空箱

なんとなく日々思った事&感じた事をためていこうかな・・・ヒトリゴトの箱!

新春歌舞伎

2006-01-22 | 舞台&コンサート
今日は、『新春浅草歌舞伎』に行ってきた

昨日の雪で、結局着物で行くのは断念したけど
汚れることを考えたら・・・諦めつくし

私が行った、第二部は、偶然にも年始挨拶が、中村獅童さんだった ラッキー

これから歌舞伎が始まります という、堅苦しいのではなく、締める所はきちんと締め、観客が和むように笑えることも言ったり、
舞台の簡単な説明があったりして、獅童さんらしさのでた挨拶だったなぁ~と思った。

演目は 『仮名手本忠臣蔵』五・六段目と、『蜘蛛絲梓弦』

『仮名~』は勘平が、中村勘太郎さんで、おかるが七之助さんだった。(第一部は反対らしいけど)
勘平の切腹の場面、凄かったなぁ~ 迫真の演技。七之助さんのおかる役(女形)は、やっぱり綺麗で、惚れ惚れしたわぁ~
更に、勘太郎さんと、芝喜松さんの掛け合いと言うのか、ググッと引き込まれて、切ない話に泣きそうになってしまった私・・・


『蜘蛛絲梓弦』は、最初の挨拶で、(期待してて下さいって)獅童さんが言ってた通り、最高でした。
驚きと、笑い、あの六変化、素晴らしい 最高です
そして、市川亀治郎さんのファンになってしまった
獅童さんも、七之助さんも、勘太郎さん等々若手の花形が勢揃いし、にぎやかな舞台で、いやぁ~ホント見に行って良かった

もぉ~大満足で、帰り道はかなりの興奮状態で、絶対、来年も行くぞって思いながら、
心の中で、「凄かった~」「いやぁ~最高だわ」とか思いながら帰って来たさ ←さすがに声に出すとヤバイ子になるしな

やっぱり日本舞踊続けとけば良かったなぁ~って、改めて思った。 今となっては仕方ないが

今日は、とても充実し、心の満たされた日だった

富良野

2006-01-03 | 
あぁ~ 富良野に行きたいよ~

そもそも、私が北海道に行きだしたのは、この宿に出会ったからで・・・
2003年の9月、従姉と海外旅行に行く予定だった。
でも、出発の1週間前にホテルのロビーに自爆テロがあって・・・
2度も同じホテルにはないんじゃん?って思っったんだけど

やだ~って 事になり、急遽キャンセル

9.11の1日前にハワイから帰国し、
9.11の10日後に、香港へ行った・・・
本土じゃないから、あの被害に巻き込まれるということは無かったと思うけど、
あの混乱を間一髪で逃れ、10日後に飛行機に乗り香港へ行くという、
怖いもの知らずなことをしているので、きっと大丈夫じゃん。
って思ったんだけど・・・

で、せっかく休暇取ったので、国内でどこかに行こうって事になり、
飛行機に乗りたいので、沖縄か、北海道(他にもあるだろ?
じゃんけんに勝って、北海道に決定~
スノーボードで、北海道のリゾートと呼ばれる主要スキー場は、制覇していたが、
空港⇔スキー場の往復だけで、観光的なことは一切してなくて、今回初

函館ー小樽ー富良野ー美瑛へ

従姉の彼氏が、北海道に詳しくて、北海道だったら、ホテル以外の宿に泊まれって言われて。
今まで、旅行と言えばホテルか旅館しか泊まったことがなかったので、インターネットで色々探して

でも、函館と小樽はホテルに泊まって、
富良野と美瑛はペンション?を選んだ。

普通に、システムが分からなくて、何?何?ここ何?これ何?
カギは?みたいな、本当に訳わかんなかった

従姉もそうだけど、友達にも、ここ数年の北海道旅に関しては、
旅事情を話していない。
  絶対に理解してもらえないだろうしね・・・ 
  (実際、自分でも意外な位ハマっているのが、可笑しくなる位で・・・)


私は・・・その年末、ぽっかり空いてしまい、海外にでも行こうかな~って思っていたら、さすがに母から禁止令が

で、北海道へ。 そこで、あの宿の事を思い出したのはナゼだかわかんないけど、
きっと心の中に、引っかかっていたんだと思う。

でも、国内を一人旅をするのが初めてで、更にホテルじゃないって事に結構ビビッて
その宿に電話して、「女一人でもいいですか?」って聞いたら、
「大丈夫ですよ~」って・・・

で、その年は富良野で年越しをしたの。

それが始まりで、私の生活は変わった・・・(大袈裟かっ

そこで初めて、この宿のシステムが分かった。
その宿で、沢山の友だちに出会い、色々教えてもらって、今の私があるのは、
あの宿に出会ったからだと思う。この数年間の出来事は、絶対今までの自分だったら、経験できなかったことばかり

今まで出会った人に、本当に感謝
「大丈夫ですよ~」って奥さんに言ってもらった事・・・
そして、かなり印象悪い客だったにもかかわらず、年末に行ったら、
「おかえり~」ってご主人が迎えてくれた事・・・
全てに感謝。

そして、そんな温かい宿には、素敵な人が集まる 

この宿が、私の旅の始まり・・・
あぁ~ また、おかえり~って言って欲しいな~