かけるびと

愛犬とともに法律家を目指す!

手術から逃げることにかける

2015-03-01 07:52:23 | 司法書士試験-勉強法

2011年3月の東日本大震災で、地震、津波、原発事故、風評被害などにより多くの市民の皆様が不自由な生活を強いられ、不安な日々を過ごされていることに心からお見舞い申し上げます。

あれからもう4年11か月が経過しました。

 

復興への道のりは未だ途上です。

1日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

 

2015年も早2か月を過ぎました。

 

この1か月間は激動の1か月でした。

 

出生後、一度も手術や入院をしたことがなかった自分が、

初めての入院を経験しました。

 

東京都の長寿の医院長で有名な某国際病院です。

 

昨年の夏に受けた人間ドックのCTで見つかった肺の中の影(腫瘍?)が、

その後2回のCTでも実態がわからないので、

 

肺の気管支にファイバーを入れて、腫瘍の細胞を取り出して検査をすることになったのです。

いわゆる生研というものです。

 

医師が3人、看護師さんが3人くらいついて

麻酔でもうろうとし、ほとんど手術に近い状態でした。

15:30から16:30までの1時間のオペでした。

 

このあと、病室に戻ったら左の背中の肩甲骨のあたりが痛みました。

身体に力を入れるような動作をすると激痛が走ります。

 

「気胸」という病名の合併症でした。肺が破れて肺の中の空気が外に漏れて

その空気の塊が痛みの原因です。

 

200人に1人の割合で起きることがあるそうです。

 

しかし、散々な目に会いました。

 

急遽レントゲンをとり、医師がこれ以上空気の塊が大きくなるのであれば、

胸の横から穴をあけてチューブを肺の中に入れて空気を抜く緊急施術をすると言っていました。

 

「冗談じゃない」

「殺される」

 

本気でそう思いました。

 

翌朝に再度レントゲンを撮りましたが、空気の塊は大きくなっていなかったので

予定どおりそのまま退院しました。

 

その1週間後に検査の結果を聞きに行きましたが、

結論は「わからない」でした。

 

ターゲットとなる腫瘍の細胞を取れていなかったそうです。

腫瘍の位置が難しいところにあったのでよくあることだそうです。

 

もう、結論は見えています。

とにかく、手術でその腫瘍の細胞を外科的に抉り取り、良性か悪性かを見極め、その手術で一気に治療してしまうことです。

 

しかし、「明らかに病気」(=悪性)とわかっていないのに

自分の身体にメスを入れる(手術をする)ことには大きな抵抗があります。

 

この気持ちは家族も理解してくれません。

 

ひとまず、3月にPET検査を受けることとしました。

このPET検査によって、良性か悪性かはっきりわかる確率は低いようですが、

腫瘍が全身に転移していないかなどの情報もわかるようです。

 

いずれにせよ、手術する上では必要となる検査らしいです。

 

地元の主治医にも相談しましたが、手術を勧められました。

(笑って、「簡単ですよ。全然心配ないですよ。・・・」)

 

着々と、病院に病人にされ、検査漬け、手術で合併症を引き起こし、そして、殺される。

殺人フルコースの序章です。

 

助けて!!

 

 

 

民法の債権編の改正案が通常国会に提出されました。(総則編もおそらく改正)

これが採決されれば、改正民法による受験となりそうです。

 

条文の量は多くなりそうですが、今までの条文よりはわかりやすく明快に記載されるようですので、何とかなると思っています。

 

2015年度の司法書士試験は、会社法は改正法で出題されることになりました。

改正会社法では、委員会設置会社が、指名委員会等設置会社と呼ばれるようになったり、監査等委員会設置会社が新設されたり、現行の会社法の制度に大幅な追加の制度が設けられているようです。

 

改正会社法に対応する基本書等も市販されていないようです。

 

さて、どう対策したらよいか、迷います。

改正法の条文を、基本書をもとに一から読み込みなおす?

 

抜本的な制度変更ではないので、何とかなるとは思っています。

 

それより、どうやって勉強時間を確保するかが問題です。

 

働きながら勉強時間を如何に確保する方法は以下の方法しかないですが、なかなか難しいです。

(1)早朝2時か3時に起床して、出勤前に3時間の勉強

(2)往復の通勤時間内で2時間。

 

 

これに加えれ、土日の休日は「起きている時間の全ての時間を勉強にあてる」ことも必要でしょう。こうすると、土日の休日には最低12時間は勉強時間となります。

 

かけるびとの大敵は、仕事の忙しさで帰宅後にBeerを飲酒してしまい、体調を崩すことです。

 

 

1年後の受験を目安にかけるびとの受験準備もこのように怠りなく進めていきます。

 

●進捗全般(2015年2月末)

不動産登記法の記述式対策に着手。

商法・商登法の基本書の読み込みと情報集約ツールでの確認。

 

 

●科目別進捗(2015年2月末)

★(1)民法・不動産登記法

デュープロセスの3分冊を条文の読み込みと併行した徹底とした読み込みを終了しました。(3回程度回しました)。

会社法・商法・商業登記法の勉強を中心にしているので、気になるテーマ(信託、仮登記、仮処分に関する登記など)の過去問を解きなおし、デュープロセスの該当箇所をチェックします。

また、物権編と不動産登記法の過去問の復習をします。記憶が薄れかかっているのでその知識の維持を図ります。併せてデュープロセスの確認をします。

このように、基本書(デュープロセス)の記述と条文を記憶のベースにして基礎知識をがっちり固める勉強を中心にする方法を貫きます。

直前チェックも良書ですが、断片的な記憶作業になりがちなので、デュープロセスを学習の中心にしてストーリーを描きながら学習することが効果的です。

基本書、直前チェックをベースに、情報集約ツールでの確認の勉強パターンを確立しました。

 

あきらめず、さぼらず、あせらず、寄せては返す波のように継続して着実に歩を進めればよいのです。

★(2)商法・会社法・商業登記法

基本書(デュープロセス)と条文の読み込みの4週目を終了。今後は、過去問を併用してより実践的な知識の定着を図ります。条文に当たることも怠ってはいけません。

基本書(デュープロセス)を読む前には、該当テーマの条文を通読しておきます。この後に基本書(デュープロセス)を高速で読み、ポイントを頭に入れ、関連する事項をクロスレファレンスしました。

基本書(デュープロセス)をベースに、情報集約ツールでの確認のパターンを確立しました。

12月からは過去問を解き始め、条文の往復確認も怠りなくやります。

会社法・商法・商業登記法もこの調子で、民法及び不動産登記法並みの知識のレベルにもっていけば試験の攻略も射程内です。

★(3)民事訴訟法・民事執行法・民事保全法

12月末で民事訴訟法の条文素読と過去問をやったのを受けて、民事執行法、民事保全法の条文素読と過去問を終了。民事執行法は試験科目全体を俯瞰して理解する重要な科目なので手抜かりなくやります。

★(4)刑法

基本書(デュープロセス)の総論編を通読したまま。耳から勉強(CD)で時々復習。

★(5)憲法

耳から勉強(CD)で時々復習。

★(6)供託法

耳から勉強(CD)で時々復習。

★(7)司法書士法

耳から勉強(CD)で時々復習。

がんばろうと思います。

働きながら勉強をしているので、どの程度の勉強ができるか不透明な部分もありますが、

やらなければならないことは見えているので、やらなければならないことを着実に消化して自分のものにしたいと思います。

夢に向かって一歩一歩、自分なりの方法論でこの試験に挑みます。

では、また。