甲子園では、春の高校野球たけなわ。残念ながら、昨日鹿児島商業は敗れてしまったが...
一方、鹿児島市内の球場では、九州高校野球の県予選大会も行われている。
奄美の新聞は、どのスポーツでも、奄美群島のチームについては大きく載せてくれる。甲子園の結果とともに、九州大会の各離島のチームの様子も書かれていた。スポーツ面では、九州大会で「喜界がコールド勝ち」なんて、世界水泳の「北島、100平で銀メダル」より大きい扱いだ。他にラグビーの九州高校10人制の大会についてもある。
奄美に来て、改めて「離島のチームは大変だ」と感じている。
奄美に来るまでは、「限られた人数しかいない離島で、人口が多く層の厚い都会相手に強いチームを作るのは大変だろうな~」という程度にしか考えてみなかったが、考えてみれば、野球やサッカー、バレーボールにラグビーなどなど、チームプレイのスポーツは練習試合が必要だ。
雪国と違って、一年中練習はできるものの、練習試合ひとつするのにも、船に乗っていかねばならない。時には宿をとって泊まらないといけないこともある。時間もかかるし、何よりお金がかかる!!ひとつ大会に出るだけで、万単位のお金がヒュ~
練習相手については、奄美大島はまだ恵まれた方だ。例えば高校ならば、大島北・大島工業・奄美・大島・古仁屋と島内に5校ある。しかし、徳之島は3校だし、与論・沖永良部・喜界島にはそれぞれ1校しか無い。屋外スポーツともなると、船で出かけて雨でも降れば、お金は全くの無駄!
そして、新聞に載っているような、大きな大会となれば、もちろん試合は鹿児島本土だ。
昨日26日の試合に出るためには、多分24日に船に乗り、船中一泊。25日どこかで練習をして宿に1泊。そして26日の試合を迎えたに違いない。新聞によれば、ラグビーの大会なんて、福岡でやっている。飛行機の直行便は無いし、そもそも学校のスポーツはいかに安い手段で行くかなので、福岡へはまず鹿児島まで船、そしてそこから新幹線だ。この試合のために、いつ出発して、何時間かかったのだろう!
勝ったチームは、さらに宿泊延長、経費増大。勝てば勝つほど、懐は痛む仕組み...。
「中途半端に勝つくらいなら、1回戦で負けてきなさいよ!」
ケチなお母さんなら、思わず言ってしまいそう?!
そして、外でやるスポーツにとって、もうひとつの敵は天候。
今日鹿児島は雨、野球の大会は1日延期。そうなると、これまた1泊延長だ。夏の大会ともなると、台風もある。そうなると、あっという間に試合は数日延期。試合も無いのに、授業も出られず、宿泊費だけが増えてゆく...。
本当に、離島でスポーツをするというのは選手も大変だが、それを支える保護者も大変なのだなぁ~
で、昨日の結果だが、前述の通り、喜界高校は種子島実・新設種子島にコールド勝ち。
大島工業は吹上高校に3-5で負け。
沖永良部は3-2で川辺に勝ち。
...と、ここまではふむふむ...。
次が、びっくり大島高校 vs 大島北高!
なぁんと、同じ奄美大島同士の対決!(大島が8-0でコールド勝ち)
ああ、もったいないもったいない、本当にもったいない。もったいないったら、もったいない。
お金をかけて鹿児島へ行き、泊まって試合をする相手は同じ奄美の学校。片方は負けて奄美へ戻ってくる...。
これなら奄美の中で試合をしたらよいのでは?とも思いたくなるようなこの組合せ。新聞では2回戦となっているが、この組合せ表を見ると、ほとんど1回戦みたいなものだ。
甲子園では、確か1回戦では隣県同士は当たらないようなっていたのではなかったっけ。
鹿児島のスポーツの大会も、せめて初戦は同じ地区同士は当たらないようにという規定は無いのかな...。
一方、鹿児島市内の球場では、九州高校野球の県予選大会も行われている。
奄美の新聞は、どのスポーツでも、奄美群島のチームについては大きく載せてくれる。甲子園の結果とともに、九州大会の各離島のチームの様子も書かれていた。スポーツ面では、九州大会で「喜界がコールド勝ち」なんて、世界水泳の「北島、100平で銀メダル」より大きい扱いだ。他にラグビーの九州高校10人制の大会についてもある。
奄美に来て、改めて「離島のチームは大変だ」と感じている。
奄美に来るまでは、「限られた人数しかいない離島で、人口が多く層の厚い都会相手に強いチームを作るのは大変だろうな~」という程度にしか考えてみなかったが、考えてみれば、野球やサッカー、バレーボールにラグビーなどなど、チームプレイのスポーツは練習試合が必要だ。
雪国と違って、一年中練習はできるものの、練習試合ひとつするのにも、船に乗っていかねばならない。時には宿をとって泊まらないといけないこともある。時間もかかるし、何よりお金がかかる!!ひとつ大会に出るだけで、万単位のお金がヒュ~
練習相手については、奄美大島はまだ恵まれた方だ。例えば高校ならば、大島北・大島工業・奄美・大島・古仁屋と島内に5校ある。しかし、徳之島は3校だし、与論・沖永良部・喜界島にはそれぞれ1校しか無い。屋外スポーツともなると、船で出かけて雨でも降れば、お金は全くの無駄!
そして、新聞に載っているような、大きな大会となれば、もちろん試合は鹿児島本土だ。
昨日26日の試合に出るためには、多分24日に船に乗り、船中一泊。25日どこかで練習をして宿に1泊。そして26日の試合を迎えたに違いない。新聞によれば、ラグビーの大会なんて、福岡でやっている。飛行機の直行便は無いし、そもそも学校のスポーツはいかに安い手段で行くかなので、福岡へはまず鹿児島まで船、そしてそこから新幹線だ。この試合のために、いつ出発して、何時間かかったのだろう!
勝ったチームは、さらに宿泊延長、経費増大。勝てば勝つほど、懐は痛む仕組み...。
「中途半端に勝つくらいなら、1回戦で負けてきなさいよ!」
ケチなお母さんなら、思わず言ってしまいそう?!
そして、外でやるスポーツにとって、もうひとつの敵は天候。
今日鹿児島は雨、野球の大会は1日延期。そうなると、これまた1泊延長だ。夏の大会ともなると、台風もある。そうなると、あっという間に試合は数日延期。試合も無いのに、授業も出られず、宿泊費だけが増えてゆく...。
本当に、離島でスポーツをするというのは選手も大変だが、それを支える保護者も大変なのだなぁ~
で、昨日の結果だが、前述の通り、喜界高校は種子島実・新設種子島にコールド勝ち。
大島工業は吹上高校に3-5で負け。
沖永良部は3-2で川辺に勝ち。
...と、ここまではふむふむ...。
次が、びっくり大島高校 vs 大島北高!
なぁんと、同じ奄美大島同士の対決!(大島が8-0でコールド勝ち)
ああ、もったいないもったいない、本当にもったいない。もったいないったら、もったいない。
お金をかけて鹿児島へ行き、泊まって試合をする相手は同じ奄美の学校。片方は負けて奄美へ戻ってくる...。
これなら奄美の中で試合をしたらよいのでは?とも思いたくなるようなこの組合せ。新聞では2回戦となっているが、この組合せ表を見ると、ほとんど1回戦みたいなものだ。
甲子園では、確か1回戦では隣県同士は当たらないようなっていたのではなかったっけ。
鹿児島のスポーツの大会も、せめて初戦は同じ地区同士は当たらないようにという規定は無いのかな...。