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国による川上ダムの建設計画が、あまりにも急ぎすぎて、矢張りやっぱり問題がありました。
そこで、「木津川流域のダムを考えるネットワーク」は、伊賀市長に対して要望書並びに質問書を提出しました。6月26日の事です。
提出した物は、
・ 要望書 ”要望書と公開質問書ー越流堤の改善と川上ダムからの勇気ある撤退を”
・ 6月8日に出したネットワークの緊急アピール文”川上ダムは必要ありません”
・ 今本博健 京都大学名誉教授の表した”上野地区の治水について住民のみなさんに知っていただきたいこと”
・ 26日早朝までに集まった”川上ダム反対ネット署名”の900名のお名前の写し。
そこに書き込まれた100あまりのメッセージの写し。
・ 25日までで締め切られた”川上ダム総合評価案へのパブリックコメント”で、ネットワークとして提出した物の写し。
です。
岡本市長は他用があって会ってもらえず、
水道部長も急用で出てこられず、
建設部長が、一手に受け止めその感想を述べられました。その中に、
ーー国や水資源機構にお尋ねして回答をしたいーーと言う下りがあったので
伊賀市は国の家来なのですか?とネットワークから迫る一幕がありました。
上野遊水地越流堤の 高さ・長さが異様に低く狭く造られようとした2010年頃に、
伊賀市独自の検証をしておれば、今の越流堤よりマシな物が出来ていたはずであります。
できあがった越流堤を見た遊水地の元地権者たちの中に、「低く造られたなあ」と ささやく人が複数居たそうです。
越流堤が造られて後、毎年洪水に悩まされている元地権者たちは「確か30年に一度の洪水被害になる遊水地を造るって言われて同意した」とも、言っているそうです。
これらの声は、こちらの会にも届いていますし建設部長にも聞こえて来ていると言いました。
その声を国にまで届くこと無く、消え去らせて良いのでしょうか?
去年と一昨年の台風での越流は、そこまででは無かった事実を、こちらの実験装置を使ってお見せしました。
ムダに遊水地に水が入ってしまい、役に立たない遊水地になっている今の越流堤問題を建設部長以下に お伝えしました。
これは、川上ダム建設云々以前の問題であります。
建設部長以下に、ご理解していただけたのでしょうか? そして、岡本市長に伝わっているのでしょうか?
そこが気になります。
質問は、以下の通りです。
■質問
1.伊賀市は10年後、人口は約7千人減ると伊賀市自身で予測しているにも拘わらず、商店や営業所は減らず、工場は1.5倍に増え、水需要は増えるとしています。その根拠は何でしょうか?
2.川上ダムが完成するのは早くて10年後です。10年後以降の水需要予測はどのようにされておりますでしょうか?
3.国道422号線崩壊は何が原因であったのでしょうか?
4.河川法第16条には、「公聴会の開催等関係住民の意見を反映させるために必要な措置を講じなければならない」とあります。河川法は明確に、聞き置くだけではだめで、それを反映させなければならないことを規定しています。昨年12月1日の伊賀市での公聴会で出されたさまざまな意見は、伊賀市としてどのように検討されたのでしょうか?検討の方法及び内容に関する開示を求めます。
5.伊賀市にはすばらしい自治基本条例があり、すべてのまちづくりはこの基本理念から外れてはいけません。ダムでも例外ではありません。基本理念の1では「補完性の原則に基づき、市民自身あるいは地域が自らの責任のもと、まちづくりの決定や実行を行うとともに、市は、これらの活動を支援」となっており、2では、「次世代に引き継いでいくことができる持続発展可能な循環型の共生地域を形成する」となっています。ダム建設はこれらの基本理念に真っ向から反するものではないでしょうか?伊賀市としての見解を求めます。 以上
一面記事を4分割して載せていますので、それぞれクリックしてご覧ください。
すてきな記事ですね。
新聞を差し入れてくれたYさん ありがとうございました。
川上ダム問題へのパブコメ提出期限が
迫ってきました。
締め切りは6月25日(水)17:00まで
200字以内
一人いくつでも可。
所属されている団体として出すのもよし。
個人で出すのもよし。
提出先:
river-PR@kkr.mlit.go.jp
様式は添付します。
国交省による詳しい説明はこちら。
http://www.kkr.mlit.go.jp/river/kensyou/kaigisiryou.html
木津川流域のダムを考えるネットワークのFBに
パブコメの例が載ってます。よかったら参考にしてください。
https://www.facebook.com/kdamnet
僕らの小さな声が社会を変える!
