・平成20年に策定した水道事業の委員たちの名簿は、さきほどの60ページに載っているよ。
伊賀市の水道問題に詳しいとは思えない面々が、委員になっているよね。
来月はあれ以来の策定委員の公募をするというから、重要な局面だよね。
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