よろしくお願いいたします!!
名張市の現状を伝える記事を、まずはご覧ください。
名張市は、かつてオオサンショウウオの住処だったところに青蓮寺ダムと比奈知ダムが造られてしまっています。
そこは、今ではオオサンショウウオを確認できません。つまりただの1個体も棲んでいない場所になっています。
こちらの地図でご確認ください。 三重県教育委員会が2012年に発表した”特別天然記念物オオサンショウウオ保護指針”から。
名張市にある比奈知ダムを書き込み、、尚 川上ダムが出来るエリヤを色塗りしてみたのが、こちら↓ です。
名張市は、かつては住処のあったオオサンショウウオの生息地をどんどん失って
二つのダム周辺にはただの1個体の確認も出来ない現状に、なってしまいました。
しかも、交雑種の出現です。
名張市は深刻な事態になりました。
数少ないジャポニカのビッグ・サラマンダー(日本オオサンショウウオ)を、名張市は守り抜けるのか?
瀬戸際作戦に出たのが、一番上の記事です。
交雑したオオサンショウウオに罪はありません。赤目の川に中国オオサンショウウオを放したのは人間です。
かなり前から交雑種がいたのですから、名張市はもっと早くから対策を取るべきだったでしょう。
オオサンショウウオのあかちゃんが育っていて、生後○年と解る貴重な財産があり、環境教育にも熱心に取り組んでいる赤目のサンショウウオセンターです。
一方伊賀市ですが、
去年と一昨年の台風で、オオサンショウウオに被害は無かったかと、市の教育委員会に聞きましたら{無かった」と答えました。
山川でこれほど川を削って雨が流れているのに、オオサンショウウオに被害が無かったと信じて良いのか疑問でした。
設置していた人工巣穴が、流されて無くなったとも言ってました。
また、オオサンショウウオに関する環境学習を川上ダム建設所に伊賀市の教育委員会は依頼しています。
三重県の環境学習情報センターの職員にお話ししたら、「何とかしたいですね」と言ってました。
特別天然記念物オオサンショウウオに対する、以上のような伊賀市の対応に閉口するしかないです。
みなさん シェアしてください。お願いします。
川上ダムの総合評価案に対する、パブリックコメントするための実践講座として開いたもの。
伊賀市が山の国で大川が3本あり、そこへ注がれる小さな川が83本もある伊賀市です。
森林整備が進んで、保水力が実は想定以上に高まっていると思われるそんな伊賀市で、
ダムの水が無いと足らないと、伊賀市が言うのです。
その裏付けとして、
1, まだ使える簡易水道水源をつぶしています。
2, まだダムが本決まりでは無い時期に、大事な水利権を国に返してしまいました。
3, バブル期に計画して今は頓挫した娯楽施設に、まだ夢を追いかけて将来水需要
が伊賀市は落ちないと言い張っています。
どこの街でも人工が減り、水道供給量が落ちているのに、伊賀はバブル期の夢を捨てていません。
伊賀市は、国からダムの水がほしいと言わされているように思います。
おおさか・西宮・奈良が川上ダムの利水から勇気ある撤退をした時に、伊賀市は言いそびれてしまい
一周遅れのマラソンを伊賀は走っているようなものです。
迷惑を被るのはいったい誰でしょうか?
そして、上野遊水地の越流堤問題で実験もやりました。
名張ケーブルTVさんが取材に来られました。
パブリックコメントは25日5時が閉めきりで、お一人何通でも出せます。一回200字以内
.提出先
国土交通省 近畿地方整備局 河川部 河川計画課
川上ダム建設事業の検証 事務局 宛
①郵送の場合:〒540-8586 大阪市中央区大手前1丁目 5-44 大阪合同庁舎第1号館
②FAXの場合:06-6949-0865
③電子メールの場合:river-PR@kkr.mlit.go.jp
(件名に「川上ダム検証に関する意見」と明記してください。)